シティズンシップ教育セミナー2023「改めて『教育』は誰のものか?を問う」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-11-28T12:03:53+09:00 Peatix 川中大輔 シティズンシップ教育セミナー2023「改めて『教育』は誰のものか?を問う」 tag:peatix.com,2023:event-3719103 2023-10-29T09:30:00JST 2023-10-29T09:30:00JST 社会の変化を受けて,教育はこう変わらねばならない。そうした議論は各所でなされ続けていますが,従来の教育が「時代遅れ」であるという感覚/認識が共有される中,教育論議の熱は常に高い状態であるように見えています。 そのような議論から,新たな方向性が見出されたり,具体的なカリキュラムが新たしくされていったりし,実際,教育現場を変化させることになっています。多角的かつ俯瞰的に変化の潮流を捉え,望ましい未来に向けての動きをどう創出するか,予測される危機的事態にどう備えるかといったことを考えて,教育のあり方を提示することは,確かに大人の責任の一つでしょう。  しかし,学び/育ちの当事者である子ども・若者の声はそうした議論の場でどれほど聴かれているでしょうか。また,議論の場を共にできているでしょうか。 こども基本法の施行を受け,今年6月に新たに決定された国の「教育振興基本計画」では,教育についての計画の策定やフォローアップの際に子ども・若者の意見を聴取して反映する必要性が地方自治体の教育委員会に対しても示されました。 子ども・若者と「教育」のあり方を考える場を共にすることは,これからの新たなスタンダードとなっていきそうです。 でも,具体像は見えてこないところもあります。具体化を詰めていこうとすると,どういう人々がその議論の場にいるべきなのか,そして,その人々がどの段階で,どのような形で議論に関与するべきなのか,といったことを決めていかねばなりません。これらのことを決めることは,改めて「教育」とは誰のものかを問い直すことにもつながってくるのではないでしょうか。 本セミナーの問題意識の背景はここにありますが,こうしたテーマをふわっと扱ってしまうと,抽象的でつかみどころのない議論に終始してしまう恐れもあります。 そこで今回は,子ども・若者と大人とが対等な関係を目指して協働していく,という方向の実践にまず絞り,そこから示唆を得るべく,箕面こどもの森学園を運営されているNPO法人コクレオの森の藤田さんをゲストにお招きします。  現場には答えの手がかりもあるでしょうが,向き合うべき問いの手がかりもあるでしょう。藤田さんのお話からどのような手がかりを得られるのか,一緒に探っていければと思います。 様々な方々と学びの場を共にできることを楽しみにしています。  よろしくお願いいたします。【日時】2023年10月29日(日)9時30分〜12時    (開場:9時15分 / 閉場:12時30分)【形式】Zoomで開催いたします。【登壇者】 ◎ゲスト:  藤田美保さん(認定NPO法人コクレオの森 理事長)  https://cokreono-mori.com ◎コメンテーター:  古田雄一さん(筑波大学 助教)  https://researchmap.jp/yuichifuruta/ ◎ファシリテーター:  川中大輔(シチズンシップ共育企画 代表 / 龍谷大学 准教授)  https://active-citizen.jp/【プログラム】 09:15 zoom開室 09:30 オープニング・チェックイン 09:50 セッション1「こどもと共に学びをつくるとは?」      :ゲストによる話題提供(藤田さん)      :話題提供に対するコメント(古田さん)      :質疑応答 10:50 休憩 11:00 セッション2「実践からどのような手がかりが得られるか?」      :セッション1を受けてのワークショップ      :ふりかえり 11:50 クロージング 12:00 閉会,アフタートーク(任意参加) 12:30 zoom閉室 *適宜休憩を含みます。【定員】30名程度(先着順)【対象】テーマに関心ある方はどなたでも歓迎いたします!【参加費】 ○一般:500円 ○学生・院生・高校生:無料【申し込み】 本サイトよりお申込みください。  ※申し込み締め切りは10月28日(土)18時でです。   締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。   <問合せ先>info■active-citizen.jp(■を@に変えてください)【主催】シチズンシップ共育企画<個人情報の取扱い>記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。