篆刻 PIGMENT LAB WORKSHOP Carving Signature Stamp | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-01T15:33:23+09:00 Peatix PIGMENT LAB WORKSHOP 篆刻 PIGMENT LAB WORKSHOP Carving Signature Stamp tag:peatix.com,2018:event-358748 2018-04-14T13:00:00JST 2018-04-14T13:00:00JST 篆刻・・文人の嗜み「印は信なり」と言います。中国そしてその文化的影響を色濃く受けてきた日本において、印とは持つ人を表すものとされてきました。中国の古代印制によって材質やサイズ、文言が限定されており、その人の身分や役職が特定できる「しるし」として印が使われました。現在でも実印は大きく、銀行印はそれより小さめ、など何となく印の格式を決めたがる習慣が残っているのも、その影響と言えるでしょう。印は金属で作られていたため、その制作には職人的な超絶技巧が求められました。しかし、中国明代になって軟石が流通し、誰でも印を刻することができるようになったのです。清代に至り、近代的自我に目覚めた文人と言われる芸術家たちが、自作に合った雅味ある印を欲して刀を振るうようになりました。これが篆刻であり、自分の印を刻し自作に用いることは後世、「文人の嗜み」と言われるまでになります。現代、書道の一分野として篆刻は親しまれています。実用の印判とは異なり、刻す人の個性が色濃く反映されたものが尊ばれます。方形のみならず丸型、長方、楕円、ハート型、動物型、枠無し————実はすべて二千年前に作例が有るのですが————自由でおおらかな発想で様々な形に挑戦してみたいものです。初めは誰でも初心者です。臆せず刀を振るうことです。刻し損じや欠けは筆の勢い!くらいに考えましょう。本講座ではまずは大きめの印材に一文字を刻すことから始めます。出来上がった印を自作に押印する喜びは、何物にも代えがたい心の高ぶりを覚えるに違いありません。これこそ正にに文人の境地とも言えます。この機会に是非とも文人の世界の一端を味わってみてはいかがでしょうか。  講師 (Instructor) 田邊 栖鳳 Mr. Seihou TANABE (たなべ せいほう)  扶桑印社展、日展、毎日展、創玄展等において篆刻作品発表 篆刻結社・扶桑印社(關 正人主宰)運営委員 一般財団法人毎日書道会審査会員、公益社団法人創玄書道会審査会員