「コレクティブ・インパクト」入門編 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-06-08T13:01:26+09:00 Peatix Stanford Social Innovation Review Japan 「コレクティブ・インパクト」入門編 tag:peatix.com,2023:event-3569690 2023-05-09T12:00:00JST 2023-05-09T12:00:00JST 4月12日にスタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版(SSIR-J) Vol.4「コレクティブ・インパクトの新潮流と社会実装」が発売となりました。 2011年にSSIRが発表した「コレクティブ・インパクト」の論文は、複雑な社会課題の解決に必要な、セクターを越えたコラボレーションの新しいアプローチを示したものです。その発表から約10年経ち、著者たちはその内容を大きくアップデートすることに踏み切りました。最も大きな変化はコレクティブ・インパクトの中心に「エクイティ(構造的差別の解消)」を中心に据えたことです。そもそも、コレクティブ・インパクトとはどのような考え方なのでしょうか? 2011年の論文「コレクティブ・インパクト」が熱狂的に受け入れられたのち、10年を経て大きく書き換えられなければならなかったのはなぜでしょうか? なぜエクイティを中心に据えたのでしょうか?長年社会起業やソーシャルイノベーションの世界に関わってきたSSIR-J 共同発起人の井上英之と、SSIR-J 編集長の中嶋愛が概要を振り返ります。Vol.4を読んだことがない方も、「コレクティブ・インパクト」についてよく知らないという方も、どなたでも楽しめる「入門編」になっておりますので、お気軽にご参加ください!▼こんな方におススメ!・コレクティブ・インパクトについて、よくわからないからもっと知りたい・なぜコレクティブ・インパクトが「エクイティ」を中心に据えるようになったのか、その背景について聞いてみたい・コレクティブ・インパクトが今までどんな潮流を経てきたのか知りたい・ソーシャルイノベーションの歴史と最新情報について知りたい▼実施概要日時:5月9日(火)12時~13時場所:オンライン(Zoom)料金:無料スピーカー:井上英之(スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版 共同発起人)中嶋愛(スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版 編集長)▼プロフィール井上英之スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版共同発起人、INNO-Lab International 共同代表。慶応義塾大学卒業後、ジョージワシントン大学大学院に進学。外資系コンサルティング会社を経て、2001年、NPO法人ETIC.に参画。日本初の、ソーシャルベンチャー向けプランコンテスト「STYLE」を開催するなど、若い社会起業家の育成・輩出に取り組む。2003年、社会起業むけ投資団体「ソーシャルベンチャー・パートナーズ(SVP)東京」を設立。2005年より、慶応大学SFCにて「社会起業論」などの、社会起業に関わる実務と理論を合わせた授業群を開発。「マイプロジェクト」と呼ばれるプロジェクト型の学びの手法は、全国の高校から社会人まで広がっている。2009年に世界経済フォーラム「Young Global Leader」に選出。近年は、マインドフルネスとソーシャルイノベーションを組み合わせたリーダーシップ開発に取り組む。近著論文に、「コレクティブインパクト実践論」(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネスレビュー、2019年2月号)。中嶋愛スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版 編集長日本経済新聞社の記者として通商問題などを担当したのち、スタンフォード大学で修士号取得。帰国後、プレジデント社で20年にわたって雑誌、単行本、ウェブコンテンツの編集に携わる一方、海外ライツ事業室を立ち上げ、日本語コンテンツの海外輸出業務を手がける。担当した『ワーク・シフト』(リンダ・グラットン著)は2013年ビジネス書大賞を受賞。翻訳書に『徹底のリーダーシップ』(ラム・チャラン著)などがある。▼書籍紹介Amazon購入はこちらなぜコラボレーションはかくも困難なのか? 伝説の論文「コレクティブ・インパクト」が書き直されなければならなかった理由とは何だったのか?複雑な社会課題の解決には、異なるセクターのコラボレーションが必要である。この「あたりまえ」のことが実行に落とし込めないために、善意、人、お金をいくらつぎ込んでも社会システムの根本的な変化を起こすことができなかった。そこに新しい協働の思想と技法をもたらした2011年の「コレクティブ・インパクト」の論文は、世界で熱狂的に受け入れられた。それから10年。実践者と成功事例が増えたのと同時に、批判と失敗事例も集まった。それらを踏まえて、より「包括的(誰も取り残さない)」で「公正(特定のグループが支配しない)」なコラボレーションのあり方が問われている。本号では、「エクイティ」を中心に据えた「コレクティブ・インパクト」の最新の流れと、コラボレーションをめぐるさまざまな課題をとりあげる。