オープンエンデッド・プロダクト ものづくりとトランジションデザインの接続を試みる | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-09-24T18:01:27+09:00 Peatix Design-Led-X オープンエンデッド・プロダクト ものづくりとトランジションデザインの接続を試みる tag:peatix.com,2023:event-3595553 2023-08-22T09:00:00JST 2023-08-22T09:00:00JST 個人の利便や企業利益のためだけのモノづくりが許されなくなりつつあるなか、工業製品はどうしたらその社会性を持ち続けられるのでしょうか?  開発・生産・販売・フィードバックからなる一般的な工業製品の開発サイクルでは、製品は経済性・利便性・見栄えといった観点で相対的に評価されるため、頻繁なモデルチェンジや価格競争が起こりがちです。しかし、サステナブルな未来へのトランジションの必要性と、大量生産・大量消費のシステムが地球環境や人々のウェルビーイングに及ぼす弊害がより強く認識されるにつれ、工業製品の在り方にも課題意識が向けられ始めています。「ものづくりのトランジション」とは、どうあるべきなのでしょうか?新しいものづくりのあり方のヒントは、世界のさまざまな取り組みの中にあるかもしれません。例えば建築の分野では、建築スタジオELEMENTALが手がけたQuinta Monroyの集合住宅は、水回りなどの必要最低限の部分だけを高水準で完成させた状態、つまり「半分の家」として家主に引き渡し、残りの半分をそれぞれの生活スタイルの変化などに応じてカスタマイズしてもらうという取り組みです。そうすることで、設計や施工の費用を抑えられるだけでなく、コミュニティのレジリエンスが向上したり、多様な生活が多様な家の形となって現れるといったことが期待できます。こうした試みは、固定化されていた住宅販売やものづくり、サービスのステレオタイプを崩すことで一般的な製品の在り方から脱却し、美しさや利便の意味を拡げる動きとして捉えられます。こうした製品には、これまで十分に応えられていなかった固有の文化的・身体的ニーズに合わせて形を変えることができる、多元的な価値を提案できるという特徴があります。結果として、多くのニーズに一つの完結した形で応えようとする製品と比較して、それぞれの人や状況にとってちょうどいい製品になる可能性を持っていると言えます。作り手だけで製品や使い方を完結させず、 使い手や他のアクターの関与を後押しすることで、 新しい関係性や多元的な価値が生まれる―。そんな「開かれた」製品の可能性を探るのがこのワークショップの目的です。ワークショップでは、一般的な開発サイクルに沿ってつくられる製品がインクリメンタルな改善を通してより多くの人々のニーズに応えようとする過程で、多くの人にとって過剰な価値を提供してしまったり、すべての人がもつ固有の文化的・身体的なニーズに応えられず、特定の人々に重荷を背負わせてしまったりする可能性に気づくための視点を養い、「開かれた製品」のアイデアを可視化します。このプログラムは、日立製作所がTakramと共同で進めている「開かれた製品」に関するリサーチに基づき、プロダクトデザインや製品開発、ビジョンや未来シナリオに携わる方を対象に考えられたものです。<日時>2023年Day1: 8月22日(火) 09:30-12:00 (オンライン)Day2: 8月25日(金) 09:30-18:00 (会場:ARCH)※Day2の終了後、簡単な懇親会を予定しています。<Zoomリンク(Day1)>参加者の方に別途ご案内します。<会場(Day2のみ)>ARCH (虎ノ門ヒルズインキュベーションセンター)東京都港区虎ノ門 1丁目17番 1号虎ノ門ヒルズビジネスタワー 4階 → アクセス<言語>日本語<事前・中間課題>Day1ご参加の前に簡単な事前課題があります。内容は参加者の方に後日ご連絡します。また、Day1と2の間にも簡単な課題を予定しています。<講師>(写真左から)牛込 陽介  |  Takram LondonDirector / Creative Technologist未来リサーチ、デジタルプロトタイピング、インタラクションデザインを専門とし、未来についてのより確かな意思決定のためのデザインを行っている。人・テクノロジー・地球環境との間で起こる出来事に焦点を当てたプロジェクトに数多く携わる。2018年Swarovski Designers of the Future Award受賞。Core77、ICON magazineなどでコラムの執筆も行っている。野末 壮 |  Hitachi Europe Ltd.Senior Industrial Designer工業デザイナー。業務用プロジェクターやテレビ等の情報機器、白物家電の開発を担当後、現在は鉄道車両の開発に従事。2022年度より英国オフィス勤務。福丸 諒  |  (株) 日立製作所 研究開発グループSenior Designer社会イノベーション事業を専門とするデザインコンサルタント。交通やエネルギーなど社会インフラ領域における新事業開発、ビジョンデザインやトランジションデザインなどデザイン研究に従事。<ワークショップの背景>このワークショップは、日立製作所とTakramが共同で行った研究プロジェクト「持続可能な社会へのトランジション」が下敷きになっています。https://sustainability-transitions.comhttps://www.threetransitions.earth/jaこの研究が、本ワークショップのテーマでもある、トランジションと日々の暮らしをつなぎうる製品やサービスの在り方を探索する活動へと発展しました。<ポッドキャスト>講師の3人が「オープンエンデッド・プロダクト」のプロジェクトへの思いを語ります。どうぞお聞きください。https://apple.co/37MXIRQ<参加人数>20~30名程度を想定 ※原則先着順でお受けいたします。<参加条件>どなたでもご参加いただけます。プロダクトデザイナー、新製品開発、事業創出に関わる方、ビジョンデザイナー、リサーチャー、プランナー、ストラテジスト、マーケッター、営業、エンジニア他のご担当者など広く想定しています。学生もご参加可能ですが、年齢21歳以上の方に限らせていただきます。<参加費>1名様 132,000円(120,000円+10%消費税)<お支払い方法>クレジットカードによるお支払い、または銀行振込(※法人様の場合、請求書発行)が可能です。<お申込み方法>●クレジットカード、個人による銀行振込などによるお支払いをご希望の方こちらのページ(Peatix)よりお申込みの手続きをお願いします。●法人様宛て請求書発行をご希望の方以下のページよりお申込みをお願いいたします。https://www.dlxdesignacademy.com/app-form202303※請求書ご希望の場合、お申込み後、事務局よりお手続きについてご案内をいたします。<その他>ご応募の前に、Terms and Conditions(規約)とPrivacy Policy (個人情報の取り扱いについて)をよくお読みください。受講料のお支払いを持って、登録完了となります。参加者の皆様には事務局よりメールにて事前にご連絡します。BCCによる一斉配信でご連絡する場合もあります。ご連絡が届かない場合は、スパムフォルダのご確認をお願いいたします。参加者数が一定数に満たない場合、実施を取り止めることがあります。その際はお申込み者に速やかにご連絡の上返金いたします。皆様のご参加をお待ちしています!・・・●DLX DESIGN ACADEMY Clubメンバーの方は参加費の割引(15%)があります。別途お伝えしている割引コードを使ってお申込みください。「チケットを申し込む(定価132,000円)よりお申込み手続きを進めていただくと、割引コードを入力するステップがあります。DLX DESIGN ACADEMYについてDLX DESIGN ACADEMYは、東京大学生産技術研究所が推進する「価値創造デザイン(Design-Led X : DLX)」の取り組みの一環として実施されているデザイン・イノベーション教育プログラムです。「価値創造デザイン」は、研究活動にデザイン視点を取り込み、新たな価値を創造する目的で進められている東京大学生産技術研究所の取組みです。東京大学生産技術研究所は日本最大級の大学附置研究所です。そこでは国内外から1000人を超える研究者が集まり、基礎から応用まで、工学のほぼすべてをカバーする分野の最先端研究を行っています。主催(経理管理):一般財団法人生産技術研究奨励会 Updates tag:peatix.com,2023-07-25 05:33:41 2023-07-25 05:33:41 The event description was updated. Diff#1399616 Updates tag:peatix.com,2023-07-24 08:11:11 2023-07-24 08:11:11 The event description was updated. Diff#1399190 Updates tag:peatix.com,2023-07-08 02:24:01 2023-07-08 02:24:01 The event description was updated. Diff#1391920 Updates tag:peatix.com,2023-07-08 02:17:44 2023-07-08 02:17:44 Title was changed to "オープンエンデッド・プロダクト ものづくりとトランジションデザインの接続を試みる". Orig#1391917 Updates tag:peatix.com,2023-06-13 06:11:46 2023-06-13 06:11:46 The event description was updated. Diff#1379991