7/22(土)松下哲也×大井昌和×さやわか「いまこそ語ろう、ゼルダの伝説──『ティアーズ オブ ザ キングダム』と任天堂の軌跡」【ニッポンのマンガ #20】 @ooimasakazu @someru #ゲンロン230722 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-08-21T21:35:04+09:00 Peatix ゲンロンカフェ 7/22(土)松下哲也×大井昌和×さやわか「いまこそ語ろう、ゼルダの伝説──『ティアーズ オブ ザ キングダム』と任天堂の軌跡」【ニッポンのマンガ #20】 @ooimasakazu @someru #ゲンロン230722 tag:peatix.com,2023:event-3627795 2023-07-22T19:00:00JST 2023-07-22T19:00:00JST 本イベントは、シラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信も行います(※ 配信のご視聴は、Peatixの入場券とは別料金となります。ご注意ください)。https://genron-cafe.jp/event/20230722/ゲンロン友の会 第13期、新規入会受付中!https://genron.co.jp/shop/products/detail/627 【イベント概要】 今年5月12日に発売された『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が話題です。2017年の前作『ブレス オブ ザ ワイルド』は数々の主要なゲーム賞を獲得するなど多くのユーザーから好評を博しました。待望の続編として発売された本作は、発売からわずか3日で世界販売本数1000万本を突破する記録的大ヒット。遊びの幅が広く自由度が高いプレイが可能で、SNSでは本作のプレイ動画が連日投稿され賑わっています。初代『ゼルダの伝説』は1986年に発売。「スーパーマリオブラザーズ」シリーズとともに、世界中のゲームファンから長く支持される任天堂の人気シリーズです。なぜ「ゼルダの伝説」シリーズは根強い人気なのか? 「ゼルダの伝説」は他のゲームとなにが違うのか? 本作『ティアーズ オブ ザ キングダム』は本当に面白いゲームなのか?この度ゲンロンカフェでは、「ゼルダの伝説」に並々ならぬ思い入れがあるという美術史家の松下哲也氏をお招きし、人気トークシリーズ「ニッポンのマンガ」でお馴染みの大井昌和氏とさやわか氏がお相手となり、「ゼルダの伝説」についてたっぷりと語り合っていただきます。松下氏は、以前には美術史的な観点から『ブレス オブ ザ ワイルド』を論じて話題を呼びました。ゲーム史の流れだけでなく、美術などゲーム以外のカルチャーと比較して「ゼルダの伝説」をどのように考えることができるのか。ゲンロンカフェならでは白熱トークをご期待ください! 【登壇者の松下哲也さんから】 「ゲームでしか味わえない感動がある。」というキャッチコピーがあります。『ゼルダの伝説 時のオカリナ』発売時の宣伝文句ですが、これは当時右肩上がりで向上していたゲーム機の性能を動画や音声などゲームとは直接関係のない要素のために使う傾向にあった同時代の大作に対する批判だったのではないかと思います。ゼルダシリーズは物語よりもプレイ体験を重視した「ゲーム」であるがゆえに、もともと一貫した世界設定を持っていませんでした。ところが、2011年に出版された『ハイラル・ヒストリア』において、同シリーズがじつは『時のオカリナ』のあとに複数の時間軸に分岐した並行世界モノだったのだという後付けの設定が付加されます。この「大きな物語」を提示したあとに作られた『ブレス オブ ザ ワイルド』は、シリーズを『∀ガンダム』の「黒歴史」と同様の概念のもとに総括したマップをプレイヤーに提供しました。過去作を引用した廃墟や地形を巡るプレイ体験は、ロマン主義における崇高あるいはピクチャレスクの美学そのものです。そして、この世界を踏襲した最新作『ティアーズ オブ ザ キングダム』は、おどろくべきことに前作のロマン主義的体験をSF的なセンス・オブ・ワンダーに昇華しています。……なんてこった! 「ゲームでしか味わえない感動」が近代の美術と文芸の歴史を再現しているぞ。これはいったいどういうことなんだ!ということを、『時のオカリナ』発売時ゲームやりたさに高校の試験をサボってエラい目にあったゼルダ信者の立場から、だけじゃなくて、もちろん美術史と大衆文化史を専門としている研究者の立場からもお話ししたいと思います! 【登壇者プロフィール】 松下哲也(まつした・てつや)1981年大阪府生まれ。多摩美術大学を経て國學院大學にて博士(歴史学)。現在、京都精華大学マンガ学部准教授、同国際マンガ研究センター研究員。近現代美術史とイラストレーション史を基盤にして、マンガ、アニメなどのキャラクター表現とその歴史を研究している。著書に『ヘンリー・フューズリの画法 物語とキャラクター表現の革新』(三元社)。ほか商業媒体にて執筆多数。松下哲也のアート講釈日本地(シラス)大井昌和(おおい・まさかず)第三回電撃ゲームコミック大賞銀賞。月刊電撃コミックガオ!にて『ひまわり幼稚園物語あいこでしょ』でデビュー。主な作品は『ちぃちゃんのおしながき』『おくさん』『明日葉さんちのムコ暮らし』『ヒメコウカン』など。Twitter大井昌和のコミックガタリー シラス版!さやわか1974年生まれ。ライター、物語評論家、マンガ原作者。〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉主任講師。著書に『僕たちのゲーム史』、『文学の読み方』(いずれも星海社新書)、『キャラの思考法』、『世界を物語として生きるために』(いずれも青土社)、『名探偵コナンと平成』(コア新書)、『ゲーム雑誌ガイドブック』(三才ブックス)など。編著に『マンガ家になる!』(ゲンロン、西島大介との共編)、マンガ原作に『キューティーミューティー』、『永守くんが一途すぎて困る。』(いずれもLINEコミックス、作画・ふみふみこ)がある。Twitterさやわかのカルチャーお白洲(シラス) 【チケットについて】 「入場券」はどなたでもご購入とご来場が可能です。「友の会会員限定最前列席」のご購入は、ゲンロン友の会第13期会員限定とさせていただきます(複数予約される場合はお連れの方が会員でなくても可)。 チケット料金は税込価格です。お支払い後のキャンセルは受け付けることができません。あらかじめご了承ください。 ゲンロン友の会第13期会員、もしくはシラス「ゲンロン完全中継チャンネル」会員の方は1ドリンクがサービスとなります。両方の会員の方もサービスは1ドリンクのみとなります。当日の入場受付時に友の会の会員証、またはスマートフォンなどでシラスのマイページ画面をご提示ください。 学生証のご提示で、当日の入場受付時に500円のキャッシュバックをいたします。他サービスとの併用はできません。学生証は国立公立学校または学校法人が発行したものに限ります。 Peatixでのチケット予約はイベント開始時刻まで可能です。残席がある場合、会場での当日券販売も行います。 【入場・座席について】 開場は開演1時間前の18時となります。 座席はチケットの申し込み順ではなく、当日ご来場いただいた順でのご案内となります。 ゲンロン友の会上級会員(クラス30以上)の方は、クラスに従って座席予約のサービスがございます。ご利用の方は会員番号を明記のうえ、info@genron.co.jp にご連絡ください。 【そのほか】 イベントは延長となることがございます。 泥酔の方、また他のお客様のご迷惑になるような行為をされる方や、不快な印象を与えると判断される方は退出をいただきます。 20歳未満の方、車でご来場の方にはアルコールを提供できません。 18歳未満の方は23時以降の参加はできません。保護者が同伴しない18歳未満の方は22時以降の参加はできません。 イベント中の無断録画・録音は固くお断りします。 本イベントはインターネットでの動画配信を予定しております。ご来場のお客様が映り込む可能性がございます。 発熱や咳の症状があるなど、当日体調がすぐれないお客様は、できるかぎりご参加をお控えください。お知り合いにチケットをお譲りいただくなど、ご対応をご検討ください。 換気を強化しているため、空調効果が一時的に損なわれる場合があります。寒暖に配慮した備えをご用意ください。 配信や撮影などの都合上、壇上と客席のあいだにアクリル板は設けておりません。ご了承ください。 感染状況等の変化により、予告なく開催内容が変更となる場合があります。開催中止や無観客(配信のみ)となった場合には、速やかに返金等の対応を行います。