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産業用AI開発の知財・法務セミナー

Description

■ はじめに

 AI(人工知能)という言葉を聞かない日はないくらいですが、産業分野においても画像認識・生成、異常検知、顔認証、生体認証など一定の分野においては徐々に実用化が進んできました。にもかかわらず、AIの開発や保護、事故が発生した際の責任をいかにコントロールするか、などについてはまだ各社が試行錯誤している段階です。
 当事務所では昨年から「AIビジネス法務・知財セミナー」として東京・大阪・福岡などでセミナーを開催してきましたが、おかげさまで昨年1年だけで合計130名以上の方にご参加頂き、興味関心の高さを感じました。
 そこで、今年はもう少し範囲を絞り、より具体的なテーマに沿ったセミナーを実施していく予定です。
 具体的には「産業用AIの知財と法務セミナー」「ユーザ目線から読み解くAI・データ契約ガイドライン」「AIベンダ目線から読み解くAI・データ契約ガイドライン」「コンテンツ計AIの知財と法務セミナー~著作権法改正によりAI開発に大きなインパクト~」「医療用AIの知財と法務セミナー」などです。
 第1回目の今回は「産業用AIの知財と法務セミナー」を開催いたします。 

■ 当事務所のAIセミナーの特徴

 当事務所のAIセミナーの特徴は以下の3点です。
1 具体的な設例ベースのセミナー
 一般論について長々と説明するのではなく、具体的な設例に沿ってセミナーを行っていきます。また、事前に参加希望者の方から質問をお預かりし、セミナーにおいて回答するというコーナーも設けます。
2 過去の参加者からの高い評価
 過去のセミナー参加者の方からも以下のような高い評価を頂いています。
 「セミナー全体が、質問ベースドで組まれている点が素晴らしいと感じました。一般的な総論であればウェブで調べれば(セミナーほど詳しくではないにせよ)ある程度わかることが多いので、今回のように事例中心だと自分ごととして聴講することができました。ありがとうございました。」
 「AI利用の生成フェーズと成果物の利用フェーズを明確に分けた説明が大変理解しやすかったです。また、前提となる個人情報保護法、著作権法、特許法、不正競争防止法などを改めて理解することができました。自組織でのAI活用の際にどの部分が該当するのかイメージすることができたことが今回の成果でした。」

 「法律実務家の柿沼先生だけあって、AIビジネスを正確に要素分解されており、バズワードや曖昧模糊としたAIビジネスという言説が多い昨今においては、本当にわかりやすく正確な内容だったと感じました。「AIを創造する」領域と「AIを利活用する」領域、そしてそれぞれのバリューチェーンをモデル化しているところは、法律実務家でなくとも有用なフレームワークだと感じました。」

 他多数。
3 AI・データ契約ガイドライン検討委員による講義
 本セミナー講師の柿沼は、AIと法律・AIと知的財産について積極的な情報発信を行っており、2017年12月~2018年3月までは経済産業省の「AI・データ契約ガイドライン検討会」の委員も務めました。同検討会や作業部会においては、AI・データ・知財に豊富な実務経験と深い知識を持つ専門家が結集し、非常に充実した議論がなされました。
 同ガイドラインについては4月末から5月頭にかけてパブリックコメントに付され、5月末には確定する予定ですが、本セミナーでは可能な限り同ガイドラインに触れ、最先端の議論もご紹介したいと思います。

■ 主催:STORIA法律事務所

■ 講師:弁護士柿沼太一

■ 日時:2018年5月9日(水曜日)13:00~15:30(開場12:30)

■ 場所:TKP東京駅大手町カンファレンスセンター・カンファレンスルーム22F

 *セミナー終了後、15:45~17:45まで30分単位(全4コマ)でAIに関する個別相談会(無料)を実施します。ご希望の方はこちらからお申し込みください(先着順)。→※※申込は締め切りました※※


■ プログラムの内容(予定)

第1 AIと法律・知財に関する問題領域の概観~AIの適法な生成、保護、活用、法的責任~
第2 産業用AIの開発に関する法律問題
1 様々なデータ(個人情報を含むデータ、著作権を含むデータ、肖像権を含むデータなど)を利用してデータセットや学習済みモデルを生成する場合の問題点
2 産業用AIの開発と通常のシステム開発の相違点
3 ユーザが提供した生データを用いてAIベンダが開発した学習済みモデルは誰がどのような権利を持つのか。
4 AI開発における「材料・中間成果物・成果物」とそれらに関する「知的財産・知的財産権」の整理
5 AI開発契約における5つの交渉・合意ポイント
(1)プロセス・契約を分割する
(2)開発契約の内容を工夫する
(3)用語の定義を慎重にすりあわせる
(4)材料・中間成果物・成果物について、知的財産権帰属・利用条件について契約で何も定めていなかったらどうなるか、それをどのように契約で修正するか・放置するかを知っておく
(5)「権利帰属」にこだわらず「利用条件」で「実」をとる
6 具体的なAI開発モデル契約の簡単なご紹介
第3 AIの保護に関する法律問題
1 学習用データセット・学習済みモデルを保護する3つの方法(技術、契約、法律)
2 学習用データセットの保護
3 学習済みモデルの保護
(1) AIoTの場合
(2) AIaaSの場合
第4 AI活用による法的責任について
1 基本的な考え方
(1) AIが何らかの機器に搭載されて提供されている場合
(2) AIが純粋なプログラムとして提供されている場合
2 具体例
(1) コンテンツ生成AIが既存コンテンツと同一コンテンツを「偶然」生成したら
(2) 医療用AIが判断ミスをしたら

第5 質疑応答

■ セミナーで紹介・回答を予定している設問一覧

1 ユーザが提供した生データを用いて生成された学習済みモデルはユーザが独占的に利用できるのか、それともベンダが横展開できるのか。学習済みモデル内の学習済みパラメータについてはどうか。
2 ベンダから納品された学習済みモデルを用いてユーザが追加学習により生成した派生モデルをベンダは利用することが出来るか。
3 ユーザが提供した生データを用いて、ベンダは当初開発目的と異なる学習済みモデルを自己利用のために生成できるか。
4 AI生成の過程で発生した、データ処理や学習済みモデル生成に関するアイデア・ノウハウは誰のものか。
5 秘密保持契約を締結した上で受領した生データを利用して学習用データセットや学習済みモデルを生成することはできるのか。
6 ユーザから学習済みモデルを用いた出力の精度について一定の保証をするようにと強く要請された場合AIベンダはどのように対応すべきか
7 共同開発契約を締結した上で、先方から生データの提供を受けて当社においてモデルを生成することになっているが、生成されたモデルの帰属や利用方法についてどのような契約交渉をしたらよいか。
8 工場用ロボット操業用の学習済モデルを生成したうえでロボットに組み込んでメーカーX社に納品したが、X社の担当役員によりモデルごとロボットが持ち出されてZ社に持ち込まれ、Z社により同じモデルを組み込んだロボットが販売された。どのように対処したら良いか。
9 自社で開発した学習済モデルを組み込んだ自動運転車の販売開始後、当社の開発したモデルを搭載したものと見られる自動運転車がZ社より発売された。従業員等による不正流出があったとは思われないので、Z社は当社製の自動運転車を購入した上で蒸留行為などの解析行為によりZ社自身がモデルを生成したものと思われる。どのように対処したら良いか。
10 学習済みモデルがコピーされないように、クラウド上にモデルを置き、出力結果だけを提供するサービスを行っていたが、Z社が当社のサービスを利用して得た出力を利用して蒸留行為を行って別モデルを生成し販売しているとの情報が入ってきた。どのように対処したら良いか。
11 ユーザの提供データを用いてベンダが開発したAIを組み込んだシステムが誤作動をしてユーザに損害を与えた場合、誰が責任を負うのか。
12 AIの誤作動に備えて、AI開発契約・利用契約においてはどのような定めをすべきか。13 サザエさん風キャラ生成用AIを作成するためにサザエさんの全てのキャラクターと全ての漫画作品をデータととして用いて学習済モデルを生成した。完成したAIをWEBサービスとして公開し、利用者Aがキャラ作成の指示をしたところ、偶然「アナゴさん」に酷似したキャラクターが生成された。この場合、Aは当該キャラを利用できるのか、またAIをWEBサービスとして提供している事業者は何らかの責任を負うのか。
14 医師が利用した診察AIが提示した治療方法にミスがあり、その治療方法に従って治療をした結果、重篤な後遺障害が残ってしまった場合に医師やAIメーカーは患者に対して責任を負うのか。
15 医師が利用した読影AIがガンを見落とし、その後ガンが発見された際には既に治療のしようがない手遅れ状態になった場合に、医師やAIメーカーは患者に対して責任を負うのか。

Updates
  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff#335793 2018-05-08 06:18:59
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Wed May 9, 2018
1:00 PM - 3:30 PM JST
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Venue
TKP東京駅大手町カンファレンスセンター・カンファレンスルーム22F
Tickets
一般 SOLD OUT ¥10,000
Venue Address
東京都千代田区大手町1-8-1 Japan
Organizer
STORIA法律事務所
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