第107回行動計量シンポジウム「WAIC/WBICの理論と実装:渡辺澄夫ベイズ理論への招待」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-11-28T18:31:27+09:00 Peatix 日本行動計量学会 運営委員会 第107回行動計量シンポジウム「WAIC/WBICの理論と実装:渡辺澄夫ベイズ理論への招待」 tag:peatix.com,2023:event-3702556 2023-10-29T10:00:00JST 2023-10-29T10:00:00JST 日本行動計量学会の第107回行動計量シンポジウムとして、既存のベイズ統計学を一般化した渡辺澄夫ベイズ理論の中核となる「WAIC(Widely Applicable Information Criterion」と「WBIC(Widely applicable Bayesian Information Criterion」について解説するセミナー型シンポジウムを開催します。 従来、モデルの評価を行う際に使われてきたAICやBICは、事前分布が混合分布である場合や、階層的な複雑な構造を持つ場合には、正しいモデル評価ができないという欠点がありました。これに代わって使われるようになってきたのが、真の分布、確率モデル、事前分布がどのような場合でも使うことができるWAICとWBICです。 理論的にも実験的にもWAIC、WBICはAICやBICより正確で望ましいことが示されていますが、理論基盤や本質を十分に理解している人は多くないのが現状です。 本シンポジウムでは、WAIC、WBICの理論的に解説するとともに、Rのrstanパッケージを使って実装方法についても紹介します。<開催基本情報>開催日時:2023年10月29日(日)10:00~18:30(1日間)開催方法:オンライン・リアルタイム配信(LIVE形式)/復習オンデマンド配信あり *終了後に動画の準備が整いましたら、約2週間、復習用のオンデマンド動画が申込者限定で公開されますので、当日、参加できない場合にも視聴可能です(動画配信は11月1日-14日を予定しています)。テーマ:「WAIC/WBICの理論と実装:渡辺澄夫ベイズ理論への招待」発表者:鈴木讓(大阪大学)、 清水裕士(関西学院大学)司会: 小杉考司(専修大学)参加費: 準会員(学生):無料、正会員(一般):無料、賛助会員(6名まで):無料     学生非会員:3,000 円、一般非会員:6,000 円 *チケットの種別によって販売期間が異なります。ご注意ください。 *チケット全体の販売期限は10月25日(水)午前10時で締め切ります。※10月26日17時までにご連絡いただいた方を除き、直前の販売も締め切りました。 *準会員、正会員、賛助会員は会員情報確認を行いますので、10月22日(日)午前10時までに必ずお申込みください(万一、期日を過ぎてしまった場合には、本ページの【主催者への連絡】からご連絡ください。直前問合せの期限は10月26日17時までとさせていただきます)。 *参加費の領収データは、Peatixシステムからダウンロードしてください。講義資料:pdfファイルを配布します。 *ただし、講義は、鈴木讓「渡辺澄夫ベイズ理論100問 with R/Stan」(共立出版)2023年9月12日発行に準拠して行われます。  くわしい内容を確認したい方は、各自ご用意いただくようにお願いします。  例えば、以下のAmazonや楽天ブックスなどをご利用ください。   Amazonのページ:https://amzn.asia/d/2RnQ1uB   楽天ブックスのページ:https://books.rakuten.co.jp/rb/17568436使用するソフトウェア:当日はRで説明します(Pythonは使用しません)。 *Rのrstanパッケージは、シンポジウムより前にインストールして、動作を確認しておいてください。注意事項: *1名の申し込みにつき、1アカウントでの参加が許可されます。許可なく、複数名での視聴、動画の撮影は行わないでください。 *チケット費用のお支払いと会員ステータスの確認が完了した方に対し、開催3日前の2023年10月26日(木)頃に講義への参加方法に関するメールをご登録アドレスにお送りします。申込時に必ず受け取り確認できるメールアドレスをご記入ください。 <発表者による内容紹介> 近年、階層ベイズやベイジアンネットワーク、深層学習におけるモデル選択や、ハイパーパラメータの最適化で標準的に利用されるようになってきたWAIC/WBICですが、「なぜAICでなくWAICなのか」と聞かれても答えられないのに使っている人が、ほとんどだと思います。そのため、データ分析の結果を上司やお客さんに聞かれて回答できなかったり、論文を投稿して査読者から指摘されてreviseできなかったりします。 「正則ではないのでWAIC」という答えは間違ってはいませんが、正則性の定義を正確に説明できる人は多くありません。また、定義を説明できても、本当にその問題が正則の条件を満たしているかいないかを確認せずに使っている人が大半です。正則でない問題にAICを適用するとどのような不都合が生じるか説明できる人となると、ほとんどいないが現状でしょう。 WAIC/WBICを正しく理解すれば、なぜ使うのか自信をもって答えることができるようになり、安心してデータサイエンスを進めることができます。 今回、WAICやWBICの本質をあまり難しいと感じずに学ぶことができるよう、鈴木讓「渡辺澄夫ベイズ理論100問 with R/Stan」(共立出版)に準拠して解説を行うセミナー型シンポジウムを企画いたしました。皆様のご参加をお待ちしております。~こんな方にお勧めします~・WAIC/WBICを使う予定で、RやStanの使い方を知りたい人・WAIC/WBICを使っているが、原理まで知りたい人・WAIC/WBICの数理を勉強して挫折した経験がある人<コース概要>本シンポジウムでは、WAIC/WBICの理論について平易に解説し、Stanによる実装方法などを紹介することで、手法の有用性を示す。前半では、正則でないとなぜAICは機能しないのか、WAICに置き換えるとなぜベイズになるのかを説明する。ベイズ統計学の基礎、統計モデル、KL情報量、フィッシャー情報量、正則性、漸近正規性、経験損失、汎化損失などの概念を導入した上で、AICを正当化するのと同様の手順でWAICを正当化する。さらに、正則性を仮定しない一般化に関する概要を述べる。また、BICと自由エネルギーを定義する。そして、WAIC/WBICの値を計算する際に、事後分布に従う乱数を多数発生させて事後平均を計算する、いわゆるMCMC(Markov連鎖モンテカルロ)が必要となる。後半ではMCMCの基本概念、およびその実現手段であるRのrstanパッケージの使い方、WAIC/WBICをどのように計算するかを示す。<前提とする知識と技能レベル>・数Ⅲレベルの数学的知識・Rの基本操作が出来ること(事前にrstanパッケージのインストールをお願いします)。<講義スケジュール(予定)>10:00~10:20 オープニング10:20~11:50 講義1 「なぜ・いつAICでなく、WAICなのか」 (鈴木)11:50~12:50 昼食休憩12:50~14:20 講義2 「AICのパラメータ数を2倍の学習係数におき換える」 (鈴木)14:40~16:10 講義3 「MCMCによるベイズ推定」 (清水)16:30~18:00 講義4 「Stanを用いたWAIC・WBICの計算」 (清水)18:00~18:30 質疑応答18:30 クロージング<イベントに関するお問い合わせ>※本ページ内「主催者へ連絡」からお問い合わせください。    <チケットシステム(ピーティックス)に関するお問い合わせ>https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/tickets/new営業時間: 平日10:00 ~ 18:00 (土日祝日、年末年始、GWを除く)----------------------------------------<第107回行動計量シンポジウム:実行委員会>芳賀麻誉美(大阪経済大学、日本行動計量学会運営委員長)小杉考司(専修大学)鈴木讓(大阪大学)清水裕士(関西学院大学)---------------------------------------- Updates tag:peatix.com,2023-10-26 09:18:44 2023-10-26 09:18:44 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1445427 Updates tag:peatix.com,2023-10-26 06:51:57 2023-10-26 06:51:57 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1445354 Updates tag:peatix.com,2023-10-26 02:06:11 2023-10-26 02:06:11 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1445130 Updates tag:peatix.com,2023-10-26 02:05:22 2023-10-26 02:05:22 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1445129 Updates tag:peatix.com,2023-09-23 01:24:34 2023-09-23 01:24:34 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1428107 Updates tag:peatix.com,2023-09-22 07:32:43 2023-09-22 07:32:43 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1427801