ジェルジ・リゲティ生誕100年記念レクチャー&コンサート | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-10-02T19:24:44+09:00 Peatix monten ジェルジ・リゲティ生誕100年記念レクチャー&コンサート tag:peatix.com,2023:event-3623006 2023-09-24T17:00:00JST 2023-09-24T17:00:00JST <戦争と動乱を生き抜いた作曲家のメッセージを次世代へ>生誕100年の今、よみがえるリゲティの知られざる姿門下生による様々な記憶と証言【第1部】 レクチャー17:00〜18:30「リゲティ 作曲クラス・生涯・作風の変移」司会:高久暁パネリスト:たかの舞俐、古川聖、ゲストパネリスト:フベルトス・ドライヤー1975年から1980年代後半にかけて、窓から外アルスター川が見下ろせるリゲティの住居で毎週水曜午後から夜半まで行われた作曲の授業。そこえ行われたボーダーレスな討論。数十年の時を経て、師リゲティのリアルな記憶とともにリゲティ門下生が語る。【第2部】 コンサート 19:00〜20:30プログラム・シャウユン・チェン/フローティング・ポイント〜日記Ⅱピアノのための2つの作品から   Floating Point, from Diary 2. 2 Pieces for Piano (1999)・フベルトス・ドライヤー/ロマンティック・ランドスケープ1 Romantic Landscape 1 (1985/改訂2013)・古川聖/ アリアと18の変換 ~ゴルトベルク変奏曲に基づく 18Transformations 1番、4番、5番、7番 (2018)・たかの舞俐/イノセント Innocent(2000)・マンフレット・シュターンケ/ パルトータ Partota(1986)・シドネイ・コルベット/ ピアノ・ヴァレンタイン Piano Valentine 5番(1997)、10番(2007)・ジェルジ・リゲティ/ ピアノのための練習曲 Etudes pour piano 7番(1989)、5番(1985)、6番(1985)ピアノ:フベルトス・ドライヤー ****************************************************コンサート後に今年5月に出版されたリゲティ門下生有志執筆による書籍を暫定数販売します。他書籍にはないリゲティのプライベートの写真やエピソード、音楽分が数多く掲載されています。『György Ligeti im Spiegel seiner Hamburger Kompositionsklasse』(『ハンブルク大学の作曲クラスから見たリゲティ』)*****************************************************主催:ジェルジ・リゲティ生誕100年記念レクチャー&コンサート実行委員会   http://www.maritakano.com/助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【プロフィール】たかの舞俐桐朋学園大学作曲科卒業後、フライブルク音楽大学大学院にてブライアン・ファーニホウ教授に、ハンブルク音楽大学大学院でジェルジ・リゲティ教授に作曲を師事、修士修了。師リゲティとの出合いにより、独自のオリジナリティを備えた作風を発展させ確立。委嘱も多く、作品は国内外で演奏されている。2002年に1st作品集「Women’s Paradise」を、2012年に2nd作品集「LigAlien」をスウェーデンのBIS社よりリリース。後者はアメリカCD雑誌「Fanfare」で評論家Peter Burwasser氏により、その年のベスト5に選ばれ、2018年にはBBC Radio3で同CD収録の「Flute concerto」が放送された。2022年には3rd作品集「In a Different Way」を日本のフォンテック社からリリース。現在、桐朋学園芸術短期大学、文教大学講師。 古川聖高校卒業後渡独、ベルリン芸術大学、ハンブルク音楽演劇大学にて尹伊桑、ジェルジ・リゲティのもとで作曲を学ぶ。スタンフォード大学で客員作曲家、ハンブルク音楽演劇大学で助手、講師を経てドイツのカールスルーエのZKM でアーティスト研究員。作品は新しいメディアや科学と音楽の接点において成立するものが多く、1997 年のZKM の新館のオープニングでは委嘱を受けて,マルチメディアオペラ『まだ生まれぬ神々へ』を制作・作曲。多くの受賞歴がある。理化学研究所など多くの学外組織と共同研究を継続的におこない、2018年には音とテクノロジーを核とする東京藝大発ベンチャーcoton社を起業している。東京藝術大学先端芸術表現科教授 フベルトス・ドライヤーピアニスト、音楽学、作曲家ハンブルグ音楽大学(ジェルジ・リゲティ教授に作曲を師事)修了(芸術学士)、東京芸術大学で柘植元一教授に師事、音楽民族学を学び、1997年に修士、2005年に博士号を取得。東京藝術大学ほかで非常勤講師を務める。1986年以降、スウェーデンおよび旧ユーゴスラビアでリゲティのピアノ協奏曲を初演、現代音楽を中心にピアニストとして国際的なコンサート活動を行う。2020年からロベルト・シューマン音楽大学デュッセルドルフで担当する即興演奏コースの学生たちを率いて、Mopomoso Digital Festivalにたびたび参加。2022年には、ノルトライン・ウェストファーレン州の助成金授与。現在、ロベルト・シューマン音楽大学デュッセルドルフ准教授作曲家として、委嘱作品も多く、音楽理論・音楽記号論の立場から邦楽、現代音楽、ロマン派の音楽、ポップスを論じた論文多数。 高久暁東京大学を卒業後、東京芸術大学大学院で修士(音楽学)を取得。現代バルカン半島の芸術音楽史研究を出発点に20世紀の音楽史・演奏史について幅広く研究・調査を行い執筆。現在の主な研究分野は、20世紀在外ロシア系音楽家の創作史研究、日本を含むアジア諸国のピアノ文化を中心とする西洋音楽史、20世紀後半の日本人作曲家の創作史。 また楽譜の編集校訂に関心を持ち、ニコライ・メトネル、ワルター・ギーゼキング、マルク=アンドレ・アムラン他のピアノ曲の楽譜を編集・出版する。『篠原眞の音楽』(共著、Engine Books、2016)他。他論文・共著書多数、また月刊誌『モーストリー・クラシック』『ショパン』に定期的に寄稿。現在、日本大学芸術学部教授