失敗百物語 第五夜 〜「障害」と「表現」〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:36:05+09:00 Peatix 株式会社ここにある 失敗百物語 第五夜 〜「障害」と「表現」〜 tag:peatix.com,2018:event-371940 2018-05-10T19:00:00JST 2018-05-10T19:00:00JST 失敗百物語は、百名の「失敗」を聞くイベント。毎回2名のゲストにお越しいただき、それぞれの「失敗談」についてお聞きします。各回テーマ・話題を変え、話題提供・セッション(感想共有)・交流の3部制で行います。今回のテーマは「障害」と「表現」。何かを表現する、あるいは表現したいという願いは、実は大きな苦しみの中から立ち上がってくるものなのかもしれません。表現するという行為は、それほどに自身の心身と向き合うことなのだろうと思います。見てわかる障害、見てもわからない障害、聞いてわかる障害、聞いてもわからない障害。世の中には様々な障害があります。でも、障害とはなんなのでしょうか。だれに、どこに属しているものなのでしょうか。そして、障害ゆえに起こってしまった失敗は、どこにいくのでしょうか。当日は「障害」と「表現」、この二つのキーワードをベースにして、お二人のゲストと話題を展開していきたいと思います。ぜひ、多くのみなさんと共に「失敗」について考えていければ幸いです。-----わたしたちは、どうしてこのような企画をするのでしょうか?まずは、失敗を肯定・受容する文化をつくるためです。みなさんも失敗を嫌悪するような空気感や傾向を感じたことはないでしょうか。失敗には大きく2つのパターンがあります。それは、能動的な失敗と受動的な失敗です。前者は何かにチャレンジした結果としての失敗であり、後者は選択しなかった、あるいは行動しなかった結果としての失敗です。前者は褒められてもよいものとして捉えられることもあります。しかし一方で、後者も否定されるべきものではないのかもしれません。社会としてどのようにしてその部分を受け止めるのか、ということは重要なことではないでしょうか。失敗したら責められる、社会から脱落したら這い上がれない、常識から離れると叱責される。その固定観念をゆるやかに瓦解させていくことが1つめの目的です。2つめは、失敗から学ぶ文化をつくるためです。世の中には、成功事例から学ぶということが数多く行われていますが、実は失敗の事例はあまり注目されていない、というところに違和感を抱いています。何が原因で失敗したのか、どうすれば失敗を避けることができたのか、失敗から何を学ぶことができるのか。今、この時代において重要なことは、成功事例の片鱗を集めてそれらしいものをつくることではなくて、荒削りであっても「わたしとしての成功」をつくっていくことだと考えています。そしてそれは「失敗」や「成功」ということを超えて、わたしの人生を豊かにしてくれるものであると信じています。そして、この企画自体も百人の失敗談を聞く前に終了してしまう、という「失敗」が常に可能性として包含されています。でも、それでもいいのだと思います。いろいろな可能性を人間は抱えて生きています。ポジティブなものもネガティブなものもあります。だれかのバックグラウンドや可能性にもっと繊細になれると、あるいは優しくなれると、少しでも生きやすくなるのではと思っています。だんだんと回を経ることに趣旨がクリアになってきました。失敗や罪悪感、後悔や悲しみをケアし合う、そんな場になりつつあるように感じています。失敗だけではない、そんな「失敗百物語」の世界へようこそ。■日時2018年5月10日(木)19:00〜21:30■場所浄土真宗本願寺派 清光山 西正寺 尼崎市上坂部3-36-8JR塚口駅より徒歩8分程度■タイムテーブル・趣旨説明、自己紹介・ゲスト話題提供(ゲスト同士で聞き合う)・感想共有・コーディネーターとセッション・質疑応答・交流■話し手水木 たね(みずき たね)中学校演劇を機に演劇にのめり込む。大阪芸術大学短期大学部広報学科にて演劇を学び、卒業と同時に関西小劇場の世界にてフリーで活動を始める。2007年から現在まで、年間約4本ペースでアングラ、会話劇、エンタメ系芝居とジャンルレスに幅広く出演。近年ではモデルや自主製作映画に出演するなど、活動を広げている。幼少より身体にハンディキャップをもっているが、『ぼちぼちいこか』をモットーに人との出会い、役柄との出会い、わくわくすることを求めてマイペースに活動中。yu-ka兵庫県生まれ。アルバイトなどをきっかけに、大学生の頃ADHD(注意欠陥・多動性障害)の診断を受ける。同じ特性を持ちながら活躍する大人に出逢ったことをきっかけに、2016年に発達凸凹の『強み』に焦点を当てたメディア団体を立ち上げる。発達特性により視覚と聴覚能力のアンバランスさを持つが、聴覚を活かし、最近は音楽活動に力を入れている。発達凸凹に関する曲も製作。■聞き手丸川 正吾(まるかわ しょうご)某シンクタンク研究員。行政の計画作りを支援している。ワークショップが得意技。福岡県北九州市出身、現在は大阪在住。東京大学大学院修了後、森ビル株式会社に勤務。東日本大震災を契機に、被災地でのコミュニティを再建する米国NPOに転職。宮城県石巻市等で活動を行った後、現職。仕事と並行して「遊び」を通じたプロジェクト(オトナノコシカケ、丸川商事、まちラクティブ等)を押し進めている。藤本 遼(ふじもと りょう)1990年4月生まれ。兵庫県尼崎市出身在住。尼崎ENGAWA化計画代表。コンセプトは「あわいと余白のデザイン」。現在は、イベント・コミュニティの企画運営、会議・ワークショップのファシリテーション、対話・協働に関する研修など、場づくりやまちづくり、公共空間の活用に関する仕事・活動を行う。代表的なプロジェクトは、「amare(あまり)」、「尼崎ぱーちー」、「尼崎傾奇者(かぶきもの)集落」など。クリエイティブアウォード関西2015グランプリ受賞。「ソトコト」2017年3月号掲載。2017年12月5日「greenz」掲載。■参加費1,500円(ワンドリンク・お菓子付き)■定員30名■注意失敗というセンシティブな内容を扱います。写真などを投稿することは問題ありませんが、この場で話された内容は話し手の了承がない限り口外しないよう、よろしくお願いいたします。安全な場づくりにご協力のほど、よろしくお願いいたします。■お問い合わせ尼崎ENGAWA化計画(藤本)Email:fujimotoryo0410@gmail.com