秋の研究会(英語圏児童文学会西日本支部 #8) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-09-23T19:52:16+09:00 Peatix 英語圏児童文学会西日本支部 秋の研究会(英語圏児童文学会西日本支部 #8) tag:peatix.com,2023:event-3663038 2023-09-16T14:00:00JST 2023-09-16T14:00:00JST 英語圏児童文学会 西日本支部 秋の研究会(9月例会)※オンラインライブ開催(zoom会議への参加)(研究会後の動画配信はありません)※参加費無料!どなたでも歓迎!(事前申し込み制)【研究発表】1.隈部 歩 (西南学院大学)「触れ合う手、流れる血―George MacDonaldのAt the Back of the North WindとThe Princess and the Goblinにおける女性の身体性、女性同士の関係、そして少女像」*発表要旨 本発表は、ヴィクトリア朝の作家George MacDonaldの書いた子供向けファンタジーの代表作であるAt the Back of the North Wind  (1871)とThe Princess and the Goblin (1872)における女性の手の描写に着目する事で、先行研究が軽視して来た女性像の問題である「身体性」や「女性同士の関係」、「少女像」を明らかにする事を目的とする。両作品に共通するのは、長い年月を生きながら若いままであり、不思議な力を持つ女神の様な女性―North Windと大祖母(the great-great-grandmother)―が登場し、彼女達はどちらも実在性の危うい存在であるという点である。本発表では、彼女達が主人公のDiamond少年とIrene姫との身体的な触れ合いを通して身体性が保たれ、実在性を持つ事に着目し、「手」や「触れる」事の重要性を明らかにする。 また、At the Back of the North Windでは手に表れる性差や、North Windの手の描写における両性具有的な性質にも注目する。The Princess and the Goblinでは、姫の手の描写、とりわけ大祖母との身体的触れ合いや手から流れる血といった身体性を露わにする表現に焦点を当て、ステレオタイプではないお姫様像や少女の成長、強固な女性同士の関係(疑似母娘関係)を考察する。コロナウイルスの流行以降「触れる」事にナーバスとなり、テクノロジーの進歩がともすると人との「触れ合い」を希薄にしてしまう昨今だが、そうであるからこそ、本発表では彼女達の「触れる手」に着目し、彼女達の身体に触れる事で、女性像に新たな光を当てて行きたい。★チラシ:配布・掲示にご協力ください。→秋の研究会チラシ[PDF]◆申し込み期限:9月14日(木)◆お問合せ:Peatixの「主催者へ連絡」もしくはwest-jscle@gmail.comまでe-メールでお知らせください。◆お願いとご注意: ・機器や通信環境に起因するトラブルや不具合には対応できません。  zoomソフトを最新版にしておくことをおすすめします。 ・開催中にトラブルが生じることもございます。当日は主催者からの連絡を確認できるようにしておいてください。 ・オンラインライブ後(研究会終了後)に、動画配信はありません。【西日本支部会員各位】★研究会終了後に引き続き、オンライン支部会を予定しております。ご都合のつく方は、支部会にもご参加ください。 Updates tag:peatix.com,2023-08-13 09:34:14 2023-08-13 09:34:14 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1408500