10/29(日)【無料講演会】モロビ大学第11回〜修復士の「見る」技術〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-11-28T15:00:08+09:00 Peatix 諸橋近代美術館 10/29(日)【無料講演会】モロビ大学第11回〜修復士の「見る」技術〜 tag:peatix.com,2023:event-3711190 2023-10-29T14:00:00JST 2023-10-29T14:00:00JST 『モロビ大学』とは、諸橋近代美術館が様々な専門家をお招きして開催するアートをより深く知るための講座です。この度、4年ぶりとなる対面での開催となります!! 展覧会はもちろんのこと、裏磐梯の美しい紅葉をあわせてお楽しみいただけるこの機会に、ぜひご参加ください! 今回は開催中の展覧会「ミュージアム・ワークス—みんなの知らない美術館」【会期:2023年7月15日(土)〜11月12日(日)】を記念して、諸橋近代美術館の所蔵作品をはじめ、全国各地の名品たちの修復を手がける森 直義 氏(森絵画保存修復工房 代表)を講師に迎え、知られざる作品修復の世界をご紹介します。修復士ならではの視点から「みる」作品の魅力に迫ります!【講師紹介】森 直義 氏1956年生まれ。1985年からベルギーに留学1993年 Ecole Nationale Supérieure des Arts Visuels de la Cambre保存・修復学科卒業1994年 森絵画保存修復工房を設立2009年から2015年まで 東北芸術工科大学 文化財保存修復学科 教授主な調査、修復作品に・オディロン・ルドン《グラン・ブーケ》(三菱一号館美術館)・クロード・モネ《睡蓮》(国立西洋美術館)・アルフォンス・ミュシャ《クオ・ヴァディス》(堺アルフォンス・ミュシャ館) 他、藤田嗣治、ジョルジュ・ルオー等、近現代美術を多数調査・修復。2016年の国立新美術館「ダリ展」出品のため、大作《テトゥアンの大会戦》を修復、展示を監修。また昨年、諸橋近代美術館所蔵作品のゴッホ、ダリなどを調査・修復。【講演会概要】本講演では、諸橋近代美術館の所蔵作品ダリ、ゴッホ、ルオーの修復を紹介し、どのように画家たちが作品を描いたか、考えます。後半では、特にルオーを取り上げ、アトリエで画家が何をしていたのか、解き明かしていきます。小さな亀裂にも意味がある。私たちの作品を「見る」技術が、モノに潜んでいる意味をどう掬い上げ、どう読み解くのか。「修復」の前に私たちがしていること、考えていることについて、精細な調査画像を示しながら話を進めます。