第1回 泉 英二「21世紀はどのような時代にしなければならないのか─文明史的観点から考える」アーカイブ(2022.6.18)★第1回のみ無料 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-10-30T23:01:33+09:00 Peatix チーム「めだか」 第1回 泉 英二「21世紀はどのような時代にしなければならないのか─文明史的観点から考える」アーカイブ(2022.6.18)★第1回のみ無料 tag:peatix.com,2023:event-3567217 2023-04-23T00:00:00JST 2023-04-23T00:00:00JST 連続講座「陽楽の森から考える─新常態〈 ニューノーマル 〉の輪郭」ニュータウン開発された都市のなかに取り残された「陽楽の森」から、「新常態」と呼ばれるこれからの時代の「森と社会」の関係を考えます。20世紀後半の高度経済成長期やバブル期に謳歌されたような経済的繁栄とは違って、「新常態」においては、「植物の生長に依拠した社会発展」があってこそ営まれる「暮らしの充実」が求められます。では、そのとき、どのくらいの広がりや奥行きをもって「考える」ことの輪郭を描くことができるでしょうか。「陽楽の森」連続講座では、その「輪郭」を、林業政策、林学、生態学、さらに土中環境、菌、建築、福祉、そして政治思想、哲学という多様な領域にわたって、森のいわば「目に見える相貌」から「目に見えない相貌」までをとりあげ、全10回をつうじて浮き彫りにします。 第1回「21世紀はどのような時代にしなければならないのか─文明史的観点から考える」(2022.6.18)泉 英二林業政策・林業史/(一社)大和森林管理協会代表理事、愛媛大学名誉教授、国民森林会議政策提言委員長島根県出身。京都大学農学研究科修了。農学博士。愛媛大学農学部を経て現職。「『森林経営管理法』を危惧する」『季刊地域』(35号・2018)、「吉野林業の展開過程」(『愛媛大学農学部紀要』36(2)・1992)国民森林会議 https://peoples-forest.jp 大和森林管理協会 https://www.yamato-kyo.net 泉英二さんは林業政策・林業史がご専門です。吉野林業の歴史的展開について実証的な研究をしてこられました。国民森林会議提言委員会委員長として、林野庁の林業政策を批判的に論評し、日本の林業政策の根本的な改革に取り組んでいらっしゃいます。2017年(一社)大和森林管理協会を谷茂則さんと設立し、代表理事を務めています。泉さんは、現在の社会状況を近代最末期と捉え、その先に、化石燃料に依存せず、地球上の生物のなかで生産者に位置する植物の生長の範囲での社会発展を目指すべきであるという論を展開されています。本プロジェクトは、この「植物の生長に依拠した社会発展もしくは文明」の具体的な姿を模索し探求しているといってよいでしょう。連続講座のオープニング第1回は、泉さんの講演から始めたいと思います。 「陽楽の森」連続講座全10回 https://toyouraku.com/lectures第1回 泉 英二「21世紀はどのような時代にしなければならないのか─文明史的観点から考える」(2022.6.18)第2回 大住 克博「林業と技術─イメージと実像」(2022.7.16)第3回 湯本 貴和「『里山の価値』の創造と地域の未来─林業から森林業へ」(2022.8.20)第4回 三橋 弘宗「共創型の小規模技術による自然再生と地域づくり─展示づくりから自然共生エリアまで」(2022.9.17)第5回 高田 宏臣「土中環境─『杜』を支える生命循環」(2022.10.15)第6回 渡邉 格「菌の声を聴く─タルマーリーの動的なモノづくり」(2022.11.19)第7回 内山 節「自然との関係を通して現代社会を捉え直す─未来社会のデザイン」(2022.12.17)第8回 伊藤 立平「「森の風景─生きているものから建築をみる」(2023.1.21)第9回 鈴木ゴリ宣仁「療育と森─多様性がうみだす持続可能な世界」(2023.2.18)第10回  堀田 新五郎「撤退学と陽楽の森講座」(2023.3.18)