JCCMヘルスケア実践セミナー2023 in 札幌 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-11-07T13:01:27+09:00 Peatix 臨床CBDオイル研究会 JCCMヘルスケア実践セミナー2023 in 札幌 tag:peatix.com,2023:event-3689193 2023-10-08T09:30:00JST 2023-10-08T09:30:00JST 2022年4月に東京からスタートした「JCCMヘルスケア実践セミナー」2022年9月の博多での開催、同年11月の大阪での開催、今年4月の東京、6月名古屋での開催に続きこの度北海道での初開催が決定致しました!「臨床CBDオイル研究会」が主催するCBDについての学びのセミナーです。医療の現場でCBDを使用する医師だからこそ分かるお話を存分に聴くことができる大変貴重な機会です。※臨床CBDオイル研究会とは?日本におけるカンナビノイド医療の普及をミッションとし、 2018年6月に発足した医師・歯科医師・獣医師590人超の国内最大のカンナビノイドの医療専門家グループです。-CBDオイルとは?―Q. そもそもCBDオイルとはどんなものですか?-CBD(カンナビジオール)は大麻草からみつかった薬効成分です。人類は大麻草を薬として数千年にわたり使っていました。それがアメリカによる政治的な理由で「まったく医療的用途のない麻薬」とされ、日本でも戦後の占領下で禁止となりました。しかしそのアメリカでは、事情が大きく変化してきています。その理由は、難病から日常的な不調まで、他の治療では代えがたい効果があることが再認識されてきたからです。Q. 大麻草に含まれる成分が、医療用として非常に効果があるということがわかってきたのですか?-大麻草には多くの成分が含まれますが、薬効の中心はカンナビノイドというポリフェノールです。THC(テトラヒドロカンナビノール)とCBDは代表的なカンナビノイドであり、特に研究が進んでいます。実はTHCと同じものはヒトの体内で作られています。これは「内因性カンナビノイド」と呼ばれる私たちの体にとってとても重要なものです。これが作用するカンナビノイド受容体というのは、実は人間の脳でもっとも数が多い受容体なのです。神経系や免疫系に広く分布し、人間の神経や免疫をコントロールする重要なシステムを構築しています。これはエンドカンナビノイドシステム(ECS)と呼ばれています。Q. どうしてTHCではなく、CBDオイルを使うのですか?-THC成分は、現在まだ日本では法的に規制されています。またTHCは作用が強いですから、THCだけのオイルを作っても健康ツールとしては望ましいものではありません。大麻の全草成分をオイルにしたものは「フルスペクトラム」と呼ばれますが、これはCBDをはじめとした多くの成分と一緒に、THCがほんのちょっと入っているというものです。医療的には、この「フルスペクトラム」がもっとも効くことは事実です。しかし、CBDを中心とした他の大麻草成分だけでも素晴らしい効果があります。内因性カンナビノイドと同様の働きをするTHCが入らなくとも、CBDを中心とした他の成分が、私たちの体で神経や免疫の働きを制御しているエンドカンナビノイドシステムの機能を底上げしてくれるのです。Q. エンドカンナビノイドシステムが神経や免疫のはたらきを指揮しているようなイメージでしょうか?-たとえば神経の過剰活動が起こると、シナプスという神経と神経のつなぎ目で神経伝達物質が大量に放出されます。すると、この過剰な刺激の受け手側の神経から内因性のカンナビノイドが分泌され、それが放出側の神経にあるカンナビノイド受容体に結合します。そうするとシャワーの蛇口を絞るように、脳内で放出されている神経伝達物質の過剰な放出がスーッとおさまるのです。免疫細胞にもカンナビノイド受容体がありますので、同様に免疫の過剰活動を調整しています。神経系や免疫系のコントロールがとれなくなると、多くの不調が生じます。神経の過剰興奮というと「てんかん」が代表的ですが、薬が効かない難治性てんかんの治療薬としてCBDオイルは使われています。不眠、不安、イライラ、かんしゃく、気分の落ち込みなどにももちろん効果が期待できます。免疫系の過剰活動である自己免疫疾患や炎症を伴う多くの疾患にも応用できるでしょう。もちろん、さまざまな痛みにも効果があります。-講師陣略歴-飯塚 浩メディカルストレスケア飯塚クリニック 院長精神科医、精神科専門医臨床CBDオイル研究会 代表日本オーソモレキュラー医学会理事PAPT(頭頂部鍼療法)研究会理事鳥取大学医学部精神神経医学部教室に入局後、難治性うつ病、躁うつ病を中心とした特にストレスホルモンを軸にした研究に従事。難治性病態の治療の傍ら、漢方や心理療法などにも積極的に取り組む。平成8年より家族機能研究所・さいとうクリニックにおいて、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待、家庭内暴力などの家庭問題、アルコール薬物問題、摂食障害、ギャンブル、買い物依存、借金など多数の嗜癖問題、災害や犯罪被害によるPTSDなどの問題の臨床と研究に同クリニック副院長として取り組む。平成11年より鳥取大学医学部附属病院に戻り、同大学病院心理療法室の主任などを経て、平成13年4月よりメディカルストレスケア飯塚クリニックを開院。一般的な精神科薬物療の工夫にとどまらず、オーソモレキュラー栄養療法、遺伝子栄養療法、漢方、頭鍼治療(PAPT)、カンナビノイド医療などを用いて臨床的成果を上げており、専門家向けセミナー、講演などで積極的に情報発信を行っている。2018年6月より、臨床CBDオイル研究会の代表として、日本におけるカンナビノイド医療の普及に向けた活動を行っている。同研究会は現在500名以上のドクターを擁する日本最大のカンナビノイド医療の専門家グループに成長している。著書:「小さな町の精神科の名医が教える メンタルを強くする食習慣(アチーブメント出版)」代表的な講座(本邦初の包括的なカンナビノイド医療のオンライン講座):『CBDドクター講座BASIC』(ドクター向け)『CBD認定アドバイザー講座』(非ドクター向け)三浦 哲哉幹細胞培養上清液治療クリニック(Miraclinic)院長1992年 平成4年  北海道大学医学部を卒業                           同学部第二外科に入局1997年 平成9年  北海道大学医学部大学院癌研究所遺伝子制御部門に進学し、癌の遺伝子治療研究を行なう2001年 平成13年 宮の沢総合クリニックを開設2021年 令和3年  幹細胞培養上清液治療クリニック(Miraclinic)を開設 現在に至る 学会役員一般社団法人 日本他家幹細胞国際研究会/日本他家幹細胞国際研究学会(JAIRA)副代表理事安藤 麻希子あんどう口腔クリニック院長 オーソモレキュラーアカデミー主宰一般社団法人分子整合栄養医学普及協会代表理事「お母さんは家庭のホームドクターになれる!」をモットーに特に女性や子どもにフォーカスして分子整合栄養医学の知識を基に栄養の大切さを診察や講演活動を通して伝えている。教育の現場でもこの知識を普及させるため家庭教育学級の講師としても活動中。2018年に一般社団法人分子整合栄養医学普及協会を立ち上げ現在までオーソモレキュラーアカデミーの受講生は多数。クリニックでの診察では栄養療法と組み合わせCBDオイルも併用し日々の臨床にCBDオイルを活用している。