第4回【軽井沢本の學校】真夏の夜に味わう「怖〜い話」 <潜在意識の世界へ / 夏目漱石『夢十夜』> (講師:能楽師・安田登さん) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-07-24T19:19:25+09:00 Peatix 坂口惣一|あさま社 第4回【軽井沢本の學校】真夏の夜に味わう「怖〜い話」 <潜在意識の世界へ / 夏目漱石『夢十夜』> (講師:能楽師・安田登さん) tag:peatix.com,2023:event-3580420 2023-07-16T18:00:00JST 2023-07-16T18:00:00JST 「コンセプトは、”本と出会う場所”」「 軽井沢 本の學校」は、今読むべき「名著」を新たな視点で、ナビゲートします。インターネットによる手軽で便利な情報が溢れる中、あなたの深いところに共振する本の世界。川端康成、堀辰雄、室生犀星……文豪たちが愛した軽井沢で、あなたも文学の世界にトリップしませんか?------------------------------------------------------<夏の軽井沢・特別編>真夏の軽井沢の深い闇夜の中で「怖~い話」に耳を傾けてみませんか。扱う名著は、夏目漱石『夢十夜』。「こんな夢を見た。」で始まる10の不思議な夢の世界を綴った「小品」。漱石としては他の作品にはない珍しい「潜在意識の世界」を探った作品ともいわれています。今回は、真っ暗闇のなか、『夢十夜<第3夜>』を「琵琶」の響きとともに「謡い」として味わいます。講師を務めてくださるのは、能楽師の安田登さんです。安田氏は、下掛宝生流能楽師(ワキ方)として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を広尾を中心に全国各地で開催しています。古典文学にも精通し、NHK「100分de名著」『太平記』『平家物語』の解説でご存じの方も多いのではないでしょうか。そんな安田登さんが、謡いの実演と共に「夏目漱石」と「能」の深い関係に迫ります。また、フロイトの『夢判断』で補助線を引きながらかつて日本人にとって「夢」とはどのようなものだったのか明らかにしていきます。文豪・漱石のイメージも新たになっていくでしょう。そして、今回の「軽井沢・本の學校」のために「参加者の皆さんと一緒に謡を謡う」参加型の実演も!最後には、『吾輩は猫である』も聴かせていただけるという豪華特別なプログラム。開催は18時スタートと、「軽井沢観光」の後にも参加しやすい時間帯です。「幻視・幻聴」の世界に目をひらく、貴重な機会。ぜひ体験してみてください!-----------------------------------------------------【イベント概要】■開催日時:2023年7月16日(日)午後18時00分(開演)~21時00分(終了予定)■開催方法:1:会場によるリアル参加2:オンライン参加(後日配信になります)■会場信濃追分文化磁場油や〒389-0115 長野県北佐久郡軽井沢町追分607(アクセス)*JR長野新幹線・軽井沢駅下車→しなの鉄道・信濃追分駅・徒歩約20分*駐車場20台あります*JR軽井沢駅から車で30分ほどの距離ですが、当日は連休の最中にて渋滞やタクシーがつかまりにくいなどの状況が予想されます。お時間には余裕をもってお越しください。-----------------------------------------------------■ゲスト講師:安田登下掛宝生流能楽師。1956年千葉県銚子市生まれ。高校時代、麻雀とポーカーをきっかけに甲骨文字と中国古代哲学への関心に目覚める。 能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。 著書に『あわいの力 「心の時代」の次を生きる』、シリーズ・コーヒーと一冊『イナンナの冥界下り』(ともにミシマ社)、 『能 650年続いた仕掛けとは』(新潮新書)、『あわいの時代の『論語』: ヒューマン2.0』(春秋社)など多数。■読書案内人:河野通和(こうのみちかず)「河野文庫」主宰。編集者・読書案内人。1953年岡山市生まれ。大学卒業後、中央公論社(現中央公論新社)に入社し、「婦人公論」「中央公論」編集長を歴任。その後、新潮社で季刊誌「考える人」編集長を務め、2017年4月、株式会社ほぼ日入社。「ほぼ日の学校」を立ち上げ、2021年10月まで学校長を務めた後、退社。現在は京都橘大学客員教授兼「たちばな教養学校Ukon( うこん)」学頭。著書に、『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)、『「考える人」は本を読む』(角川新書)がある。【イベント詳細】《第一部》漱石と能●導入 夏目漱石が「能」を習ったことによって、その作品がどう変わったのか。 漱石が習ったのは「下掛(しもがかり)宝生(ほうしょう)流」の謡。 まさにゲスト講師である安田登氏の属している流派です(ワキ方)。●レクチャー&対談 ワキとは何か 能の構成と『夢十夜』第一夜の構成 『草枕』と能の謡 など●実演 参加者の皆さんと一緒に謡を謡う 『夢十夜』第一夜   <休憩>《第二部》『夢十夜』の世界●レクチャー&対談 夢の売り買いをした昔の日本人と  漱石とほぼ同時代に出た『夢判断(フロイト)』 『夢十夜』について(『夢十夜』の身体性)など●実演 『夢十夜』第三夜 『吾輩は猫である(餅の段)』【開催場所】信濃追分文化磁場油や に関して旧油屋旅館は、江戸時代に中山道追分宿の旅籠で、昭和になってからは、堀辰雄、立原道造、加藤周一などの文士・知識人たちが執筆に利用し、多くの作品の舞台にもなった、文学にゆかりのある場所です。【こんな人にオススメです】● 名著や古典に関心があるがとっつきづらいと感じている● 「五感」を通して本を深く味わってみたい● 「本好きな」人たちとつながりたい● 軽井沢観光の夜の時間を活用して、思い出に残る体験を味わいたい*第一回の会場の「油や」。会場には30人以上が! 熱気が立ち込めていました。*「油や」は堀辰雄が執筆に利用したという旅館を再生している由緒ある場所*第3回はシェイクスピアをテーマに参加者全員で「真夏の夜の夢」を実演!本の學校の詳細につきましてはこちらの記事もご参照ください。●「本」に集う場を軽井沢につくった理由 【河野通和さん(編集者)インタビュー】●「考えるには、身を交わらせることが大事なんだ」小林秀雄が僕らに残した言葉とは?【イベントレポート】[第1回] 軽井沢 本の學校 ●「シェイクスピア」は実在しなかった!? 【潜入レポ】 ライターが軽井沢で「夏の夜の夢」を演じてみて 【注意事項】*軽井沢駅までの交通費、軽井沢駅から開催地までのタクシー料金は別途実費となります。*ゲストの都合により予告なくプログラム変更の可能性がございます。あらかじめご了承ください。*新型コロナウイルスの感染が疑われる方は当日のご参加を控えていただくようお願いします。*スタッフ一同、心を込めて準備を進めております。 開催直前のキャンセルはお控えいただけますようお願い申し上げます。*オンライン受講は、収録動画を後日配信となります。配信日程につきましては、お申し込み後に案内いたします。*「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。「軽井沢 本の學校」は、同社およびNPO法人本の学校の了解を得ています。■NPO法人本の学校NPO法人本の学校は「知の地域づくり」をコンセプトに、市民の読書推進や図書館づくりの運動と、書店をはじめとした出版産業で働く人々の研修などを通して、本と出版の未来をより豊かにすることを目的に活動しています。「軽井沢 本の學校」の名称はNPO法人「本の学校」の許可を得て、使用・運営しておりますが、NPO法人「本の学校」と主催・運営は一切関わりがございません。お問合せなどはお控えくださいますようご留意ください。------------------------------主宰:株式会社あさま社