【オンライン】川柳が呼んでる(講師:暮田真名)第2回/全4回 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-07-13T20:32:27+09:00 Peatix ゆにここカルチャースクール 【オンライン】川柳が呼んでる(講師:暮田真名)第2回/全4回 tag:peatix.com,2023:event-3581222 2023-06-13T19:00:00JST 2023-06-13T19:00:00JST 講座概要もしあなたがこの講座の受講を考えているのだとしたら、それはすでに川柳に呼ばれているということだ。せっかく川柳に呼ばれているのだから、句を読んで「意味が分からない」という感想に終始してしまうのはもったいない。川柳はあなたにメッセージを送ろうとしている。まずは川柳が話すことに素直に耳を傾けるだけでいい。川柳の言葉を受け取るアンテナは、日々を意識的に生きることで鍛えられる。あなたが理不尽な苦しみから逃れたいと願うとき、あなたが自由を渇望するとき、川柳はあなたに接近しているのだ。やがて川柳はあなたの口を借りて喋りだすだろう。その時には自分が何を書くべきで、何を書くべきでないかが分かるはずだ。あなたを縛りつけるものたちと机の下で手をつないではいないだろうか。川柳は決して「なんでもあり」などではない。あなたが川柳で書くべきことを書きはじめるのを、川柳は息を潜めて待っている。ゆにここカルチャースクールでの川柳入門講座も3期目を迎え、今年度から「あなたが誰でもかまわない川柳入門」から「川柳が呼んでる」に看板をリニューアルしました。第3期は「句の鑑賞」に比重を置いています。その理由は、「自分が川柳から何を受け取りたいか」を探ることが、「自分が川柳を通して何を与えたいか」を掴むための近道になると考えたためです。鑑賞が句作に先立つというわけです。ゆにここでは初の川柳句会も行います。互選形式(相互に評を言い合う形式)の川柳句会を体験したい方はぜひご参加ください。スケジュール第1回 自分の「サビ」を見つけよう5月9日(火)19:00-20:30本講座で講師をつとめる暮田は「規範への抵抗」を軸に川柳を鑑賞することが多くあります。なにを読んでも同じではいけないけれど、自分の「サビ」を見つけることは大切です。私がどのように川柳を読んでいるかの紹介を通して、みなさんに自分なりの川柳の読み方を身につけていただきます。宿題:好きな句集(アンソロジー)から句を選んで一句評を書く第2回 「なんでもあり」じゃない6月13日(火)19:00-20:30川柳人・渡辺隆夫は「川柳はなんでもありの五七五」といいました。たしかに季語や切れ字といったルールが明文化されている俳句に対し、五七五以外の決まりがない川柳は一見「なんでもあり」のようです。しかし、実際に川柳が「なんでもあり」だった時期などあるのでしょうか。川柳の歴史を紐解いてみましょう。宿題:「川柳本アーカイブ」から好きな句を選んで一句評を書く第3回 DO 川柳7月11日(火)19:00-20:30「川柳する」ための方法は句を作ることだけに留まりません。句を読んでなにか思うこと、感想を人に伝えること、句集を眺めること、句を投稿すること、句集を作ること、句会をすること、場を用意すること、川柳について考えること。これらすべてが優劣の差なく「川柳する」ことなのだと思います。さまざまな川柳との関わり方をお伝えします。宿題:句会用の句を作る第4回 DO 句会8月8日(火)19:00-20:30お題「ユニコーン」と自由詠で互選形式の句会をしましょう。(出句数は受講者数に応じて変動します。)みなさんが講座を経て培った川柳観をぞんぶんに見せつける場にできたらうれしく思います。講師紹介暮田真名(くれだ・まな)1997年生。「川柳句会こんとん」主宰。歌人の大橋なぎ咲さんとのユニット「当たり」。第一句集『補遺』、第二句集『ぺら』(ともに私家版)、川柳句集『ふりょの星』(左右社)。『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房)入集。 【暮田真名自選5句】寿司を縫う人は帰ってくれないかかけがえのないみりんだったね飴色になるまで廊下に立っている後半で食物連鎖するとはね体温でアバンチュールがぱさつくの教室詳細開講日:5月9日(火)、6月13日(火)、7月11日(火)、8月8日(火)開講時間:19:00-20:30受講料:¥3000/回授業方法:zoomによるオンラインワークショップ部分受講:可全てアーカイブでの参加可能です