現代における「宗教と政治」を考える ・・・ 統一教会問題から見えてくるもの  ・・・ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-11-20T16:33:21+09:00 Peatix 関根和彦 現代における「宗教と政治」を考える ・・・ 統一教会問題から見えてくるもの  ・・・ tag:peatix.com,2023:event-3725176 2023-10-21T14:00:00JST 2023-10-21T14:00:00JST ベグライテン 10月例会 現代における「宗教と政治」を考える   統一教会問題から見えてくるもの 講師 島薗 進 さん(大正大学客員教授、上智大学グリーフケア研究所客員所員、東京大学名誉教授)日時 2023年10月21日(土) 14:00~16:30                                          (13:30から入室できます。)        (当日参加できない方は、事後録画配信をご利用ください。)場所:Zoomによるオンライン・ミーティングとして行います。   2022年7月8日に起こった安倍元首相の殺害事件をきっかけに、旧統一教会(現・世界平和家庭連合、旧・世界基督教神霊統一協会)が多くの人権侵害を生んできたこと、また、この教団が政治家と深い関わりをもってきたことが露わになった。その結果、かなり規模の大きいこの教団が解散命令を受ける可能性が高まっている。   どうしてこのような事態が生じたのか。歴史を顧みると、統一教会は早い時期から韓米日三国で激しい政界工作を行なってきた教団であることがわかる。ところが韓米、および他の諸国では厳しい批判を受け、1970年代から80年代にかけて、多くの被害者を生み出すような活動は行えなくなっていたことがわかる。日本は特別だった。   世界的に宗教が政治に大きな影響を及ぼし、その結果、民主主義が適切に機能しないような事態が生じている。日本の場合はどうか。日本の統一教会問題は、世界の政治と宗教の困難な問題に照らしてどのように捉えることができるのか。ともに考えていきたい。講師略歴: 1948年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程・単位取得退学。東京大学大学院人文社会系研究科・教授、上智大学グリーフケア研究所所長、現在はNPO東京自由大学学長。 専門は近代日本宗教史、宗教理論、死生学、生命倫理。主な著書:「日本人の死生観を読む」「ともに悲嘆を生きる』(ともに朝日新聞出版)、『いのちを“つくって〟もいいですか?』『宗教を物語でほどく』『なぜ「救い」を求めるのか』(ともにNHK出版)、「グリーフケアの時代」(共著、弘文堂)、『宗教学の名著30』、『神聖天皇のゆくえ』、『新宗教を問う』(ともに筑摩書房)、『教養としての神道』(東洋経済新報社)など参加費:一人 1,000円(入金後のキャンセルはご容赦ください。)申込み方法: このページの右側下部にある「チケットを申し込む」ボタン(橙色)をクリックして順に記入し、各自が選択された方法で事前にお支払いください。(当日参加できないので事後配信を希望する人は、アンケートにその旨記入してください。) コンビニからのお申込み・お支払いは10月20日(金)まで、クレジットカードを使用してのお申込み・お支払いは、10月21日(土)12:00までです。ZoomのURL:お申込み確認後、10月21日(土)13:00~13:30にZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。Zoomを利用されたことのない方は、使用方法をお伝えします。お申込み時にお知らせください。主催 : ベグライテン*              http://begleiten.org/             https://www.facebook.com/begleiten2              https://twitter.com/Begleiten2001          連絡・問合せ先:関根 090-9146-6667  k_sekine@f7.dion.ne.jp  *ベグライテンについて ベグライテンは、2001年7月に上智大学の社会人講座「死への準備教育~ホスピスボランティアとは~」(コーディネーターは、故アルフォンス・デーケン先生)の受講生が立ち上げた勉強会です。当初は終末期の患者にどのように寄り添うかについて学んでいましたが、学びの対象が介護、いじめ、引き籠り、自殺、貧困、犯罪被害と広がるにつれ、その背後にある社会、行政、政治の問題をも学ぶようになり、今では「ケアと公共を学ぶ会」に成長して来ています。   また、学んだことを活かすという観点から、2011年の東日本大震災の時には、有志を募って岩手や福島にボランティアに行きました。この中で原発の問題を取り上げるようになり、2015年の安全保障関連法の強行採決の時には国会周辺の抗議行動にも参加しました。こうして行政や政治に対しても、様々な陳情、提言、意思表示を行うようになり、文字通りケアと公共を学ぶ「市民の会」に成長して来ています。    ケアの哲学と公共哲学を学び身につければ、一人ひとりが豊かに個性を開き、発展させることのできる社会を築くことができると信じて、学び、活動しています。 ベグライテン(Begleiten)は、デーケン先生から教えていただいた「共にいる」、「寄り添う」「伴走する」を意味するドイツ語ですが、私たちはこの言葉を「苦しんでいる人の傍にいる」と訳して、会の基本的な精神を表す言葉として会の名前にしています。