我美と作美(第3期) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2024-03-25T19:30:06+09:00 Peatix GAKU 我美と作美(第3期) tag:peatix.com,2023:event-3678131 2023-09-25T17:00:00JST 2023-09-25T17:00:00JST はじめに メイクアップを通して多様な美をつくる。美しくありたい。美しいものを手にしたい。人は有史以来、美しさを追求してきました。おそらくその気持ちは人類に普遍的なものです。では、美しさとはどのようなものでしょうか。それは時代や、社会環境によって揺れ動き、更新されていくものでもあります。それは言葉にも表れます。「ルッキズム」。外見だけに着眼して、人に優劣をつける習慣への反省からなるものです。「ジェンダー」。男女間の格差や男らしさや女らしさといった固定概念への反省からなるものです。人は美しさを更新し続けることで、人類の向かう行く先を指し示しているのかもしれません。この授業では、様々な人がつくる「美」について学びます。時代によって変わる美しさ、変わらない美しさ。自分にとっての美しさ、人から見た美しさ。これからの美意識をつくる10代のみなさんによる、新たな「美しさ」を表現することに挑戦します。 開催概要 日時:2023年9月25日(月)〜2024年2月24日(土)/全11回/原則17:00~19:30*授業日時の詳細は下記「プログラム」をご参照ください。*作品の本制作と撮影を行う1月21日(日)は、15:00〜19:30となります。*全11回とは別途、作品展示にまつわる特別授業も開催予定です。会場:GAKU(渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO 9階)/SABFA(渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 2F)/資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)(神奈川県横浜市西区高島1-2-11)対象:10代​​(先着順)定員:10名程度受講料:35,000円(税別)*作品制作にかかる材料費は含まれていません。それぞれの作品構想に応じて、個々にご準備を頂きます。*SABFAを会場とした授業では、SABFAのメイクアップツールを使用することができます。*このクラスは授業料が全額免除される特別招待枠を設けています。詳細は下記「特別招待枠について」をご参照ください。主宰:GAKU協力:資生堂ブランド価値開発研究所、SABFA応募〆切日:9月22日(金)12:00 メイン講師 計良宏文(資生堂トップヘアメイクアップアーティスト/「SABFA」校長)1992年資生堂入社。パリコレなどのファッションショーや広告のヘアメイクを多く手掛ける。2019年に公立美術館において日本初のヘアメイクアーティストによる個展を開催。東京2020パラリンピック開会式ヘアメイク担当。*計良氏は、1回・5回・7回・9回・10回の授業に登壇されます。 ゲスト講師 *登壇順 山縣 良和(writtenafterwardsデザイナー/ coconogacco代表/GAKUディレクター)1980年鳥取生まれ。2005年セントラル・セント・マーチンズ美術大学ファッションデザイン学科ウィメンズウェアコースを卒業。2007年4月自身のブランド 「writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」を設立。2015年日本人として初めて LVMH Prizeにノミネート。 デザイナーとしての活動のかたわら、ファッション表現の実験と学びの場として「coconogacco」を主宰。2019年にはThe Business of Fashion が主催するBOF 500に選出。2021年第39回毎日ファッション大賞 鯨岡阿美子賞を受賞。久保 友香(メディア環境学者)2000年、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科卒業。2006年、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。博士(環境学)。専門はメディア環境学。東京大学先端科学技術研究センター特任助教、東京工科大学メディア学部講師、東京大学大学院情報理工学系研究科特任研究員など歴任。著書に『「盛り」の誕生ー女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識ー』(太田出版、2019年)。冨田 希子(資生堂ブランド価値開発研究所・シニアスペシャリスト)1990年資生堂入社、メイクアップの製品開発に携わり、2002年からはリップ製剤を中心とした応用研究に取り組む。容器を掛け合わせた新カテゴリーの価値開発や、機能性を追求した基剤開発を行い、2010年IFSCC受賞技術の「カップにつきにくい口紅」を開発。PUMP management(タレントエージェンシー)2020年創立のタレントエージェンシー。「ONE&ONLY」をモットーに、内に秘めた魅力を吸い上げてプッシュする。カワイイやかっこいいの概念を造り直し、憧れの対象”iCON”を増やしたいと思い日々活動する。konomad(クリエイティブ・プラットフォーム)konomad is an artist-run community and creative platform founded by Tomihiro Kono and Sayaka Maruyama specialized in Design / Art direction / publications / Pop-up events.コノマドは河野富広と丸山サヤカによるクリエイティブ・プラットフォーム。 アート・ディレクション・ビューティ・ディレクション を含め、ビジュアルメイキングを主に活動中。(カタログ撮影・レイアウトデザイン・カタログデザイン・写真・コラージュ・イラストレーションなどの制作など) ポップアップ・イベントでは若手のアーティストを国内外から紹介して不定期で展示を行っています。https://www.konomad.com/谷口 丈児(資生堂ヘアメイクアップアーティスト)ファッション誌や国内外のコレクションのヘアチーフを多数務め、資生堂ブランドの宣伝広告、商品開発、ビューティートレンド開発に携わるなど活動は多岐にわたる。 下田 昌克(絵描き/アーティスト)1967年、兵庫県生まれ。絵描き。1994年から2年間、旅先で出会った人々のポートレイトを色鉛筆で描き始める。2011年よりプライベートワークでハンドメイドの恐竜の被り物をつくり始める。2018年のメンズコレクションのショーにてコム デ ギャルソン・オム・プリュスにそのヘッドピースが採用され、パリコレに恐竜が登場した。また、パリにて開催されたOff-White™ 2021FWのランウェイショーでは下田によるヘッドピースをまとったモデルたちが滑走。近著に「恐竜人間」(パルコ出版)「恐竜がいた」(スイッチ・パブリッシング)絵本『死んだかいぞく』(ポプラ社)など。https://www.instagram.com/shimodamasakatsu/ プログラム(予定) 講義と実技を経て、「新たな『美しさ』」をテーマにしたメイクアップを作品として完成させます。生徒それぞれのメイクアップは、フォトグラファーによる撮影をし、写真作品として形に残していきます。それらは、未来のビューティーイノベーションや新しい価値の創出を目指す資生堂最先端の研究所が併設されている複合施設「S/PARK」での展示を予定しています。少人数だからこその対話を大切にした授業。もちろんメイクアップ未経験の方も歓迎です。みなさんのご参加をお待ちしています。前半:講義編前半では、生徒のみなさんそれぞれのクリエーションの原点となる美意識を深めたり広げたりしていくためにも、美が持つ多様性を講義形式で学んでいきます。1:「美しさの個人史」2023年9月25日(月) 17:00~19:30そもそも美しさとはなんでしょうか。美しさはどのような時に感じるものでしょうか。それぞれの個人の歴史から、それぞれの美の原点を探っていきます。会場:GAKU講師:計良宏文, 山縣良和2:「美しさと社会」2023年9月27日(水) 17:00~19:30自分たちが持っている美意識が、地域・時代・文化といった社会に影響されていることを学び、自分の感性を深めたり広げたりしていくための視点を得ます。また、様々なテクノロジーやツールの発達によって、これからの美意識がどのように変化するのかを一緒に考えていきます。会場:GAKU講師:久保友香, 冨田希子3:「美しさと多様性」2023年10月11日(水) 17:00~19:30自他の感性を探求し、美の多様性を体感していきます。会場:GAKU講師:PUMP management4:「美しさの表現」2023年10月25日(水) 17:00~19:30ヘアメイク、ファッション、アート、写真、映像など、様々な要素を組み合わせることで新しい視覚表現を生み出すことの可能性に触れ、今回のクラスで臨む作品制作のイメージを掴んでいきます。会場:GAKU講師:konomad(河野富広, 丸山サヤカ)後半:制作編 後半では、表現をするためのメイクアップにまつわる技術を実践形式で学び、実際に制作を進めていきます。なお、前半の授業を経て、生徒の皆さんには自身の作品制作に向けたラフスケッチを準備した上で、後半の授業に臨んで頂きます。5:「メイクアップの基礎」2023年11月12日(日) 17:00~19:30計良さんが校長を務めるヘアメイクスクール「SABFA」への出張授業。クリエーションの現場の空気感や技術を間近に感じながら、メイクアップの基礎を学び、それぞれの作品制作の基本構想を膨らませていきます。会場:SABFA講師:計良宏文, 谷口丈児6:「メイクアップの構想力」2023年11月26日(日) 17:00~19:30メイクアップは、髪や化粧のみならず様々なアプローチがあります。例えばマスクというものも人類が太古から取り入れていたものであり、現在のファッションシーンでも多く見られるものです。メイクアップにおけるオブジェのあり方を学ぶことで、メイクアップ表現の可能性の幅を広げ、構想力を磨いていきます。会場:GAKU講師:下田昌克7:「メイクアップの応用」2023年12月10日(日) 17:00~19:30第5回に続き、計良さんが校長を務めるヘアメイクスクール「SABFA」への出張授業。これまでの技法を復習しながら、作品制作にも応用できる技術を学んでいきます。会場:SABFA講師:計良宏文, 谷口丈児8:「作品構想の完成と制作」2024年1月7日(日) 17:00~19:30第5回から第7回の実践を振り返りながら、作品構想を完成させます。また実際に手を動かしながら、作品構成の実現に必要なオブジェを制作します。(メイクアップを実際にしながらイメージを膨らましたい方は、メイクアップツールをご持参いただく必要があります。)会場:GAKU講師:下田昌克9:「本制作と撮影」2024年1月21日(日) 15:00~19:30これまで練習や試作を繰り返してきたメイクアップや制作してきたオブジェを組み合わせて、本制作に臨みます。メイクアップを写真作品として形に残していくために、生徒の皆さんからフォトグラファーへリクエストもしてもらいながら撮影を進めています。*作品の本制作と撮影を行うこの回は、15:00〜19:30の4時間半の授業となります。会場:SABFA講師:計良宏文, 谷口丈児, 下田昌克発表編10:「発表と講評」2024年2月7日(水) 17:00~19:30完成した写真作品を披露するとともに、それらのテーマや工夫したポイントなどを言葉にもしていきながら共有する時間を設けます。一人ひとりの作品に対して、計良さんや山縣さんから講評していただきます。講師:計良宏文, 谷口丈児, 下田昌克、山縣良和ら、これまでの講師の皆さん11:「展示計画」2024年2月24日(土) 17:00~19:30どう見せていくのか。作品を制作した後に訪れるそれらの経験も大切にしたいと考えています。作品の展示会場となる資生堂「S/PARK」を訪れ、展示計画にあたって大切にすべきことなどを確認していきます。*展示期間は春休み期間を予定していますが、詳細については別途ご案内いたします。 会場について GAKU以外にも2つの会場を舞台に活動を進めていきます。SABFA1986年に開校されたプロのヘアメイクアップアーティストを育成するためのスクール。プロと同じ創作環境で「メイクアップの技術を学んだり、作品撮影をすることもできます。様々なメイクアップツールが用意されているので、作品制作にあたって準備すべきものを、自分の作品構想にそって、試したり相談したりすることができます。   資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)未来のビューティーイノベーションや新しい価値を生み出す資生堂最先端の研究施設と、ミュージアムやスタジオ、カフェ、スキンケアサービスを行うビューティーバーなど、「美のひらめきと出会う場所」として一般の方が訪れることのできる一般開放エリアとからなる美の複合体験施設。今回のクラスで制作された作品を展示することで、これからの美のあり方を多くの方に伝えていきます。 作品制作にあたって このクラスは、「新たな『美しさ』」をテーマに、メイクアップ作品を制作するものです。メイクアップは、洗顔をすれば消えてしまいます。とはいえ、だからこその魅力や意味を携えているクリエーション領域であるようにも思います。このクラスの作品制作にあたっては、次のような事項がありますので、予めご留意ください。・メイクアップ対象(モデル)は、生徒の方の考えによるものとなります(これまでも、生徒の方ご本人、生徒の方のご友人、本クラスの同級生など、様々です)。・メイクアップといっても、所謂お化粧以外にも、例えばマスクやヘッドセットなどのオブジェも活用するなどの様々な方法論があります。本クラスではそれらのオブジェに関する学びや制作も進めていく予定です。・2024年1月21日(日)の「本制作と撮影」までに、メイクアップの方法論を試行錯誤したり、オブジェを完成させたりした上で、写真作品の撮影に臨みます。・それぞれの作品の完成に向けて、授業時間外でも制作に臨んでいくことが求められます。・写真は、顔を中心に写すヘッドショットになります。・SABFAでの授業の際には、SABFAのメイクアップツールを使わせていただくことが叶います。一方で、お手元にあった方が作品制作に向けて練習ができたり、クラス後も活用できるという利点があります。メイクアップツールには、料金が高額なものもあるのが事実ですが、中には安価なものもありますので、ぜひ講師の方にお尋ねください。 協力 資生堂ブランド価値開発研究所より質の高い価値の提供に向けた研究成果や知見の創出を強化すべく、2021年に整理・統合された資生堂の研究開発組織のひとつ。ブランドと一体となってスピーディーな商品開発を担うために設立され、中長期のシーズを積極的に生み出し、新領域における価値創造・事業開発を行う「みらい開発研究所」と共に、資生堂のイノベーション創出の基盤となっている。SABFA資生堂が運営するプロのヘアメイクアップアーティストを育成するためのスクール。広告や雑誌等で活躍する資生堂ヘアメイクアップアーティストから直接指導を受けられ、働きながら通えるコースが充実。仕事ですぐに生かせる知識、確かな技術、アーティストに欠かせない美意識と感性を磨く学校。https://sabfa.shiseido.co.jp/ 授業外のサポートについて GAKUでは授業の時間以外でも生徒の皆さんの学習や創作のサポートをしたいと考え、次のような運用をしています。・自習室としてのGAKUの開放毎週1回、GAKUを無料の自習室として10代に開放しています。課題の制作や生徒同士の交流のためにも自由にご利用いただけます。詳しいスケジュール等はこちらやGAKUのSNSにてご確認ください。・オンライン配信や録画動画の提供現地での対面授業を大切にしていますが、感染症拡大等によりやむを得ない欠席等へのフォローアップも必要であると考えています。具体的には、該当生徒の方を限定としたオンライン配信環境及び授業の録画動画の視聴環境を整備しています(授業によっては配信や録画が叶わないものもありますのでご了承ください)。・オープンチャットの運用主に課題に関する授業主宰者からの連絡や質疑応答等のために、GAKU事務局を管理人として生徒及び講師限定のLINEオープンチャットを運用しています。生徒ご本人の参加を想定していますが、保護者の方が代理として参加いただくことも可能です。(LINEオープンチャットは個人のIDや連絡先を公開せずに参加できる「チャット」機能です。なお、LINEオープンチャット安全・安心ガイドラインに沿って運用します。) お申し込み(先着順/9月22日(金)12:00〆切) 1)お申し込み/ご入金peatixよりお申し込み、ご入金ください。2)ご受講確定ご入金が確認できましたら、主宰者より、メールにてご受講確定通知をお送りいたします。こちらのご連絡をもってご受講確定となります。*ご入金後3日以内にメールが届かない場合は、大変お手数ではございますが、下記の問い合わせ先までご連絡をいただけますようお願い致します。(迷惑メールフォルダのご確認もお願い致します)3)プログラムへの参加授業当日、指定の会場にお集まりください。 特別招待枠について この授業は、1〜2名限定で授業料が免除される特別招待枠を設けています。ご希望の方は、フォームよりお申し込みください。対象:現在、中学生以上の10代の方で、メイクアップをはじめとした広く視覚表現について勉強をされている方、もしくはこれから取り組みたい方(経験の有無にかかわらず、メイクアップや広く視覚表現に関心のある方に幅広く参加いただきたいと考えています)条件:フォームより、参加への意気込みやこれまでの活動がわかるものをお送りいただきます/30分程度のオンライン個人面談に参加をいただきます。対象:現在、中学生以上の10代の方で、メイクアップやヘア、美術や造形などの勉強をされている方、もしくはこれから取り組みたい方申し込み方法:こちらのフォームよりお申し込みください申し込み期限:9月10日(日)中 お問い合わせ GAKU事務局info@gaku.school(担当:杉田) 授業の日程 2023.9.25 MON 17:00~19:30 01:美しさの個人史2023.9.27 WED 17:00~19:30 02:美しさと社会2023.10.11 WED 17:00~19:30 03:美しさと多様性2023.10.25 WED 17:00~19:30 04:美しさの表現2023.11.12 SUN 17:00~19:30 05:メイクアップの基礎2023.11.26 SUN 17:00~19:00 06:メイクアップの構想力2023.12.10 SUN 17:00~19:30 07:メイクアップの応用2024.1.7 SUN 17:00~19:00 08:作品構想の完成と制作2024.1.21 SUN 15:00~19:30 09:撮影2024.2.7 WED 17:00~19:30 10:発表と講評2024.2.24 SAT 17:00~19:30 11:展示計画