虫塚法要「虫能く天たり」 養老孟司、玄侑宗久さんと語る 講演会 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-06-11T19:41:20+09:00 Peatix 新潮社 虫塚法要「虫能く天たり」 養老孟司、玄侑宗久さんと語る 講演会 tag:peatix.com,2023:event-3562543 2023-06-04T13:00:00JST 2023-06-04T13:00:00JST ここ数年、大変な日々が続いてきました。久しぶりに、建長寺さんに建立した虫塚で、虫と自然について、考えたいと思います。よろしければ、鎌倉まで足を運んでみてください。6月4日は「虫の日」です。私の地元、鎌倉の建長寺さんのご厚意で、虫塚を境内に建立いたしました。設計を隈研吾さんにお願いし2015年に建立して以来、2016年は文化人類学者の植島啓司さん、2017年は、高精細昆虫写真、マイクロプレゼンスを発表されている小檜山賢二さん、2018年は、虫仲間でもある、生物学者の池田清彦さん、2019年には『虫展』でご一緒したデザイナーの佐藤卓さん、2022年には南伸坊さんをお迎えいたしました(少人数のみにて)。しばらくは身内のみでの場といたしましたが、本年は、臨済宗の僧侶であり、作家としてもご活躍されている玄侑宗久さんをお招きいたします。虫塚の意味を、一緒に考える時間になりそうです。ぜひ、建長寺にご参拝の上、遊びにいらしてください。                                                                                                                                                                             養老孟司<当日のご案内>12時半 受付開始13時  講演会開始 *玄侑宗久さんのお話を聞いた後、対談となります。14時半 講演会の終了後 *法要へのご参列を希望される方は虫塚へ移動ください。15時  虫供養 *終了後、すみやかに適宜解散となります。(備考)*虫塚での法要に参加される方は、歩きやすい靴でいらっしゃることをお勧めします。* 当日の様子を撮影する予定です。紹介の際にその映像を公開する可能性もあるので、ご了解ください。*当日のご参加は、残席がある場合のみとなります。<参加費について>自由席です。また、以前は参加費を頂戴しておりましたが、随意のお気持ちを頂戴することにし、御志納という形をとります。ボランティアでの有志による開催のため、ご理解とご協力を賜りたく存じます。*拝観入山料(大人500円)は別となります。<場所>臨済宗建長寺派大本山建長寺 大庫裡(宗務本部一階)*「庭園・方丈拝観入口」を入って、玄関を上がって右側に受付があります。<住所・交通> 神奈川県鎌倉市山ノ内8 JR横須賀線北鎌倉駅より鎌倉駅方面に向かって徒歩約20分。またはJR横須賀線鎌倉駅より北鎌倉に向かって徒歩約30分。<講演者プロフィール>玄侑宗久(げんゆう・そうきゅう)1956年福島県生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒。さまざまな職業を体験し、その後京都天龍寺専門道場へ入門。2001年「中陰の花」で芥川賞、2014年「光の山」で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。現在は臨済宗福聚寺住職。花園大学仏教学科および新潟薬科大学応用生命科学部の客員教授。2011年に起きた東日本大震災後は政府の復興構想会議委員を務め、福島県の子供若者のための「たまきはる福島基金」理事長。『アミターバ』『四雁川流景』『竹林精舎』など多くの小説作品のほか、『現代語訳 般若心経』『禅的生活』『「いのち」のままに』『荘子と遊ぶ』など仏教や禅・瞑想にまつわる著書も多い。2009年には妙心寺派宗門文化章、2012年には仏教伝道文化賞沼田奨励賞を受賞。公式サイトはこちらから。また、YouTube「三春の風」も 2021年秋から開始。養老孟司(ようろう・たけし)1937(昭和12)年、神奈川県鎌倉市生まれ。1962年東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年東京大学医学部教授を退官し、東京大学名誉教授に。著書に『からだの見方』(サントリー学芸賞受賞)『形を読む』『解剖学教室へようこそ』『日本人の身体観』『唯脳論』『バカの壁』『「自分」の壁』『養老孟司の大言論Ⅰ~Ⅲ』『身体巡礼』『骸骨巡礼』『遺言。』『ヒトの壁』など多数。昆虫を通して生命世界を読み解きつつ、「身体の喪失」から来る社会の変化について思索を続けている。~「虫塚」建立記念法要にご参加の皆さまへ~臨済宗建長寺派大本山建長寺のご厚意で、虫塚を建立いたしました。「虫塚」の碑と周囲の環境デザインは、建築家の隈研吾氏によるもので、周囲との調和を考えた内容となっております。長年虫を標本にしてきましたので、その供養が第一です。解剖学教室に奉職している間も、毎年解剖体慰霊祭に参加してきましたので、慰霊の癖がついたのかもしれません。虫に霊や心があるかというご意見もあるかと思いますが、睡眠に関する遺伝子が見つかっているので、意識はあるのではないかと思います。もう一つ、現代は虫がいなくなる時代だということを皆様にご理解いただきたいと思いました。白亜紀の恐竜絶滅が地質学上五度目の大絶滅といわれていますが、現代を六度目の絶滅とする見方もあります。一台の車が廃車になるまでに千万頭の桁の虫を殺すともいわれています。現代人は気づかずに多くの殺生をしていると思います。建長寺には七百五十年の歴史があります。虫供養がいつまで続くかわかりませんが、できれば今後も長く続けられればと思っています。                                                    養老孟司虫のためのモニュメントは、まず小さくて軽くてさりげなくなければいけないと考えました。虫は小さく軽いので、いろいろな場所に棲みかをみつけることができるのです。いままでのモニュメントというのは、大きくて重たいものと相場が決まっていましたが、その反対のモニュメントが、虫にも建長寺(禅)にも似合うと考えたのです。                                                       隈研吾(いずれも、虫塚建立記念法要の際の挨拶状より)<お問い合わせ先>新潮社内事務局 tel 03-3266-5611*お返事に数日のお時間を頂く場合があります。また、お申し込みはすべてこちらのpeatixにて、お電話でのお申し込みは、例外なく一切受け付けておりません。ボランティア開催のため、ご理解を賜れれば幸甚です。主催:養老研究所協力:臨済宗建長寺派大本山建長寺共催:隈研吾建築都市設計事務所&新潮社&虫仲間一同事務局:新潮社内著者写真:新潮社(養老孟司) Updates tag:peatix.com,2023-05-11 03:51:15 2023-05-11 03:51:15 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1364543 Updates tag:peatix.com,2023-04-22 02:01:59 2023-04-22 02:01:59 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1356607 Updates tag:peatix.com,2023-04-20 00:43:05 2023-04-20 00:43:05 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1355663 Updates tag:peatix.com,2023-04-19 13:22:30 2023-04-19 13:22:30 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1355550