「被災地の復興とソーシャルワーク -地域づくりの視点から-」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-09-25T17:01:04+09:00 Peatix 関根裕恵 「被災地の復興とソーシャルワーク -地域づくりの視点から-」 tag:peatix.com,2023:event-3624447 2023-08-26T14:00:00JST 2023-08-26T14:00:00JST 2011年の東日本大震災は日本国内観測史上最大規模の地震となり、その後の津波被害、原子力災害被害によって、震災による死者・行方不明者は、2023年3月時点で2万2000人以上にのぼり、震災発生直後のピーク時において避難者は約47万人に達するなど、我が国が経験したことのない大きな被害を及ぼしました。 なお、被災地をみると、震災直後の生命、生活の危機への対応、多様な喪失体験と生活課題の広がりへの対応は、あらゆる関係者の協働による取り組みを必要としていました。さらに、避難所→仮設住宅→災害復興住宅等に移行した復興のプロセスに応じて支援は変化してきましたが、全国規模の避難者への継続的支援、孤立の防止や喪失体験への対応、防災や生活支援を軸とした地域づくりなど、震災発生から復興に向けて12年余にわたり行われてきた一連の実践から、私たちは地域福祉の課題や可能性を学ぶことができます。 なかでも最大規模の被害が発生した宮城県石巻市では、災害ボランティアセンターの役割と課題を実際に経験しました。そして、地域福祉コーディネーターを中心に多様な関係者の連携・協働による生活復興支援の諸活動が展開されており、生活の困難性や地域社会の諸課題に対応してきたその実績を検証する意義は、今もって大きいと考えています。なぜなら、災害時支援によって得た知識と方法は、普段の地域生活支援に活かすことができるからです。 今回の学習会では、宮城県社会福祉協議会復帰支援課に所属し、県内の支援にまわり、また石巻市社協に出向されていた経験をもつ北川進氏をお迎えします。実際の現場で動かれた経験からの事例をお話しいただき、自分たちの地域では、震災に備える場合、また地域づくりとしてなにが必要なのかを考える機会と考えています。 全国各地で大規模災害が頻発するなか、発災後の地域社会の危機状況や多様な喪失体験に伴う諸課題に対し、福祉関係者としてどのような取り組みを進めるべきか、また災害に備え、平時からどのような取り組みが必要となるのか、など「災害」への対応を通した地域福祉へのアプローチについて、また災害時要援護者支援は十分機能しているのか、参加者の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 なお、今回は母校ルーテル学院大学においての対面での参集形式、およびオンラインでの参加形式の組み合わせで開催します。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。                       ルーテル・希望の会幹事会一同【開催内容】日 時:2023年8月26日(土)午後2時~4時45分テーマ:被災地の復興とソーシャルワーク -地域づくりの視点から-実施方法:母校ルーテル学院大学での参集形式、およびオンラインでの参加形式の組み合わせ開催     ※会場にて参加の方は研修会終了後に交流会を企画します。ぜひご参加ください。会 場:ブラウンホール252教室及びZoom(後日通知)内 容: ①開会挨拶 ルーテル学院大学教授 市川 一宏氏     ②基調講演 社会事業大学専門職大学院講師 北川 進氏      「宮城県における被災地支援の経過と今日における取り組みー石巻市等の実績を検証して」(仮)      ※質疑応答 10分     ③休憩     ④グループディスカッション(グループワーク35分+発表15分)     ⑤全体のまとめ ルーテル学院大学名誉教授 和田 敏明氏参加費:1,000円参加対象:ルーテル学院大学卒業生(定員50名)申込締切:令和5年8月12日(土)★研修会後の交流会について★研修会終了後に参加者対象の交流会を企画します。場所はJR三鷹駅付近で、会費4,500円程度を予定します。ぜひご参加ください。 Updates tag:peatix.com,2023-07-30 23:27:36 2023-07-30 23:27:36 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1401984