【HCDと人類学の対話研究会 vol.4】「道具」としての人工知能と人間との関係は? | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-09-27T21:04:07+09:00 Peatix Masaya Ando 【HCDと人類学の対話研究会 vol.4】「道具」としての人工知能と人間との関係は? tag:peatix.com,2023:event-3661390 2023-08-28T19:00:00JST 2023-08-28T19:00:00JST 「HCDと人類学の対話研究会」は、文化人類学と人間中心設計(HCD)の研究者・実践者らが、次世代のシステム設計論を巡り対話する場です。 HCDの専門家である千葉工業大学 安藤昌也と、文化人類学者の北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)伊藤秦信がホストとなり、周辺領域の研究者・実践者をゲストにお招きし対話を深めます。第4回は、早稲田大学の上杉繁教授をお迎えし "「道具」としての人工知能と人間との関係は?" をテーマに対話します。<開催概要>日 程:2023年8月28日(月)19:00-21:00会 場:オンライン(zoom)参加費:無料「JAIST 知識科学セミナー」共催【ゲストプロフィール】上杉繁早稲田大学 理工学術院 教授 博士(工学)道具・機械システムによる人間の経験拡張、技能構築、動作支援に関する、人間―技術関係性のデザイン論の教育・研究に従事。「道具の身体化・身体の道具化―経験の可能性を拡げる道具のデザイン―」(バイオフィードバック研究、2023年)、『人工知能とどうつきあうか―哲学から考える』(共著、勁草書房、2023年)、『身体性・コミュニケーション・こころ』(共著、共立出版、2007年)ほか。【ホストプロフィール】安藤昌也千葉工業大学先進工学部知能メディア工学科教授ユーザーエクスペリエンス、人間中心設計、エスノグラフィックデザインアプローチなどの研究、教育に従事する。”利他的UX”を提唱し、「やってあげるデザイン」の原理の研究などにも注力。人間中心設計およびアクセシビリティの国際規格に関するISO/TC159(人間工学) 国内対策委員会委員、Webや対話ソフトウェアのアクセシビリティに関するJIS原案作成委員会等で委員を務め、人間工学関連規格の作成・普及を推進している。また、NPO法人 人間中心設計推進機構(HCD-net)理事等を歴任。同機構認定 人間中心設計専門家。他に専門社会調査士の資格を有する。伊藤泰信北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)教授専門は文化人類学・知識社会学。人類学やエスノグラフィの実務応用(ビジネス人類学・ビジネスエスノグラフィ)を15年以上にわたって牽引。企業や企業研究所とのとの協働・共同研究、医療者・医学教育者との協働・教育実践、社会人院生教育や企業向けエスノグラフィ研修なども活発に行っている。主な著作に『先住民の知識人類学』(2007)、「エスノグラフィを実践することの可能性」『組織科学』51(1):30-45(2017)など。日本文化人類学会理事、日本学術会議連携会員、ロンドン大学UCL人類学部客員研究員、藤田医科大学客員教授などを歴任。第7回日本オセアニア学会賞(2008)、柿内賢信記念賞実践賞(2017)などを受賞。【HCDと人類学の対話研究会について】人や社会を要件として捉え、システム設計を専門とする人間中心設計(HCD)と、集合的な社会・文化に焦点を当てて人間社会を理解することを専門とする文化人類学(人類学)の、双方の観点からシステムづくりのあり方を検討する研究会です。HCDと人類学は、共に同じ人間の営みをとらえるという共通性はあり、一部では協働の事例はありますが、社会や文化、人々の営みをとらえる捉え方には相違もあります。当研究では、両者の知見を対話を通して触発・融合させつつ、デザインやシステムの設計論を主な題材に、人と社会の調和を考慮したシステム設計思想および設計方法のあり方を検討することを目標としています。 【人間中心設計と人類学の対話によるシステム設計思想:HCDを多元化する挑戦的試みについて】科研費(挑戦的研究(開拓): 高度科学技術社会の新局面)を受けた研究です。このプロジェクトは、システム設計を専門とする人間中心設計と人間社会の理解を専門とする文化人類学の知見を融合させ、社会の調和を考慮したシステム設計思想について議論しています。人や社会を要件として捉えるHCDの視点と、集合的な社会・文化に焦点を当てて人間理解を深める人類学の視点の双方を統合する、協働/共同研究を目指し「多元的HCD」という一見矛盾する設計思想を掘り下げます。