「あてもない」時間のススメ #3 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:33:25+09:00 Peatix 田中美帆 「あてもない」時間のススメ #3 tag:peatix.com,2018:event-356950 2018-03-10T19:00:00JST 2018-03-10T19:00:00JST あてもない「時間」のススメ#3 -The sense of Wander, the chance of Wonder-あてもなく、歩きだしてみると、気づかなかった不思議を見つけることがある。ぼんやりと、単純作業をしていたら、ひょんなことを思いつくことがある。とりあえず、何かをはじめてみたら、ふとしたきっかけにであうことがある。そして、その思いつきが、きっかけが、不思議が、人生が変えてしまうことがある。「あてもなく研究所」は、ひょんな「とき」をさがしています。これまでに、なんとなくこのヒトだ!と思った方々に、インタビューを繰り返してきました。野生動物を撮り続けるカメラマンは、「撮るぞ!」と思っていないときこそ撮りたい動物がひょんに現れる、と言いました。趣味がトレイルランの敏腕編集者は、シャワーを浴びているときに、なんだかんだ次の本のアイデアが浮かぶと言いました。面白がり屋のとあるプロデューサーは、ひとりではなく、誰かとまちなかを歩くとき、新しい発見がある、と言いました。古代ギリシア時代、チクタクチクタク、時を一定に刻む時間は「クロノス」と呼ばれました。一瞬のタイミングで、二度を訪れない偶然の機会は「カイロス」と呼ばれていました。時間に追われ、せかせか生きる現代に、絶滅危機に瀕している「ぼんやりさまよう」ことが、もしかしたら、カイロスの訪れを待ち構える、そのための、時間なのかもしれません。そして、このカイロスの訪れは、みなさんにも身に覚えがあると思います。その構造についてわかったことをこちらから、共有します。そして、なんとなくふり返り、とりとめもなく語り合い、ゆったりと話しましょう。ひょっとすると、自分の「とき」の流れを変えられるかもしれません。-------------------------------------------------------------------------------------------------------◆KAIROS ZINE 発売中◆時の有識者のインタビューを集めた、ZINEも発売中(¥500)です。[ 取材先 ] 中村 政人氏(東京藝術大学 美術学部 教授/ コマンドN代表理事)大本 綾氏(株式会社Laere共同代表 / クリエイティブ・プロセス・デザイナー)藤澤 健太氏(山口大学 時間学研究所 教授・時間学研究所 所長)川上 浩司氏(京都大学デザイン学ユニット教授 不便益システム研究所所長)郡 宏氏(お茶の水女子大学 基幹研究院 情報科学コース 准教授)鈴木 祐記氏(国士舘大学 政経学部 政治行政学科 講師)岩村 太郎氏(恵泉女学院大学 副学長)市川 力氏(探研移動小学校主宰/探究プロデューサー)松島 倫明氏(NHK出版 放送・学芸図書編集部 編集長) ほか多数主催:あてもなく研究所※「『あてもない』時間のススメ」は、文化庁 平成29年度戦略的芸術文化創造推進事業「プロジェクトスクール@3331」に参加しているスクール生により企画され、実施されるものです。