『学習する組織』の基本の「き」シリーズ(7月 内省的な会話 編) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-08-20T12:04:44+09:00 Peatix 福谷彰鴻 『学習する組織』の基本の「き」シリーズ(7月 内省的な会話 編) tag:peatix.com,2023:event-3584792 2023-07-21T09:00:00JST 2023-07-21T09:00:00JST 『学習する組織』の基本の「き」 20世紀の経営学に大きなインパクトを与えたピーター・センゲの「学習する組織」。その名前は聞いたことがあるけれど、その組織はどんなものなのか? どうすれば「学習する組織」になれるのか? 実践的に学ぶ機会はなかなかありません。センゲに直接学んで10年、「門前の小僧」を自称するファシリテーターと一緒に、演習を通じて実際に手を動かし、その思想やツールを学んでみませんか? 変化が激しく予測不可能な社会で私たちが直面するのは、複雑に入り組んでいて、誰の責任の範囲をも超えたやっかいな課題ばかり。組織が学習を通じて有機的に変化していくため、ピーター・センゲは『学習する組織』の柱としたのが ①創造的志向性、②内省的な会話、③システム思考です。 〇 今回のテーマ:「内省的な会話」 今回は、②「内省的な会話(Reflective Conversation)」の理論とツールを学びます。「内省(リフレクション)」とは、自分自身の考え方の習慣について振り返り、私たちの考え方について考えることです。このリフレクションは、創造的志向性と補完的な役割を果たします。ビジョンや目的地と現在地のような関係です。なぜ「今の現実」を振り返る必要があるのでしょうか。私たちは今の現実を「習慣的な」方法で見ているからです。生物学者ウンベルト・マトゥラーナが言うように「私たちは見える世界を認識しない。認識の仕方を知っている世界を見ている」のです。リフレクションを実践するとは、私たちの往々にして見えない習慣的な思考、行動、そして感情のパターンをより明確に見る力を高めていくことを表しています。 〇 基本の「き」シリーズについて 基本の「き」シリーズでは、センゲ自身が40年近くリードしてきたリーダー育成プログラム「Foundations for Leadership」より厳選した学習能力を高める基本のツールや演習を、実践的に使用する体験を通じて学びます。ツールをすでに知っている人も、はじめて知る人も、実際に手を動かして学ぶことで、さらに高いレベルの熟達に至ることができます。ボストンで、本プログラムの運営に携わり、今もセンゲに直接学び続けるファシリテーターだから語ることのできる、センゲたち実践者の言葉や『学習する組織』に込められた想いを共有します。このシリーズは、「システム思考」編、「創造的志向性」編、「内省的な会話」編の3回から構成されています。それぞれあつかうツールや演習は異なるため、どのワークショップからでも受講歴に関係なく参加でき、3つすべてを受講することで「学習する組織」全体のつながりがより深く体感できます。 〇 こんな人にお薦め ・変化する環境に適応するため、チームや組織の学習能力を高めたい・自分自身やチームのリーダーシップ能力を深めたい・自分自身やチームが無意識に抱えている思考の習慣を振り返りたい・チーム間や組織を超えた協働のための共通言語を持ちたい 〇 詳細 日時: 2023年7月21日(金) 9:00 - 12:00場所: Zoom(URLは参加者に連絡)参加費: 10,000円(税込)/リピーター 5,000円※※リピーター価格は、基本の「き」シリーズの「内省的な会話」編、1Day 特別編および「システム・リーダーズ実践コミュニティ」に参加いただいた方が対象です。「創造的志向性」「システム思考」編の参加は対象となりませんのでご理解のほどよろしくお願いします。定員:20名申込み:このPeatixサイトよりお手続きください。問合せ:info@system-leaders.orgキャンセル規定:開催日の3日前までにご連絡ください。以降の返金には応じ兼ねますので、ご了承ください。 〇 講師・ファシリテーター 福谷 彰鴻(ふくたにあきひろ)システム思考教育家。企業やNPO、学校教育への「学習する組織」や「システム思考」のツールや演習の普及を通じて、これからの組織、コミュニティ、社会を創造できる「対話するリーダー」の育成に従事。厚い本を読んでもピンと来ない「学習する組織」や「システム思考」を、センゲ師直伝の普段使いの言葉で伝える自称「門前の小僧」。大学卒業後、ベンチャー企業経営企画、医療機器メーカー米国本社等を経て、ボストンのSoL(組織学習協会)で研修運営をサポート。以来10年に渡って『学習する組織』著者でMIT上級講師ピーター・センゲらより、直接のメンタリングを受けている。現在、クマヒラセキュリティ財団、お茶の水女子大学未来起点ゼミ、複数の中学・高校、NPOなどでワークショップや授業設計を支援。大手通信、コンサル&研修会社、製薬会社などでの企業研修も多数実績。Facebookページ「ピーター・センゲ講演翻訳」やブログ「Learning Sandbox」にて、100件以上のセンゲの講演を翻訳している。アカデミー・フォー・システムズ・チェンジの第2期フェロー。Hult International Business School MBA。ロンドン・シティ大学経営学修士。大阪大学人間科学部卒。1980年大阪生まれ。