本の場 第47回 『本屋、地元に生きる』を著者・栗澤順一さんと一緒に読む ― 本で地域を豊かにするとはどういうことか | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-10-29T21:04:50+09:00 Peatix 今井太郎(本棚演算) 本の場 第47回 『本屋、地元に生きる』を著者・栗澤順一さんと一緒に読む ― 本で地域を豊かにするとはどういうことか tag:peatix.com,2023:event-3709344 2023-09-29T19:30:00JST 2023-09-29T19:30:00JST ★本の場月額サブスクリプションにメンバー登録★すると780円で毎月2~4回(今月は2回)ウェビナーに参加可能「本の場」2023年9月『本屋、地元に生きる』を著者・栗澤順一さんと一緒に読む ― 本で地域を豊かにするとはどういうことか2023年2月、岩手県のさわや書店で外商を担当されている現役書店員・栗澤順一さんが書かれた『本屋、地元に生きる』という本が出版されました。帯には、こんな文言が躍っています。 「外商」という立場で切り拓いた 新たな収益源と地域での存在価値ページを繰ると「はじめに」で、栗澤さんがこの本を書かれた動機が次のように綴られます。  書店といえば“お客さんを待つ店”というイメージが強いのだと思います。しかし、みずから何も動かず、ただじっとしているだけでは、地域ごとにある書店はシュリンクしていく一方です。  コロナ禍によって書店の危機意識はいっそう強くなりました。これまでどおりのやり方をしていてはどうにもならないと感じている人は決して少なくないはずです。  イベントの開催といったことに限らず、何かのアクションを起こしていかなければ先がないのではないか。  それが今回、この本で考えてみたいことでもあります。   (p.6)「本の場」ではこれまで、主に公共図書館や学校図書館に焦点を当てて、さまざまなユニークなやり方で図書館が地域に貢献するすがたを追ってきました。栗澤さんのこの本を読むと、普通の書店外商のイメージにまったく収まりきらないその活動や志が、図書館の理想のアウトリーチ活動のあり方にオーバーラップして見えてきます。地域を本で元気にするのは、図書館の専売特許でも何でもなく、むしろ書店だからこそできる取組みがこんなにたくさんあるんだということに、何度も繰り返し驚かされます。9月29日(今回は木曜日ではなく金曜日になります)の「本の場」ウェビナーでは、著者の栗澤さんをお迎えして『本屋、地元に生きる』の読みどころをみなさんと一緒に味読していきます。図書館も学校も書店も、拠って立つ地域そのものが豊かにならないと最悪消滅してしまうという点では、利害は或る意味一致しているはずです。そして、その地域が豊かになるかどうかと、その地域を豊かにしたいと本気で思っているプレーヤーの数や知恵と行動の量は、おそらく或る程度比例しているものだと思います。この本を既に読んでいる方も未だの方も、図書館員も書店員もその他出版関連の方も、栗澤さんの生の声で、“本に関わるすべてを扱う総合商社”の実像に接してみませんか。■メインスピーカー さわや書店 外商部兼商品管理部部長・栗澤順一さん※見逃し配信がございます。