東京大学One Earth Guardians育成プログラム公開シンポジウム2023「ネイチャーポジティブな未来へ 〜人の暮らしと生物圏の折り合いをつけるためには」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-11-06T17:03:29+09:00 Peatix One Earth Guardians 東京大学One Earth Guardians育成プログラム公開シンポジウム2023「ネイチャーポジティブな未来へ 〜人の暮らしと生物圏の折り合いをつけるためには」 tag:peatix.com,2023:event-3678901 2023-10-07T14:00:00JST 2023-10-07T14:00:00JST 本イベントは、東京大学大学院農学生命科学研究科 One Earth Guardians育成プログラムが主催する公開シンポジウムです。 ■ イベント概要【日時】       2023年10月7日(土)14:00~16:45  (予定) 【会場】       東京大学 情報学環・福武ホール 福武ラーニングシアター【開催形式】     Zoomウェビナーを用いたハイブリッド形式【申込み方法】    当ページよりお申込みください【申込期限】     2023年10月3日(火)まで *終了後、交流会の開催を予定しています(会場参加のみ)・会場参加、オンライン参加それぞれについて「通常参加チケット(無料)」と「ご支援チケット(¥1,000)」があります。・オンラインでの参加申込者の方には、開催前日までにウェビナー参加用のURLをメールでお送りします。■ 開催に寄せて  「ネイチャーポジティブ」という概念が注目を集めています。2030年までに生物多様性の損失を止めて反転させ、増加に向かわせるという世界的な目標が掲げられ、日本で今年の3月に閣議決定された「生物多様性国家戦略2023-2030」には「ネイチャーポジティブ実現に向けたロードマップ」という副題がつけられています。 私たちの生活は、生存に不可欠な食料から始まり、衣服や建材、エネルギー源など、その多くを生物に由来する資源によって支えられており、生物圏は私たちの社会・経済の基盤となっています。しかし私たち人類は、自らその土台を削りとるような行動を取り、生物多様性の減少と生態系の毀損がいま大きな課題となっています。その中で、あらためて生物圏の価値を見直し、その回復に努めようというのがネイチャーポジティブの考え方です。 しかし、その大きな柱となる自然環境の保全は、場合によっては人間活動との間に葛藤を生じさせます。地球上の土地も資源も有限であり、他の生物をまもるためにそれらの活用を譲ることは、人間の生存や豊かさの追求とは相反するものと捉えることもできるのです。そのような中で、私たちはいかにしてネイチャーポジティブな未来に向かうのでしょうか。前述の「生物多様性国家戦略2023-2030」にも“人間の活動の在り方を変えるほかに手立てはない”と述べられている通り、私たち自身がどのような社会を築き、どのように暮らしを持続させていこうとしているのかが問われています。 このシンポジウムでは、9月に最終版フレームワークが公表される予定の「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)」の完成に先駆けて始まっている企業によるネイチャーポジティブに関する取り組みや、生態学者によるサイエンスの側面からの話題提供などを通じ、この地球上で人間が生物と共存共生する未来に向けた私たちのあり方を考えたいと思います。<視点> ネイチャーポジティブが経営課題と捉えられる中、生物多様性に関して科学的な評価指標が確立されていない状況で企業をはじめとする各主体は何に基づいて目標の実現に向けた動きを始めようとしているのか。 脱炭素化がビジネスチャンスであると言われるように、ネイチャーポジティブも企業にとっての好機となりえたり、経済効果が期待できたりするのだろうか。 科学ができること、科学者に求められることは何か。 社会の一人ひとりが生活者としてできることは何か。 2050年の実現を目指している「自然共生社会」とは、そもそもどのような姿で、私たちはどんな世界を目指すべきなのか。 <対象>環境と持続可能性、地球の未来と人間の暮らしに関心のある企業等、アカデミア、学生、その他すべての生活者の皆さま///// CONTENTS /////14:00-14:05開始とご挨拶 14:05-14:15イントロダクション   | 髙橋 伸一郎 /東京大学大学院農学生命科学研究科 教授 14:15-14:45講演1 |   ネイチャーポジティブ:持続可能な社会の再定義  橋本 禅 /東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 14:45-15:15講演2  |   企業から見たネイチャーポジティブに向けたアプローチ(仮)永野 友子 氏 /富士通株式会社Solution Service Strategic本部 SX事業企画統括部 オファリングデザイン部 マネージャー 15:15-15:45講演3  |   気候変動によって急激に変化する水面下の世界 〜変わりゆく沿岸生態系とどう付き合っていくのか?安田 仁奈 /東京大学大学院農学生命科学研究科 教授 15:45-15:55休憩 15:55-16:35パネルディスカッション   |   ネイチャーポジティブな未来へ 〜人の暮らしと生物圏の折り合いをつけるためには  [パネリスト]    伊藤 俊哉 氏 /住友林業株式会社 森林・緑化研究センター マネージャー、住友林業緑化株式会社 生物多様性推進室長 兼 技師長    永野 友子 氏    橋本 禅    安田 仁奈    山口 空 /One Earth Guardians2期生、東京大学大学院農学生命科学研究科 博士課程3年 [モデレーター]    髙橋 伸一郎 /東京大学大学院農学生命科学研究科 教授 16:35-16:40おわりに   |中嶋 康博 /東京大学大学院農学生命科学研究科長・農学部長 16:45終了 //////////////////////// ■ 登壇者紹介 橋本 禅 東京大学 大学院農学生命科学研究科 准教授博士(農学)専門は生態系サービス評価とシナリオ分析。東京大学大学院農学生命科学研究科で博士号取得。マサチューセッツ工科大学、国立環境研究所、京都大学大学院農学研究科、大学院地球環境学堂を経て2015年より現職。学術会議連携会員。IPBESアジア・オセアニア地域アセスメントおよび地球規模アセスメントの代表執筆者を務めたほか、2018年の同組織の学際的専門家パネル(MEP)に従事。2022年よりMEP共同議長。----- 永野 友子 富士通株式会社 Solution Service Strategic本部 SX事業企画統括部 オファリングデザイン部 マネージャー博士(環境科学)長崎大学大学院、オランダのライデン大学大学院を経て、産業技術総合研究所 (AIST) 、富士通研究所にて産業エコロジー・環境科学の環境専門家として10年の研究経験を持ち、2018年から2023年3月まで富士通株式会社サステイナビリティ推進本部の環境エキスパートとして従事。2023年4月から現職にて、富士通株式会社のサステイナビリティ・トランスフォーメーション (SX) ビジネスを担当。----- 安田 仁奈 東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授博士(学術)東京工業大学院情報理工学研究科博士課程修了。学術博士。日本学術振興会特別研究員、宮崎大学准教授などを経て東京大学大学院農学生命科学研究科教授。研究テーマは、海洋生物の分子生態学、系統地理、サンゴ礁生態系の保全など。日本学術会議連携会員、Global Young Academyメンバー。----- 伊藤 俊哉 住友林業株式会社 森林・緑化研究センター マネージャー住友林業緑化株式会社 生物多様性推進室長 みどり価値創造G 技師長大学卒業後は、主に造園設計部門にて、主に工場緑化、ビル周り緑化など企業緑地の企画・設計・施工に従事。 その中で社会背景に応じ多様な変遷を遂げる企業緑地の可能性に興味を持つ。 1996年―1997年、トヨタ自動車へ技術指導者として出向。 里山再生フィールドを整備し、自然とのふれあい施設として開放した「トヨタの森」の企画・設計・施工・運営に従事。 それらの経験踏まえ、財団法人都市緑化基金(現:財団法人都市緑化機構)主催の企業緑地評価研究会に参加。 2005年、「企業緑地評価システム」(SEGES)として、日本初の緑地評価制度となる。 企業緑地研究をともに行ってきたインターリスク総研、地域環境計画らと、コンサルタントチーム「エコアセットTM・コン ソーシアム」を組織。 主に企業を対象とした、「緑」を切り口にした環境CSR活動支援ビジネスに、広く携わってきた。 主要案件に、 三井住友海上駿河台ビル再開発計画 、大同特殊鋼クッチャロ湖畔社有林再生計画 、知多半島グリーンベルト再生計画など。 ----- 山口 空 One Earth Guardians2期生、東京大学大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 博士課程3年東京大学GX学生ネットワーク(旧 UTokyo Sustainable Network)でNature Positive Universityプロジェクトを立ち上げ、東大がネイチャーポジティブに貢献できるようになることを目指して活動。木や草などのバイオマスを分解する酵素のメカニズムを研究中。-----モデレーター 髙橋 伸一郎  東京大学大学院農学生命科学研究科  教授農学博士1987年 東京大学大学院農学系研究科にて農学博士を取得後、東京農工大学農学部農芸化学科生物化学講座助手。1988年 ノースキャロライナ大学医学部小児内分泌研究室客員研究員。1990年 東京大学農学部農芸化学科栄養化学研究室助教授に復職後、1994年 東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻動物細胞制御学研究室助教授、2018年より同教授。動物の一生においてインスリン様活性がどのように調節され生命を維持しているのかに興味があり、その調節法の開発と利用を目指している。その研究過程において、農学部の教員でありながら食べ物が口に入るまでの生産現場や流れを何も知らない自分に気づき、仲間とともにOne Earth Guardians育成プログラムを構想、活動を始めた発起人の一人。 ★交流会について★ 終了後、17:00-18:30に、会場を出てすぐのホワイエにて交流会を開催いたします。立食形式となりますが、軽食とお飲み物をご用意いたしますので、ぜひ参加者の方どうし、また登壇者との交流の機会としていただければと存じます。ふるってご参加ください。(交流会は会場参加の方のみとなります)会費 | 社会人:3,000円 学生:1,000円  /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////【主催について】東京大学大学院農学生命科学研究科 One Earth Guardians育成プログラム東京大学大学院農学生命科学研究科で2017年12月より始動した人材育成プログラムです。100年後の地球のために、ヒトと生物が共存し続けられる未来をつなぐ科学者集団 ”One Earth Guardians=地球医“を、産・官・学で連携して育てます。https://www.one-earth-g.a.u-tokyo.ac.jp/----------------------------------------------------*必ずお読みください。以下内容にご同意の上、お申込みください。《ご支援チケットについて》 本イベントには「ご支援チケット (¥1,000)」があります。本チケット購入により皆さまよりいただいたご支援は、One Earth Guardians育成プログラムの活動のために大切に使用させていただきます。なお、チケットのキャンセルおよび返金は承っておりませんのでご了承ください。《お願い》 ・本イベントはレコーディングさせていただきます。映像や議論の内容は、記録・広報などを目的として、当プログラムのwebサイトやSNS等に掲載させていただく場合があります。あらかじめご了承ください。・(会場参加される方へ)シンポジウムの様子は会場に設置された複数台のカメラを通してZoomウェビナー上でライブ配信の上、後日アーカイブ動画を公開する予定です。対面でご参加される方はお姿が映りこむ場合があり、ご質問の様子や音声は配信されます。また、広報資料や報告書等での使用を目的に主催者が会場の様子を撮影する際に写りこむ可能性があります。これらの点をご了承 の上お申込みください。・参加者のみなさまによる本イベントの録画・録音はご遠慮ください。・プログラムは予告なく変更になる場合があります。ご了承ください。《情報の取扱いに関して》ご記入いただいた個人情報(お名前やご連絡先)は、東京大学大学院農学生命科学研究科 One Earth Guardians育成機構のみにて保管し、結果の分析および、ご案内以外では利用いたしません。また情報の開示および、第三者への提供は行いません。 Contact 東京大学大学院農学生命科学研究科One Earth Guardians育成プログラム事務局Email: office@one-earth-g.a.u-tokyo.ac.jp Updates tag:peatix.com,2023-09-21 13:20:39 2023-09-21 13:20:39 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1427431 Updates tag:peatix.com,2023-09-13 22:37:42 2023-09-13 22:37:42 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1423531