ほっちのロッヂ × アート・トーク #5「生きる・あそぶ・表現する~障害福祉・医療的ケアの現場と共にまなぶ舞台芸術マネジメント講座」【Ⅲ】 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-10-29T20:34:36+09:00 Peatix hotch-pr ほっちのロッヂ × アート・トーク #5「生きる・あそぶ・表現する~障害福祉・医療的ケアの現場と共にまなぶ舞台芸術マネジメント講座」【Ⅲ】 tag:peatix.com,2023:event-3696652 2023-09-29T19:00:00JST 2023-09-29T19:00:00JST #ほっちのロッヂ × アートトーク! ケアの現場と隣り合いながら文化芸術活動に取り組む「ほっちのロッヂ」。ケアの現場でどういう風に実践を積み重ねているのか。ケアの現場でアート活動に取り組むことにはどんな意味があるのか。私たちの活動をリアルタイムでお伝えしながら、全国各地・世界各地の取り組みとつながるトーク企画です。2023年のテーマは「障害福祉・医療的ケアの現場と共にまなぶ舞台芸術マネジメント」。全5回の講座を通して、福祉・医療の現場で交わされていることばと、舞台芸術の現場で蓄積されている試みが、どこで交わり、共にすることができるのかを探っていきます。制作現場をインクルーシブにすることに関心のある文化芸術関係の方はもちろん、イベントづくりやアート連携に関心のある医療福祉現場の方、ますます多様性が求められている保育・教育現場の方にもきっと学びになるシリーズです。<年間予定>※詳細は末尾にあります。 2023年6月「たのしく活動するために リスク vs 楽しさ、どっちをとる?」 2023年8月「みんなで活動するために グローバル&ローカル実践報告」 2023年9月「インクルーシブからレジリエンスへ あそびの世界を取り戻せ!」 2023年11月(予定)「豊かな表現のために ケアと表現の交わる場所へ」 2024年3月(予定)「つながるサーカスキャラバン2023 実践報告」 #5 インクルーシブからレジリエンスへ あそびの世界を取り戻せ! 3回目の講座は、医療とデザインの分野から「社会包摂(インクルージョン)」について考えていきます。近年、文化芸術の分野でも注目されるようになっている、社会的包摂やアクセシビリティという観点からも示唆に富む対話になるはず。提題は、医療法人社団オレンジ理事長/ほっちのロッヂ共同代表の紅谷浩之より行います。 ER救急、地域診療所を経て福井県福井市に在宅医療診療所を開設。地域で長らく活動する中で、呼吸器や胃ろうなど医療的ケアと共に生きる子どもたちが、自分らしく日々の生活を送り、時には挑戦し、社会の中で生きていくために必要な環境を探り続けています。ゲストには、株式会社ジャクエツの田嶋宏行さん。田嶋さんは、遊具と遊び場のデザイナーとして遊具や公園の設計に関わる中で「どうしたら障害のある子もない子も一緒に遊ぶことができるようになるのか」に関心を持つようになり、2020年に福井県にあるOrange Kids’ Care Lab.を視察。現場でのリサーチを経て、今年2023年、障害の有無に関わらず遊べる遊具シリーズ「RESILIENCE PLAYGROUND」を発表しました。 ▼田嶋さんがこれまで設計に携わった遊具たち二人によると、インクルーシブ遊具という言い回しにはどうしても「障害のある子も入れてあげよう」という視点がつきまとう。この視点に立つと、車いすでも遊べる遊具、軽度知的障害の子でも遊べる遊具、視覚障害の子も遊べる遊具・・・と、無限に「障害のある子」と「ない子」の間に差が生まれていってしまう。レジリエンスは、困難があっても元の状態に戻れる柔軟性、耐久性として注目を集める概念。紅谷によるとレジリエンスは「もともと皆のもっている力を引き出すやさしいエネルギー」。この視点に立って、レジリエンス遊具は「個々の子どもたちのできることを引き出し、個性を伸ばしていく遊具」として開発されました。▼RESILIENCE PLAYGROUNDそもそも、子どもたちは障害の有無に関わらずに遊べるし、「誰でも遊べる遊具」なんて考えてみれば当たり前。当日は、開発にまつわるストーリーを交えながら、「インクルーシブ」な視点の先にある世界について、思いをはせてみます。私たちがおとなになって忘れちまった、誰もが楽しめる「あそびの世界」を暮らしやケア、表現の世界にも取り戻そう。皆さんとのディスカッションを楽しみにしています。 #イベント詳細 日時:2023年9月29日(金)18:30開室 19:00開始 20:30終了予定 場所:オンライン(配信URLはお申込み後にお知らせします) 定員:50名 参加費:(1回ごと)2,500円/回 (3回通し券)6,000円/回※1回あたり500円ずつお得!カンパ:オレンジキッズケアラボの取り組みに共感した方は、ぜひ応援を! 500円/1口※参加申込〆切は2023年9月29日(金)18:00までです。※カンパ〆切は2023年9月30日(土)19:00までです。 登壇:紅谷浩之(医療法人社団オレンジ理事長/ほっちのロッヂ共同代表)   田嶋宏行(株式会社ジャクエツ)   司会 唐川恵美子(医療法人社団オレンジ ほっちのロッヂ) スケジュール:19:00- 主催者より挨拶、登壇者紹介19:10- 提題・紅谷浩之19:40- 休憩19:45- 実践報告・田嶋宏行20:15- ディスカッション、質疑応答20:30  終了予定※イベント終了後、登壇者との交流タイムを30分程度設ける予定です。 登壇者プロフィール:紅谷浩之▶医師 / 医療法人社団オレンジ理事長・ほっちのロッヂ共同代表福井市出身。ER救急、地域診療所を経て2011年、福井市に在宅医療専門の「オレンジホームケアクリニック」開設をきっかけに、その後医療的ケア児の活動拠点「オレンジキッズケアラボ」、元気なうちからつながるクリニックとカフェとフィットネスジムの一体施設「つながるベース」、軽井沢に「ほっちのロッヂ」なども開設。提供する医療のテーマは「白い建物を飛び出して白衣を脱いだ医療者は、どんな顔して地域に佇むべきか」。最近取り組んでいるのは、医療的ケア児、在宅医療、人生会議、まちづくり。目指すは、誰もが病気や障害を持ちながらでもハッピーに暮らせるまちづくり。地域社会での医療の役割を考え直したいと思っている“脱医療”を掲げた医療者です。田嶋宏行▶遊具と遊び場のデザイナー / 株式会社ジャクエツ静岡県浜松市出身。京都造形芸術大学プロダクトデザイン学科卒業。2015年株式会社ジャクエツに入社。スペースデザイン開発課という部署にて、遊具や遊び空間のデザイン・設計を担当。2019年 アルミ製遊具「PLAY COMMUNICATION」にてグッドデザイン賞受賞、キッズデザイン賞 受賞2023年 9月に紅谷先生と一緒に立ち上げた障がいの有無に関係なく遊べる遊具シリーズ「RESILIENCE PLAYGROUND」がキッズデザイン賞を受賞。2023/9/6に長女が生まれたばかり。名前は菫ちゃんです。 #もっと気になる方に ▶ つながるサーカスキャラバン2023…ソーシャルサーカスに取り組む金井ケイスケ率いる「ジャグリング・ドット・信州(JDS)」と共にお届けするサーカス舞台。今年は市民から「つながるキャスト」を募り、共に創り上げます。▶ オレンジキッズケアラボ主催「軽井沢キッズケアラボ」…子どもたちのゼロイチ体験を通して、ケアされるだけの日常では味わえないチャレンジや表現のきっかけづくりをしています。▶ 株式会社ジャクエツ…ゲストの田嶋さんが勤める、福井県敦賀市にある遊具メーカーです。▶ トークイベント詳細(予定)2023年6月「たのしく活動するために リスク vs 楽しさ、どっちをとる?」【終了しました】…舞台芸術・保育現場での事例から「障害」のとらえ方や実践の工夫についてまなびます。2023年8月「みんなで活動するために グローバル&ローカル実践報告」【終了しました】…フランスにおけるソーシャルサーカスの取り組みと、福井県での取り組み「みんなで舞台に立とう!」を紹介します。2023年9月「インクルーシブからレジリエンスへ あそびの世界を取り戻せ!」…医療法人社団オレンジ理事長/ほっちのロッヂ共同代表である紅谷浩之と共に、インクルーシブな世界の先に描く「共に生きる世界」に思いを馳せてみます。2023年11月(予定)「豊かな表現のために ケアと表現の交わる場所へ」…(調整中)表現がケアになる・ケアが表現になる実践例をもとに、多様な人がケアに関わり、クリエイティブな現場としてケアをとらえる可能性について考えます。2024年3月「つながるサーカスキャラバン2023 実践報告」…「つながるサーカスキャラバン2023」の実践報告と、得られたまなびについて発表します。▶ クレジットこのトークイベントは「つながるサーカスキャラバン2023」の一部予算で運営されています。主催:文化庁・医療法人社団オレンジ「令和5年度障害者等による文化芸術活動推進事業」制作:医療法人社団オレンジ運営:ほっちのロッヂ、一般社団法人Orange Kids' Care Lab.、ジャグリング・ドット・信州(JDS)監修:ソーシャルワークとしての芸術文化研究所後援:長野県教育委員会、信州アーツカウンシル、松本市、安曇野市教育委員会、軽井沢教育委員会、佐久市教育委員会、松本市教育委員会