【オンライン参加無料(ハイブリッド開催)】慶應義塾・共知塾(第十三回) 稲見 昌彦氏(東京大学)/ 和泉 潔氏(東京大学大学院) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-07-21T19:03:48+09:00 Peatix 栗原(慶應義塾) 【オンライン参加無料(ハイブリッド開催)】慶應義塾・共知塾(第十三回) 稲見 昌彦氏(東京大学)/ 和泉 潔氏(東京大学大学院) tag:peatix.com,2023:event-3600136 2023-06-21T16:00:00JST 2023-06-21T16:00:00JST 2021年4月に設立されました慶應義塾大学・共生知能創発社会研究センターにて,共知塾という勉強会(セミナー)を立ち上げました.  ※「keio hass」で検索して下さい【第13回共知塾】2023/6/21(水)16:00 - 18:00  ※最長19:00まで慶應義塾大学三田キャンパス / オンライン(zoom) 同時開催お一人様につき一枚、「会場参加」または「オンライン参加」どちらかのチケットをご選択ください。会場参加:定員5名様・参加費1,000円(コーヒー付)オンライン参加:参加費無料セミナー開催までに、会場詳細・zoomURL等について、事務局より、メールにてお知らせいたします。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。【講演】前半:稲見 昌彦氏  (東京大学 先端科学技術研究センター 教授)「からだ」の自在化から「こころ」の自在化へ現在我々はSociety4.0とも位置付けられる情報化社会に生きている。そして情報化とは脱物質化・脱身体化とも換言できる。情報化により様々なサービスやビジネスが生まれた。今回のコロナ禍であっても、大学や企業において講義や会議を辛うじて行うことができたのも情報化の貢献といえる。しかしながら、現状の遠隔会議システムをはじめとする情報ツールを介したコミュニケーションにおける身体性の喪失により、諸問題が顕在化しつつある。テレイグジスタンス技術やアバター技術、触覚技術などは情報化社会に身体性を取り戻す、いわばポスト身体社会を目指した試みともとらえることができる。本講演では、ポスト身体社会における多様な身体性を扱うための研究「自在化身体」について紹介するとともに、Society5.0における「こころ」と「からだ」の新たな関係を展望する。<略歴>東京大学大学院工学系研究科博士課程修了 博士(工学)。電気通信大学、慶應義塾大学等を経て2016年より現職。自在化技術、人間拡張工学、エンタテインメント工学に興味を持つ。米TIME誌Coolest Invention of the Year、文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞。超人スポーツ協会共同代表、情報処理学会理事、日本バーチャルリアリティ学会理事、日本学術会議連携会員等を兼務。著書に『スーパーヒューマン誕生!人間はSFを超える』(NHK出版新書)、『自在化身体論』(NTS)他。後半:和泉 潔氏(東京大学大学院 工学系研究科システム創成学専攻 教授)なぜAIによる経済予測が難しいのか? 機械学習とシミュレーションの融合による経済的因果分析金融市場や景況などの経済現象を予測するためには、単に大規模データを解析するだけではなく、そこに関わっている人々がどのような因果関係で経済が動いていると考えているのか、その考えに基づいてどう経済活動をしているかを知ることが必要不可欠である。本講演では、データ解析による統計的因果と、言語データから抽出された人間が認識する社会的因果を相互補完して統合する、新たな経済分析のアプローチを紹介する。 <略歴>1993年東京大学教養学部基礎科学科第二卒業.1998 年同大学院 総合文化研究科 広域学専攻 博士課程修了.博士(学術).同年より2010年まで、電子技術総合研究所(現 産業技術総合研究所) 勤務.2010年より東京大学大学院工学系研究科 システム創成学専攻 准教授.2015年より同教授.マルチエージェントシミュレーション、特に社会シミュレーションに興味がある.IEEE、人工知能学会、情報処理学会、電子情報通信学会会員.以上の話題提供を企画しております。多くの方々のご参加をお待ちしております.詳細は、共知塾ホームページをご参照ください。ーーーー<共知塾概要>  超少子高齢化に伴う労働力の補填や,介護対策,地域活性化,そし て,After/With Covid-19社会への適応という要求も追加されての社会のD X化が求められる現在,巨大化及び複雑化が加速しているサイバー 空間を起因とする混乱は, 人類にとってもはやサイバー空間に留まらず,実生活全般への脅威 となっています.そして,本来有用な道具であるはずのITに人が 翻弄される状況が加速的に進行しており, 人間社会崩壊となりかねない状態にあり,現時点でのAI技術もこ の流れを加速させる要因となってしまっています.  このような状況において,膨大な実空間の情報をサイバー空間に取 り込み,AIによる統合的な処理を行い高い効率性や生産性の実現 による超スマート社会の実現を目指すSociety 5.0は,日本が進むべき正しい方向ではあるものの,社会(So ciety)は一人一人の社会活動から創発される実体のない概念 に過ぎず,社会への過度な注目は肝心の個々人を覆い隠してしまう 懸念も併せ持っています.注目すべきは社会(Society) ではなく,社会を構成する一人一人個性の異なる人間でなければな りません.  この混乱した状況を元に戻すことは不可能であるものの,新たな調 和へアップグレードすることはできると思います.その鍵となるの が,「人」と「人から信頼された次世代AI」との共生社会の実現 です.そして,人と次世代AIとの共生が成熟した,実社会とサイ バー空間が融合した社会の実現を目指すことを目的として, 共生知能創発社会研究センターを設立することとしました.  「共知塾」は,共生知能創発社会研究センターに設置された勉強会 であり,多様な産学官分野に所属する会員で構成され,人とAIが 共生する社会の実現に向けた学際的な議論を行うことが目的です.「お互いを知る場」であり,「偶発的発見の場」であり,「現場を知る場」であり,これらを通した「イノベーションを起こす場」が共知塾です.※都度参加も可能ですが,以下,会員制度もあります.会員種別法人会員 法人および団体(営利機関)法人会員 法人および団体(非営利機関)個人会員 一般個人個人会員 研究者等入塾を希望・検討される組織・個人の方は是非 hass-info-group@keio.jp までご連絡ください.