『フェルナンド・ペソア伝 異名者たちの迷路』出版記念トーク | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-09-03T20:31:14+09:00 Peatix ポルトガル大使館 『フェルナンド・ペソア伝 異名者たちの迷路』出版記念トーク tag:peatix.com,2023:event-3627531 2023-08-04T19:00:00JST 2023-08-04T19:00:00JST ポルトガルの国民的詩人であるフェルナンド・ペソア(Fernando Pessoa, 1888 - 1935)についての評伝『フェルナンド・ペソア伝 異名者たちの迷路』(澤田直・集英社)が出版されることになりました。これを記念して本の発売日である8月4日に著者の澤田直さんを迎えてポルトガル大使館にてトークを行っていただきます。トークのお相手はペソア研究の渡辺一史さんです。会場開催のみ(定員30名)、配信はありません。参加者には1杯ずつポルトガルワインをご用意いたします。日本のペソアファンが集える貴重な機会です。ぜひご参加ください。(注)当日、現地での書籍販売はありません。以下は集英社HPからの引用です。〈「わたし」とは確固とした個人であるどころか、無定形な多様体で、自分自身にとっても捉えどころがない。21世紀の今でこそ自然に思われるこの考えを、ペソアははるか以前に先取りしていた。自分とは別人格の〈異名者〉たちを案出し、たったひとりで宇宙全体を体現するようなこの不思議な人物は、どのような人生を送り、何を考えていたのだろうか〉(「あとがき」より)70もの人格を作り作品を書き分け、没後に2万7500点以上の草稿が発見されたポルトガルの国民詩人ペソア。この20世紀の巨人の生涯と言葉を丹念にたどり、豊富な引用と貴重な図版を合わせて、この稀有な詩人の魅力の全貌に迫る。澤田 直(さわだ・なお)1959年、東京生まれ。パリ第一大学大学院哲学科博士課程修了。現在、立教大学文学部教授(フランス文学)。訳書にフェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』(平凡社)、『ペソア詩集』(思潮社)、フィリップ・フォレスト『洪水』(共訳、河出書房新社)、『シュレーディンガーの猫を追って』(共訳、河出書房新社)、『夢、ゆきかひて』(共訳、白水社)、『荒木経惟つひのはてに』(共訳、白水社)、『さりながら』(白水社)、ミシェル・ウエルベック『ショーペンハウアーとともに』(国書刊行会)、J-P・サルトル『真理と実存』『言葉』(以上、人文書院)、『自由への道』全6巻(共訳、岩波書店)、『家の馬鹿息子:ギュスターヴ・フローベール論』4巻、5巻(共訳、人文書院)、など。著書に『〈呼びかけ〉の経験:サルトルのモラル論』(人文書院)、『新・サルトル講義:未完の思想、実存から倫理へ』(平凡社)、『ジャン=リュック・ナンシー:分有のためのエチュード』(白水社)、『サルトルのプリズム:二十世紀フランス文学・思想論』(法政大学出版局)などがある。渡辺一史(わたなべ・かずふみ)1973年、東京生まれ。東京外国語大学博士後期課程単位取得退学(博士:学術)。ポルトガル・カトリック大学院現代イベリア哲学課程修了(修士:哲学)。著書に "Neo Paganismo em Fernando Pessoa" (Nota de Rodapé)。訳書に『フェルナンド・ペソア 自己分析他30篇の詩』(Dilúvio) 。主催 ポルトガル大使館文化部 (03-5421-8550)