ブリーフ・セラピー研究会 #115 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-10-09T18:34:40+09:00 Peatix 山口博三 ブリーフ・セラピー研究会 #115 tag:peatix.com,2023:event-3664180 2023-09-09T13:00:00JST 2023-09-09T13:00:00JST ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆第115回ブリーフ・セラピー研究会 定例研究会テーマ:「ポリヴェーガル理論」講師: 津田真人先生日程:2023年9月9日(土)13時~18時30分会場:ZOOM会議室(オンライン形式)◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆1.概要「ポリヴェーガル理論」(Polyvagal Theory)は、アメリカの精神生理学者・行動神経科学者スティーヴン・ポージェスが1994年に提唱した理論で、心臓の自律神経の長年にわたる研究から、自律神経の3層構造を見い出し、従来の自律神経の見方を大きく揺るがすパラダイム・シフトを引き起こした新しい自律神経の理論です。とくにこの時代、ストレスだけでなくトラウマ、抑圧だけでなく解離、うつや不安障害の遷延化、各種の機能性の心身疾患、発達障害の顕在化等々に対し、新たな治療パラダイムが求められるなか、その有力な理論的支柱たりうる斬新な学説として世界的に注目されてきました。しかしわが国では、正確な理解もないままに、バブリーな流行現象と安直な“臨床応用”ばかりが先行し、またそれに幻惑された浅薄な“批判”も飛び交う状況となっています。そこで今回の研究会では、原点に立ち戻って、ポリヴェーガル理論が本当のところ何を明らかにし、どのように新しい自律神経の理論であるのか、またそこからどんな臨床的帰結を引き出しうるのか等々について、ご一緒に考えていきたいと思います。講義は前半と後半に分け、それぞれにつき、ブレイクアウト・ルームと全体とで、ディスカッションも行なう予定です。前半では、ポリヴェーガル理論があくまで長年の精神生理学的研究の結晶であることに鑑み、この理論の神経解剖学的・神経生理学的な基盤からきちんと理解を固めます。そのうえで後半では、日常生活や臨床場面における自律神経の3層構造のダイナミズム、さらにはそこから臨床上にもたらされうるヒントについて考察していきます。この理論を検討することで、心理臨床を、身体のレベルとの関わりにおいて、また社会のレベルとの関わりにおいて、深めていくのに有益な手がかりとなれば幸いです。 2.プログラム、内容(以下は概略であり変更することがあります)・講義前半(約2時間)・ブレイクアウト・ルームでディスカッション(約3人)(約10分)・全体で質疑応答(約15分)・ブレイク 休憩(約10分)・講義後半(約2時間)・ブレイクアウト・ルームでディスカッション(約3人)(約10分)・全体で質疑応答(約15分) 3.津田真人先生:講師紹介(現職)心身社会研究所 自然堂(じねんどう)治療室・相談室代表(資格)公認心理師、精神保健福祉士、鍼灸師、あんまマッサージ指圧師(略歴)東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学とともに、一橋大学社会学部助手。 首都圏の大学等の講師を経て、現職。(所属学会)日本ブリーフサイコセラピー学会、日本人間性心理学会、日本ゲシュタルト療法学会、  日本心身医学会、日本トラウマティック・ストレス学会、日本社会心理学会、日本社会学会など。(著書)『ポリヴェーガル理論を読む』(星和書店、2019年)、『ポリヴェーガル理論への誘い』(星和書店、2022年)。共著書に『わかりたいあなたのための心理学入門』(宝島社、1996年、文庫版2007年)『わが国におけるポリヴェーガル理論の臨床応用』(岩崎学術出版社、2023年)。4.会場:ZOOM会議室(1)ZOOMアドレス連絡:       実施日程の3~4日ほど前に、申し込み参加者だけに連絡します。(2)参加条件:PCかタブレット使用、携帯は不可とします。5.定員:60名 ※当研究会枠は40名6.参加費:1名様あたり3,500円(領収書:Peatixよりダウンロード下さい。)7.申込:(1)申し込み先:(2)申し込みキャンセル受付:来年9月4日までPeatixにて対応    9月5日以降のキャンセルは対応致しかねますので、   代理参加者の方のお名前とメール・アドレスをご連絡下さい。(3)「耳だけ参加」や「グループ・ワーク不参加」はお断りいたします。8.問い合わせ:yamahiromilton@gmail.com9.主催:ブリーフ・セラピー研究会、NPO法人 日本ソリューショントーク協会 ※今後の予定(但し、テーマおよび日程を、2~3ヶ月前に変更することがあります。)116回 11月19日(日)津川秀夫先生 「エリクソニアン・アプローチ Part 2」117回 来年1月27日(土)国重浩一先生&横山克貴先生 「未定:ナラティブ系」