2023年10月28日(土)13:00 - 17:00開講「清水ゼミ」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-11-27T17:01:27+09:00 Peatix 株式会社空気を読むを科学する研究所 2023年10月28日(土)13:00 - 17:00開講「清水ゼミ」 tag:peatix.com,2023:event-3692934 2023-10-28T13:00:00JST 2023-10-28T13:00:00JST ■主催株式会社空気を読むを科学する研究所HP:https://www.microexpressions.jp/■受講要件本講座をご受講して頂くためには、次の二つの要件が必要となります。受講要件を満たしているかどうか確認の上、申込手続きをして下さい。①空気を読むを科学する研究所の講座を12時間以上受講された経験のある方②認定FACSコーダーの方■スケジュール2023年10月28日(土)、2023年11月25日(土)、2023年12月23日(土)、2024年1月27日(土)、2024年2月24日(土)、2024年3月23日(土)の6日間コース各回:13:00~17:00※講座終了毎に講座を収録した動画を受講生限定YouTubeページにアップします。講座の復習や講座をお休みされた場合にご利用下さい。閲覧期間は、次の講座日の前日までとなります。■定員リモート受講定員(Zoom):5名程度対面教室受講定員(株式会社空気を読むを科学する研究所):5名■開催場所Zoomでのリモート受講、あるいは、株式会社空気を読むを科学する研究所(東京都港区虎ノ門5丁目1番5号メトロシティ神谷町7階)での対面教室受講を選択頂けます。リモート受講の場合、Zoom及びインターネットが使用できる環境かつPCをお持ちならどこからでもご受講できます。なお、不可抗力な事態が生じた場合や対面教室の会場の事情で、会場の変更(弊社付近の会議室)、あるいは、対面での講座を中止し、リモートに切り替えさせて頂く場合がございます。■講座料金①リモート受講:110,000円(税込)②対面教室受講:110,000円(税込)※一度お支払いされた講座料金は、天災などの不可抗力な事態を除いて、返金対応できません。ご了承ください。■ご受講に際しての禁止事項講座内で使用している静止画・動画の権利は、株式会社空気を読むを科学する研究所に帰属します。無断転載を禁じます。また、講座の内容を録音・録画することを禁止するとともに、有償無償を問わず、本講座受講生以外の第三者に、 再複写・頒布・公開することを禁じます。■目的本講座は、表情分析のプロになるために、あるいは、表情分析のプロとしてあり続けるために必要な道しるべを示させて頂くことを目的としています。表情分析のプロは、表情分析に関わる心理学の先行研究を知っています。換言すれば、表情分析を用いることで、現時点でわかっていること、可能なこと、わかっていないこと、不可能なことに自覚的であるということです。またプロは、表情分析の知識とスキルとを自身の専門分野や職務内容、その他、日常経験と有機的につなげ、新たな知見を生み出せる能力のある者だと考えます。そのために必要なことは、古典的著作から最新の論文を通じて先人たちの知見を学び、主観的な日常体験を客体化し、それらを相互に作用させるような思考力と行動力を持ち続けることです。ときに先行研究の知見が私たちの思考の枠組みを変えてしまうこともあるでしょう。ときに私たちの経験が先行研究の知見に再検討を迫ることもあるでしょう。一つの学問を追求することで人生が変わる、全方位的に人間存在を理解したくなる、そんな体験を共有できればと思います。■背景本講座は、様々な職業・人生背景を持つ認定FACSコーダーが集まり、情報交換をし、知識とスキルを磨き続ける場です。コーダーの中には、研究者や大学生(大学院生)だけでなく、公務員、一般企業にお勤めの方と様々です。ご自身の専門分野、職務経験、その他日常の体験においてFACSの知識とスキルがどう活かされるか?どんな工夫があり得るか?ということを共有していきたい・共有して頂きたいと思います。大学の研究室では実現が難しいリアルな学問追求の場を受講生のみなさまと共に作り上げたいと思います。■講座内容及びカリキュラム本講座は、人間心理をより深く探究・理解するために、感情心理学及び表情分析を中心とする諸科学及び方法論を学びます。カリキュラムの詳細は受講生の皆さまの声に応じて構成されますが、核としては次の4つから成ります。①時事問題分析・ディスカッション➡時事的に起きる事件やニュースを題材に人間を理解するトレーニングをします。②重要書籍・論文輪読➡感情心理学が表情分析に関する古典的著作から最新の検証論文、レビュー論文を読みます。講師が指定する論文だけでなく、受講生のみなさまの関心に応じて論文を選択して頂き、発表して頂きます。③FACSの研究➡認定FACSコーダーは、コーダー資格を得てから、さらなる精度を求めて、表情分析及び感情推定を行い続ける必要があります。FACSマニュアル(及びその使用法)について深い理解をする必要があります。空気を読むを科学する研究所所有の実験動画などを用いて表情分析スキルを磨いたり、FACSマニュアルの活用法についてディスカッションします。④受講生の発表➡受講生自らの関心に応じた題材を発表して頂きます。なお、海外の最新の感情心理学、表情分析及び関連分野の学びの機会として、Humintell社が提供するプログラムMatsumotoメソッド™を適宜、導入します。どんなプログラムを導入するかは、プログラムの開講タイミング及び受講生の皆さまの関心に応じて変わります。Humintell社プログラム購入費用は、本講座の受講料に含まれています。■2023年10月期のテーマ2023年10月期は、「様々な表情を科学する」がテーマです。高齢者の表情を科学する、共感を科学する、子どものウソと表情、表情を隠すことと作ること、犯罪意図と非言語行動を題材に関連論文を読み理解を深め、動画分析を行い、実践力を養成します。具体的には、次の通りです。Lesson1 高齢者の表情を科学する内容:若者の表情に比べ、高齢者の表情を読みとることは、難しいということがわかっています。主な原因として、加齢に伴い生じたしわが表情の表出を隠す、あるいは、加齢に伴い表情を動かす力が衰えることで表情がわかりづらくなる、と考えられています。課題論文の研究では、前者、あるいは後者のどちらが、高齢者の表情を読みとることを困難にしているかを検証しています。論文及びエクササイズを通じて、高齢者の表情を読む方法を学びます。課題論文:Grondhuis, S. N., Jimmy, A., Teague, C., & Brunet, N. M. (2021). Having Difficulties Reading the Facial Expression of Older Individuals? Blame It on the Facial Muscles, Not the Wrinkles. Frontiers in psychology, 12, 620768. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2021.620768 Lesson2 共感を科学する内容:患者の苦悩に共感し過ぎる医師は、効果的な治療を施すことが出来ず、子どもの問題を深刻に背負い込んでしまう親は、子どものニーズを適切に満たすことが出来ない。こうしたことが先行研究からわかっています。苦しむ他者に適切に対応するためには、自他を適切に区別し、共感することが重要なのです。課題論文の研究では、自身とは状態が異なる他者に共感を抱くとき、自己中心的なバイアスをいかにコントロール出来るかということを検証しています。論文及びエクササイズを通じて、適切な共感とは何か、どうすれば共感力が身に付くのかを学びます。課題論文①:Kameda, T., Murata, A., Sasaki, C., Higuchi, S., & Inukai, K. (2012). Empathizing with a dissimilar other: the role of self-other distinction in sympathetic responding. Personality & social psychology bulletin, 38(8), 997–1003. https://doi.org/10.1177/0146167212442229 課題論文②:Rosenberg, E. L., Zanesco, A. P., King, B. G., Aichele, S. R., Jacobs, T. L., Bridwell, D. A., MacLean, K. A., Shaver, P. R., Ferrer, E., Sahdra, B. K., Lavy, S., Wallace, B. A., & Saron, C. D. (2015). Intensive meditation training influences emotional responses to suffering. Emotion (Washington, D.C.), 15(6), 775–790. https://doi.org/10.1037/emo0000080Lesson3 子どものウソと表情内容:子どものウソを見抜くことは出来ますか?課題論文の研究では、観察者が、表情を手がかりに、子どもが話す真偽をどの程度見抜くことが出来るかを、2つの実験から検討しています。実験1では、観察者は、スロースピード、あるいは、ノーマルスピードの映像を観て、真偽を判断します。実験2では、観察者は、子どもの表情全体が映し出された映像、あるいは、子どもの表情が部分的に隠れた映像を観て、真偽を判断します。子どものウソはどのような表情として表れるのでしょうか。論文及びエクササイズを通じて、子どものウソを推測する方法を学びます。課題論文:Swerts, Marc & Doorenmalen, Anniek & Verhoofstad, Lynn. (2013). Detecting cues to deception from children's facial expressions: On the effectiveness of two visual manipulation techniques. Journal of Phonetics. 41. 359-368. 10.1016/j.wocn.2013.07.003.Lesson4 表情を隠すことと作ること内容:良好な人間関係を形成したり、維持するには、自身の表情を隠したり、他者の表情を読んだりする能力が必要です。しかし、両者の行為は、相反する可能性があります。そこで課題論文の研究では、表情を抑制する、あるいは、表情を模倣することが、他者の表情を読む上でどのような影響を及ぼすかを検証しています。課題論文:Schneider, K. G., Hempel, R. J., & Lynch, T. R. (2013). That "poker face" just might lose you the game! The impact of expressive suppression and mimicry on sensitivity to facial expressions of emotion. Emotion (Washington, D.C.), 13(5), 852–866. https://doi.org/10.1037/a0032847Lesson5 犯罪意図と非言語行動内容:単一の非言語行動に比べ、複数の非言語行動を加味した方が、真偽判定の精度を高めることが先行研究からわかっています。しかし、先行研究の対象となった真実あるいはウソの供述は、すでにされた行為に関するものです。課題論文の研究では、まだされていない行為、すなわち、意図に関する真偽、より具体的には、犯罪(実験用の模擬犯罪)を実行する意図があるのか、あるいは、ないのかを、単一の非言語行動と複数の非言語行動から判定し、どちらの方が真偽判定の精度を高めることが出来るのかを検証しています。論文及びエクササイズを通じて、犯罪意図を推測する方法を学びます。課題論文:Matsumoto, D., & Hwang, H. C. (2020). Clusters of nonverbal behavior differentiate truths and lies about future malicious intent in checkpoint screening interviews. Psychiatry, Psychology and Law. Advance online publication. https://doi.org/10.1080/13218719.2020.1794999Lesson6 発表会内容:受講生の皆さまに今期の学びを生かした個人発表をして頂きます。課題論文:なし。 毎回関連論文を読み、理論の理解を深め、動画等を用いた表情分析をし、実践力を高めます。積極的なご参加お待ちしております。■担当講師清水建二(しみず・けんじ)株式会社空気を読むを科学する研究所代表取締役防衛省研修講師特定非営利活動法人日本交渉協会特別顧問日本顔学会会員1982年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、東京大学大学院でメディア論やコミュニケーション論を学ぶ。学際情報学修士。日本国内にいる数少ない認定FACS(Facial Action Coding System:顔面動作符号化システム)コーダーの一人。微表情読解に関する各種資格も保持している。20歳のときに巻き込まれた狂言誘拐事件をきっかけにウソや人の心の中に関心を持つ。現在、公官庁や企業で研修やコンサルタント活動、犯罪捜査協力等を精力的に行っている。また、ニュースやバラエティー番組(「チコちゃんに叱られる」「ホンマでっか!?TV」など)で政治家や芸能人の心理分析をしたり、刑事ドラマ(「科捜研の女 シーズン16・19」)の監修をしたりと、メディア出演の実績も多数ある。2017年以降は、活動が海外からの注目も集め、日本国内に限らず、活動している。近著に『裏切り者は顔に出る-上司、顧客、家族のホンネは「表情」から読み解ける』中央公論新社、『一瞬の微表情から心を読む方法―人生を変える表情心理学』さくら舎がある。推薦のことばKenji Shimizu is an expert in the Facial Action Coding System and microexpressions. He is a critical thinker and voracious consumer of the science of nonverbal behavior. His company, the “Institute for Science and being Sensitive to the Situation,” has been loyal Humintell affiliates since 2014. As an official re-seller of Humintell online training products for the past six years, Mr. Shimizu has improved the interactive capability of both Japanese executive professionals and corporations as a whole. I highly recommend him and his company for consulting, resource development as well as training in nonverbal communication and microexpression analysis with no hesitation.David Matsumoto, Ph.D. Director of HumintellProfessor of Psychology, San Francisco State University Updates tag:peatix.com,2023-09-11 14:25:09 2023-09-11 14:25:09 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1422234