8/9(水)【会場観覧】『賢人と奴隷とバカ』(亜紀書房)刊行記念 酒井隆史氏×森元斎氏ライブトーク『バカしかつける薬はない!!』 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-08-17T19:24:16+09:00 Peatix 誠品生活日本橋 8/9(水)【会場観覧】『賢人と奴隷とバカ』(亜紀書房)刊行記念 酒井隆史氏×森元斎氏ライブトーク『バカしかつける薬はない!!』 tag:peatix.com,2023:event-3618509 2023-08-09T19:30:00JST 2023-08-09T19:30:00JST この4月に亜紀書房から出版された酒井隆史さんの新著『賢人と奴隷とバカ』の刊行を記念して、トークイベントを開催します。お話のお相手は誠品生活日本橋イベントの常連にして、今年3月に弊店で酒井さんとディヴィッド・グレーバーの『価値論』を巡る議論にご出演いただいた森元斎さんです。【アーカイブ配信】『価値論』(D・グレーバー著・以文社)刊行記念 酒井隆史氏(大阪公立大学教授)×森元斎氏(長崎大学准教授)ライブトーク『グレーバーとは誰か?』2011年の東日本大震災と福島第一原発事故の後、過去十年あまりにわたってこの社会で起きたのは、“ネオリベラルな世界秩序への遅ればせながらの全面的順応の過程”(著者あとがきより)でした。この事態に加えて、ますます言論が硬直化、一元化しているかにも見える状況への応答として、冒頭の魯迅の小品『賢人と馬鹿と奴隷』をモチーフとして描かれたパロディについての文章を始め、この間紡がれた著者のエッセイをまとめた同書は、多くの読者に是非読んでいただきたい一冊です。今回はこの本に含まれる数々の視点を、酒井さんと森さんの議論により可視化していただき、より深い理解を得るための貴重な機会になろうかと思います。是非ふるってご参加ください。 ■イベント情報※このイベントはオンラインでもご視聴いただけます。オンラインでのご参加ご希望の方は↓のリンクからお申し込みください。オンラインご視聴お申し込みリンク日時:2023年8月9日(水)19時30分~21時00分(終了時間は変更の可能性あり)場所:誠品生活日本橋内 イベントスペース「FORUM」(COREDO室町テラス2F)参加費:無料※社会情勢によりイベントを中止する場合がございますので、予めご了承下さい。■ご参加についてのご注意・会場へお越しの方は、手指の消毒・検温のご協力をお願いいたします。※検温の結果、37.5度以上の方には、ご参加をお断りする場合がございます。・イベント内容の録画・撮影はお控えください。・イベント開始の10分前には、会場受付(誠品生活日本橋内FORUM)へお集まりください。・イベント開始後15分を経過しますと、キャンセルとさせていただきます。・当日のイベントの模様は誠品生活日本橋スタッフ及び、関係者が動画・写真撮影を行い、誠品生活日本橋、関係者が運営・許可するメディアに掲載させていただく場合がございます。■書籍内容書名:『賢人と奴隷とバカ』著者:酒井隆史出版社:亜紀書房価格:2,970円(税込)ISBN:978-4-7505-1787-2内容(亜紀書房公式HPより転載)「ニッポンにいるのは、賢人気取りばかりだ」「ポピュリズム」「反知性主義」「ポスト・トゥルース」時代を「象徴」する言説に潜む〈大衆への差別的なまなざし〉。資本主義×知識人が一体となって管理・支配しようとする現況を問い、近代社会の土台に存在する、無名の人びとが蓄積してきた知や技術に光を当てる。----------------------◆「中立」の立場から差別する過激中道[エキストリーム・センター]◆ 平等を求める動きへのシニシズム◆ 格差と対立を無視し、円滑な社会運営を志す「秩序派」◆ 愚かな群衆に囲まれていると感じるリベラル知識人のナルシズム知的ソースをあげて、スマートに切って捨てる態度、利得と犠牲の計算のような知的操作で、割り切ってみせる態度は根本的には、この世界とは別の世界にむかう衝動や想像力にむけられているようにおもわれるのである。〈支配する知ではなく、解放する知を求めて〉──私たちが生き延びるための唯一の方法はデモクラシーを深化させることである。----------------------【目次】◆はじめに……賢人とドレイとバカ 二〇二三年、春第I部 無知と知、あるいは「大衆の恐怖」について 01.現代日本の「反・反知性主義」? 02.「反知性主義」批判の波動──ホフスタッターとラッシュ 03.ピープルなきところ、ポピュリズムあり──デモクラシーと階級闘争 04.「この民主主義を守ろうという方法によっては この民主主義を守ることはできない」──丸山眞男とデモスの力能 05.一九六八年と「事後の生(afterlives)」──津村喬『横議横行論』によせて 06.「「穏健派」とは、世界で最も穏健じゃない人たちのことだ」──「エキセン現象」をめぐる、なにやらえらそうな人とそうじゃない人の「対話」第II部 だれがなにに隷従するのか 07.「放射脳」を擁護する 08.「しがみつく者たち」に──水俣・足尾銅山・福島から 09.自発的隷従論を再考する 10.「自由を行使する能力のないものには自由は与えられない」──二〇一八年「京大立て看問題」をどう考えるか 11.「中立的で抑制的」──維新の会と研究者たち 12.「この町がなくなれば居場所はない」──映画『月夜釡合戦』と釡ヶ崎第III部 この世界の外に──抵抗と逃走 13.「ブラジルで のブレザーなんて着たがるヤツはいない。 殴り倒されるからだ」──二〇二〇年東京オリンピックをめぐる概観 14. 戦術しかない/戦略しかない──二〇一〇年代の路上における二つの趨勢 15.「わたしは逃げながら、武器を探すのです」──ジョージ・ジャクソン、アボリショニズム、そしてフランスにおける「権力批判」の起源について 16.ポリシング、人種資本主義、#BlackLivesMatter 17.パンデミックと〈資本〉とその宿主 18.「世界の終わりは資本主義の勝利とともにはじまった」──文明に生の欲動をもたらすもの 19.すべてのオメラスから歩み去る人びとへ──反平等の時代と外部への想像力◆あとがき■登壇者紹介酒井隆史(さかい・たかし)大阪公立大学教員、社会思想史、都市社会論。主要著作に『通天閣』(青土社、2011年)、『完全版自由論』(河出文庫、2019年)、『暴力の哲学』(河出文庫、2016年)、『ブルシット・ジョブの謎』(講談社現代新書、2021年)、『誰が何に隷従するのか』(亜紀書房、近刊)など。訳書に、P・クラストル『国家をもたぬよう社会は努めてきた』(洛北出版、2020年)、M・デイヴィス『スラムの惑星』(明石書店・監訳、2010年)、D・グレーバー『ブルシット・ジョブ』(岩波書店・共訳、2020年)、『官僚制のユートピア』(以文社、2017年)、『負債論』(以文社・監訳、2016年)、『アナーキー』(以文社、近刊)、D・ウェングロウ+D・グレーバー『万物の黎明』(光文社、近刊)。森元斎(もり・もとなお)1983年東京生まれ。長崎在住。専攻は、哲学・思想史。学位は博士(人間科学)(大阪大学、2015年)。中央大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院人間科学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、パリ第十大学研究員などを経て、現在、長崎大学教員。ホワイトヘッド哲学を中心とした現代思想や、アナキズムに関する思想の研究を行っている。著書に『具体性の哲学』(以文社、2015)、『アナキズム入門』(筑摩書房、2017)、『国道3号線』(共和国、2020 年)、『死なないための暴力論』(集英社インターナショナル、近刊)、『アナキズムという生き方』(青弓社、近刊)など。共訳書に、H・フラスベック+C・ラパヴィツァス『ギリシャ デフォルト宣言』(河出書房新社、2015) 、G・ハーマン『思弁的実在論入門』( 人文書院、2020)、D・グレーバー『反転する革命』(以文社、近刊)。■チケットキャンセルポリシー・お客様都合によるチケットキャンセルにつきましては、イベント開催当日の5日前20:00まで受付いたします。以降のキャンセルおよびご返金はお受けできかねますので、予めご了承ください。・気象状況や災害時など、主催者によるイベントキャンセルや延期については、イベント開催時間の1時間前までに、Peatixメッセージにてご連絡いたします。イベント前日にはPeatixメッセージのご確認をお願いいたします。----------------------------誠品生活日本橋最新情報はこちらから公式サイトInstgram (@eslite_japan)Twitter (@eslite_japan)Facebookページ誠品生活日本橋フリーペーパー「誠品生活」----------------------------