特別シンポジウム「木村敏が伝えたかったこと──精神科臨床が紡ぎだす人間理解」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-03-05T16:34:21+09:00 Peatix 木村敏特別シンポジウム準備委員会 特別シンポジウム「木村敏が伝えたかったこと──精神科臨床が紡ぎだす人間理解」 tag:peatix.com,2024:event-3688948 2024-02-03T13:00:00JST 2024-02-03T13:00:00JST 「あいだ」という独創的な考え方をもとに、自己や自分を成立させているものを理解しようとし、精神病理学の世界に革新的な視点をもたらした稀代の精神科医・精神病理学者である木村敏。木村が言いたかったこと、真に後世に伝えたかったこととは何だったのか?本シンポジウムでは、木村思想を受け継ぐ気鋭の精神科医・哲学者たちが、次世代を担う臨床家たちに向けて、自身にとっての木村敏をさまざまな切り口から語ることで、精神医学・精神病理学の新たな地平への拓けを目指そうとします。奮ってご参集ください。 ◆日 時 2024年2月3日(土) 13:00~19:00(受付開始:12:30)2024年2月4日(日) 09:00~16:30(受付開始:08:30) ◆会 場 龍谷大学大宮学舎東黌(京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1) ◆定 員 200名 ◆対 象 公認心理師・臨床心理士、精神科医、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、学生、一般 ◆参 加 費(2日間通し) 一般 3,000円学生 2,000円※お支払い済みの参加費は、キャンセルされてもご返金いたしかねますのでご了承ください。 ◆申込締切 2024年1月25日 ◆プログラム ※当日、事情により急遽変更が生じることもあります。予めご了承ください。<1日目> 2月3日(土)(受付開始 12:30)13:00~13:10 開会挨拶      芝伸太郎 13:10~14:00 特別講演   「今の時代、非定型精神病は消え去ったのか?」須賀英道14:10~15:40 シンポジウムⅠ 「死をもって生きるということ」野間俊一15:50~17:20 シンポジウムⅡ 「西田哲学の継承者としての木村敏」檜垣立哉17:30~19:00 シンポジウムⅢ 「私に先立ち私を規定する時間」芝伸太郎<2日目> 2月4日(日)(受付開始 8:30)09:00~10:30 シンポジウムⅣ 「自分が自分であるということ」深尾憲二朗10:40~12:10 シンポジウムⅤ 「事象そのものへ:あいだの現象学」谷 徹13:00~14:30 シンポジウムⅥ 「あいだ」内海 健14:40~16:10 シンポジウムⅦ  「『行為的直観』の臨床哲学」野家啓一16:10~16:20 閉会挨拶     野家啓一 ◆抄録 ●須賀英道 龍谷大学教授・精神科医「今の時代、非定型精神病は消え去ったのか?」現代社会の精神科臨床において、木村論によるイントラ・フェストゥムの典型でもある非定型精神病は消え去ったのでしょうか? 一因は、ダイバシティによるコンサマトリー化です。今一度、精神医学の近況を達観してみたいと思います。●野間俊一 のまこころクリニック院長・精神科医「死をもって生きるということ」私たちは、泣いたり、笑ったりしながら、日々をともかくも「生きて」います。人として今ここで生きている、というのは、どういうことなのでしょうか。「永遠の死」(木村)を鍵として、「生」について考えます。●檜垣立哉 専修大学教授・大阪大学名誉教授・哲学者「西田哲学の継承者としての木村敏」木村敏の哲学的精神病理学の軸が西田哲学であることはいうまでもありません。哲学的人間学的な木村の思考は、現在=イントラ・フェストゥムの徹底した重視という点で際だって西田的であるといえます。他面ではドイツ実存哲学やフランス現代思想ともつながる木村の思考を再考したいとおもいます。●芝伸太郎 もみじヶ丘病院院長・精神科医「私に先立ち私を規定する時間」人間は過去から未来に流れる自然科学的な直線時間のみを生きているわけではありません。私に先立ち私のありようを規定する根源的時間を見出した木村敏。フェストゥム論の現代精神科臨床における射程を探ってみたいと思います。●深尾憲二朗 帝塚山学院大学教授・精神科医「自分が自分であるということ」木村敏は、統合失調症の精神病理が突き付けてくる自己論の間題を誰よりも深く考察しました。それは自分が何者かという問題ではなく、自分が自分であるとはどういうことかという問題なのです。●谷徹 立命館大学名誉教授・哲学者「事象そのものへ:あいだの現象学」木村敏は、第一義的には精神科医ですが、その臨床哲学は強い哲学的インパクトをもちます。とりわけ「あいだ」を軸にして臨床哲学を事象そのものに迫る現象学として捉え直し、その可能性をさらに拓くことを試みます。●内海 健 東京藝術大学名誉教授・精神科医「あいだ」日本語には「あいだ」という妙なることばがあります。強いロゴスで項を最初に立ててしまう印欧語にはみられません。このことばは、木村敏の思想が躍動するトピカであり、こころの臨床へと託された処方箋なのです。●野家啓一 東北大学名誉教授・哲学者「行為的直観」の臨床哲学木村敏は個別の臨床事例の中に普遍的な人間存在のあり方を洞察する自らの精神病理学を「臨床哲学」と呼びました。その核心をなす「行為的直観(西田幾多郎)」という鍵概念を手がかりに、木村臨床哲学が目指したものを探ります。 ◆お支払い方法 各種クレジットカード、コンビニ/ATM決済、PayPal、銀行口座振替 ◆新型コロナウィルス感染症対策 会場には換気扇が備えられており、常時運転を行うと同時に、適宜、会場の扉を開放し、換気を行います。 ◆注意事項 ①申し込み後、数分以内に受付メールが届きます。届かない場合は、記入されたアドレスに誤りがあるか、迷惑メール対象になっている可能性があります。以下のお問い合わせ先までご連絡ください。②<@peatix.com>からのメールが受信できることをご確認ください。お申し込み直後に返信メールが届かない場合、ソフトウェアの設定で受信できない可能性が高いと思われます。メールの受信設定をご確認ください。 ◆個人情報の取扱いについて いただいた個人情報は、共催者である創元社とのみ共有し、本シンポジウムに関する情報の提供以外の目的では使用いたしません。 ◆お問い合わせ 木村敏特別シンポジウム準備委員会(Email: kimurabin2024@gmail.com) Updates tag:peatix.com,2024-01-16 13:22:09 2024-01-16 13:22:09 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1483850