第9回 鈴木ゴリ宣仁「療育と森─多様性がうみだす持続可能な世界」アーカイブ(2023.2.18) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-10-30T23:01:33+09:00 Peatix チーム「めだか」 第9回 鈴木ゴリ宣仁「療育と森─多様性がうみだす持続可能な世界」アーカイブ(2023.2.18) tag:peatix.com,2023:event-3567266 2023-04-23T00:00:00JST 2023-04-23T00:00:00JST 連続講座「陽楽の森から考える─新常態〈 ニューノーマル 〉の輪郭」ニュータウン開発された都市のなかに取り残された「陽楽の森」から、「新常態」と呼ばれるこれからの時代の「森と社会」の関係を考えます。20世紀後半の高度経済成長期やバブル期に謳歌されたような経済的繁栄とは違って、「新常態」においては、「植物の生長に依拠した社会発展」があってこそ営まれる「暮らしの充実」が求められます。では、そのとき、どのくらいの広がりや奥行きをもって「考える」ことの輪郭を描くことができるでしょうか。「陽楽の森」連続講座では、その「輪郭」を、林業政策、林学、生態学、さらに土中環境、菌、建築、福祉、そして政治思想、哲学という多様な領域にわたって、森のいわば「目に見える相貌」から「目に見えない相貌」までをとりあげ、全10回をつうじて浮き彫りにします。   第9回「療育と森─多様性がうみだす持続可能な世界」(2023.2.18) 鈴木ゴリ宣仁 牧師・木こり/(株)どすこい(吉川ロジスティックグループ)代表取締役、SaveForestX代表理事。大阪市出身。関西学院大学神学部卒業。森のフリースクール・どんぐりの家( 1993〜)、森林ボランティアSave Forest Club(1999〜)、SaveForestX(2012〜)、(一社)どすこい(2013〜)を経て現職(2021〜)。 鈴木ゴリ宣仁さんは、アウトドアのフリースクールから始まって、森林ボランティア活動、そして、発達障害の子どもたちのデイサービスへと活動を展開されています。これらの活動は別々のものではなく、人が生きるということでつながっています。では、なぜ森なのでしょうか?森は、日本の国土面積の7割近くを占めながら、いまでは荒れるがまま放置され、経済的価値はほとんどないとされています。しかし、ゴリさんは、森には凄い力があると言います。森は、誰でも受け入れ、誰も排除しない。
森は、そこにいる命に生きる力を注いでくれる。森は、持続可能なコミュニティを与えてくれる、というのです。そのような森の力が、自然のなかで、4世代が交流して、生まれる前から死んだ後までつながり続ける、自給可能なコミュニティを創る基盤となるというのです。このようなゴリさんの森への信頼が何に裏づけられて生まれてきたのでしょうか、みなさんと一緒にお聴きしたいと思います。   「陽楽の森」連続講座全10回 https://toyouraku.com/lectures第1回 泉 英二「21世紀はどのような時代にしなければならないのか─文明史的観点から考える」(2022.6.18)第2回 大住 克博「林業と技術─イメージと実像」(2022.7.16)第3回 湯本 貴和「『里山の価値』の創造と地域の未来─林業から森林業へ」(2022.8.20)第4回 三橋 弘宗「共創型の小規模技術による自然再生と地域づくり─展示づくりから自然共生エリアまで」(2022.9.17)第5回 高田 宏臣「土中環境─『杜』を支える生命循環」(2022.10.15)第6回 渡邉 格「菌の声を聴く─タルマーリーの動的なモノづくり」(2022.11.19)第7回 内山 節「自然との関係を通して現代社会を捉え直す─未来社会のデザイン」(2022.12.17)第8回 伊藤 立平「「森の風景─生きているものから建築をみる」(2023.1.21)第9回 鈴木ゴリ宣仁「療育と森─多様性がうみだす持続可能な世界」(2023.2.18)第10回  堀田 新五郎「撤退学と陽楽の森講座」(2023.3.18)