マイナ保険証トラブルの根底にあるものとは ~マイナンバーカードの目的から考える~ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-08-28T16:33:49+09:00 Peatix 関根和彦 マイナ保険証トラブルの根底にあるものとは ~マイナンバーカードの目的から考える~ tag:peatix.com,2023:event-3651197 2023-07-29T14:00:00JST 2023-07-29T14:00:00JST ベグライテン ケアセミナー 230729                      マイナ保険証トラブルの根底にあるものとは                       ~マイナンバーカードの目的から考える~ 講師: 山口 浩太 さん (全国保険医団体連合会 事務局員) 日時:2023年7月29日(土)14:00~16:30                                      (13:30から入室できます。) 方法:Zoomによるオンラインミーティングとして行います。 マイナンバーカードに端を発する問題がマスコミ各社で報じられ、直近の世論調査では約7割が政府対応を「評価しない」と回答するなど波紋が広がっています。中でも「マイナ保険証」によるトラブルは現在も全国の医療機関に混乱をもたらしており、不安を抱えながら受診する患者さんが多くいる状況です。政府はトラブルの原因について人為的なミスを強調しますが、実際はそれだけではありません。根底には現場感覚の無理解だけでなく、国民の受療権と個人情報を守る視点を欠いた制度設計の問題があります。 私たち保団連は制度の導入当初から問題点を指摘し、方針の撤回を求めてきました。今回の講演では、トラブルを経験している医療現場の声をお伝えしながら、導入の経緯や今後の計画を見渡すことで、マイナンバーカードとは一体どういったものなのかを考えます。意見交換を通じて、国の目的や国民への影響などについて深めるきっかけとなれば幸いです。講師プロフィール:1996年生まれ。2018年に慶應義塾大学を卒業後、全国保険医団体連合会(※)に入局。以後、事務局として厚生労働省への要請活動や医療関係書籍の編集にかかわる。※ 全国保険医団体連合会(略称・保団連)とは:1969年に結成。47都道府県にある51の「保険医協会(保険医会)」が加盟し、会員数は約10万7千人に上る。会員構成は医科と歯科の開業医をはじめとして、病院開設者や勤務医も加入する。政府・省庁、関係機関、地方自治体への要請行動や関連団体との協力を通じて保険医の生活と権利を守り、国民医療の向上をめざしている。参加費: 1,000円(入金後のキャンセルはご容赦ください。)申込み・支払い方法:このページの右側中ほどにある「チケットを申し込む」ボタン(橙色)をクリックして順に記入し、各自が選択された方法で事前にお支払いください。コンビニ経由でのお申込み・お支払いは28日まで、クレジットカードでのお申込み・お支払いは29日12:00までです。ZoomのURL:お支払い確認後、7月29日(土)13:00~13:30に、ZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。Zoomを使用されたことのない方には、使用方法をお伝えします。申し込み時にお申し出ください。主催:ベグライテン *   HP: http://begleiten.org/   FB: https://ja-jp.facebook.com/begleiten2/   Twitter: https://twitter.com/Begleiten2001 問合せ先:   関根 k_sekine@f7.dion.ne.jp  090-9146-6667*  ベグライテンについて ベグライテンは、2001年7月に上智大学の社会人講座「死への準備教育~ホスピスボランティアとは~」(コーディネーターは、故アルフォンス・デーケン先生)の受講生が立ち上げた勉強会です。当初は終末期の患者にどのように寄り添うかについて学んでいましたが、学びの対象が介護、いじめ、引き籠り、自殺、貧困、犯罪被害と広がるにつれ、その背後にある社会、行政、政治の問題をも学ぶようになり、今ではケアと公共を学ぶ会に成長して来ています。また、学んだことを活かすという観点から、当初から様々なケアの現場でボランティアをしておりましたが、2011年の東日本大震災の時には、有志を募って岩手や福島にボランティアに行きました。この中で原発の問題を取り上げるようになり、2015年の安全保障関連法の強行採決の時には国会周辺の抗議行動にも参加しました。こうして行政や政治に対しても、様々な陳情、提言、意思表示を行うようになり、文字通りケアと公共を学ぶ「市民の会」に成長して来ています。ケアの哲学と公共哲学を学び身につければ、ひとり一人が豊かに個性を開き、発展させることのできる社会を築くことができると信じて、学び、活動しています。ベグライテン(Begleiten)は、デーケン先生から教えていただいた「共にいる」、「寄り添う」「伴走する」を意味するドイツ語ですが、私たちはこの言葉を「苦しんでいる人の傍にいる」と訳して、会の基本的な精神を表す言葉として会の名前にしています。