HPF2023タカザワゼミ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-11-20T18:04:02+09:00 Peatix HOKKAIDO PHOTO FESTA HPF2023タカザワゼミ tag:peatix.com,2023:event-3586398 2023-05-19T19:30:00JST 2023-05-19T19:30:00JST 1,企画趣旨 写真作品をつくりたい。そして発表したい。そう考える方のためのワークショップです。写真作品とは、ここでは、あるまとまりをもった写真の束を指します。具体的には40~50点程度の写真群です。写真は1点だけでも作品として鑑賞することができますが、作家の意図を伝えるためには1点だけでは十分とはいえません。ある程度のまとまりを持った写真によって、その作家の意図が明らかになるのです。このワークショップはHOKKAIDO PHOTO FESTAの年間企画として開催されます。HOKKAIDO PHOTO FESTAでは、写真作家の作品を展示し、作家のレクチャーや作家志望の方のためのポートフォリオレビューを行っています。このワークショップでは、HOKKAIDO PHOTO FESTAに作家として参加することをめざしてほしいと思っています。写真という共通の枠組みの下で、新たな表現を模索すること。それがこのワークショップのテーマなのです。そのためにレクチャーと作品講評の二本立てを考えました。ワークショップでは、写真評論家のタカザワケンジが講師を務め、月に一度、現代の写真表現を理解するためのレクチャー(90 分)と、参加者の写真作品の講評(レビュー)を行います。 対象はすでに写真作品を制作している方、これから写真作品をつくってみたいと思っている方、現代の写真表現を知りたい、理解したい方です。写真歴は問いません。まったくの初心者も大歓迎です。写真はシャッターボタンを押せば写る民主的なメディアなのですから。ワークショップに参加することで、これからの写真作品制作の新たな可能性を開くきっかけにしてほしいと思います。 2,講師プロフィールタカザワケンジ1968年群馬県生まれ。写真評論家。早稲田大学第一文学部卒。著書に『挑発する写真史』(金村修との共著、平凡社)、『偶然の写真史』(triplet)ほか。『Study of PHOTO 名作が生まれるとき』(ビー・エヌ・エヌ新社)日本語版監修。渡辺兼人写真集『既視の街(新版)』、福島あつし写真集『ぼくは独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ』などに解説を寄稿。写真作品の制作も行い、「非写真家」シリーズを東京、名古屋で発表。IG Photo Galleryで写真展の企画を手がける。HOKKAIDO PHOTO FESTAほかでレクチャー多数。京都芸術大学、東京綜合写真専門学校、東京ビジュアルアーツで非常勤講師を務める。東京在住。 3,内容  【 レクチャー「現代写真 5つの文脈」】第1回:「記録 写真ができる最初の一歩」写真とは現実を記録する画像である──人類に画像記録という新たな手段を与えた写真。民族写真家の芳賀日出男は「記録から芸術は生まれるが、芸術から記録は生まれない」と述べました。写真における「記録」の重要性から、写真が持つ表現の可能性について考えます。第2回:「演出 写真はやすやすとウソをつく?」写真は「真を写す」を書きますが、その実態はたやすく人をだますメディアであることはよくご存じでしょう。多くの作家も、写真のこの特性を生かした演出写真を発表しています。写真における演出にはどのような意味があるのかについ検討します。第3回:「スナップ なにげない表現に隠された意味」スナップショットはもっともさりげない写真撮影行為でしょう。日常の1コマから路上で見知らぬ人を撮ることまでスナップは幅広く、垣根の低い写真表現です。しかし同時に、その「何気なさ」こそが写真を謎めいたものにしています。スナップ写真が記録、芸術の双方で存在感を持つのはなぜかを考えます。第4回:「地域 中央から遠く離れることで生まれた表現」歴史的に写真は主に都市から発信されてきました。しかし、同時に都市から離れた地域で撮影された写真が、少し遅れて広く人々の感動を呼んできたのもたしかです。都市から辺境へ写真を撮りに行く写真家と、辺境に住んで地域を撮る写真家の違いはどこにあるのかを考えます。第5回:「ジェンダー 現代写真表現の基礎知識」写真には「撮る/撮られる」という権力関係が自然と発生します。その構図をジェンダーに当てはめると、写真表現の歴史が「男性が撮る/女性が撮られる」という関係性を土台に成り立ってきたことは自明です。現代ではその構図は崩れましたが、いまもなおジェンダーと写真は考察すべき関係にあります。 【 レビュー(毎回)】レビューには毎回写真を持参していただきます。講師のタカザワケンジからの講評を受けるだけでなく、参加者全員で検討します。写真を前に「対話」を繰り返すことで、写真への理解が深まるとともに、写真作品の構想を練るヒントが得られます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――枚数:10枚以上、100枚以下 サイズ:2L〜A4程度形式:プリントしたもの。テーブルに並べて見るため、ファイルやブックではなくバラの状態で持参してください。 4,受講形態・受講料  1 ) ゼミ生 内容:レクチャー(オンライン)・レビュー(対面/オンライン)   全5回、単発参加不可(欠席の場合は事後フォロー有り)金額:30,000円定員:20名締切:定員になり次第(先着順)※オンライン受講の方は受講日の2日前必着で指定住所(札幌)へ作品をご送付ください 2 ) 聴講生A 内容:レクチャー受講(オンライン)・レビューの見学(対面/オンライン)金額:5回コース20,000円   単発受講5,000円/講座定員:なし締切:各回の2日前まで※レビューを受けられるのはゼミ生のみです。持参されてもレビュー致しません 3 ) 聴講生B  内容:レクチャー受講のみ(オンライン)金額:5回コース15,000円   単発受講4,000円/講座定員:なし締切:各回の2日前まで※レビューを受けられるのはゼミ生のみです。持参されてもレビュー致しません4 )レビュー見学内容:レビュー見学(対面/オンライン)金額:1,100円/回定員:なし締切:各回の2日前まで※レビューを受けられるのはゼミ生のみです。持参されてもレビュー致しません 【 オンライン受講について 】レクチャー・レビュー共にzoomで配信いたします。各回前日までに視聴URLをメールにてご案内いたします。レクチャーはアーカイブ配信も行います。当日都合が合わない・すでに終了した回のレクチャーを聞きたいという場合にも受講可能です。レビューを対面受講で申し込まれている方でも体調に不安がある場合などオンライン受講へ変更も可能です。※レビューはアーカイブ配信いたしません 5,会場レクチャー:オンライン配信のみレビュー:さっぽろ天神山アートスタジオ / オンライン(zoom)北海道札幌市豊平区平岸2条17丁目1-80 天神山緑地内札幌市営地下鉄南北線澄川駅より徒歩10分  6,開催日時 第1回 レクチャー 5月19(金)19:30~21:00    レビュー 5月20日(土)10:00~18:00 第2回 レクチャー 6月16(金)19:30~21:00    レビュー 6月17日(土)10:00~18:00 第3回 レクチャー 7月28(金)19:30~21:00    レビュー 7月29日(土)10:00~18:00 第4回 レクチャー 9月22(金)19:30~21:00    レビュー 9月23日(土)10:00~18:00第5回 レクチャー 10月20(金)19:30~21:00     レビュー 10月21日(土)10:00~18:00 ※レビューは参加人数などによって予定より早く終わる可能性があります 8,お問合せ HOKKAIDO PHOTO FESTA実行委員会 担当:桑迫hpf.sapporo@gmail.com 主催:HOKKAIDO PHOTO FESTA実行委員会共催:公営期財団法人北海道文化財団後援:北海道 Updates tag:peatix.com,2023-05-16 07:02:29 2023-05-16 07:02:29 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1366969 Updates tag:peatix.com,2023-05-16 06:14:12 2023-05-16 06:14:12 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1366936