子どもの権利を学ぶ勉強会【高校生の就活事情】 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-05-20T21:04:55+09:00 Peatix 子どもの権利を学ぶ会 子どもの権利を学ぶ勉強会【高校生の就活事情】 tag:peatix.com,2023:event-3556841 2023-04-20T19:30:00JST 2023-04-20T19:30:00JST 「児童の権利に関する条約(英語:United Nations Convention on the Rights of the Child)」は、児童(18歳未満の者)の権利について定める国際条約で、通称「子どもの権利条約」と呼ばれています。この条約は1989年(平成元年)11月20日に第44回国連総会において採択され、日本は1990年(平成2年)9月21日にこの条約に署名し、1994年(平成6年)4月22日に批准を行いました。私たち有志メンバーは、この条約について学び理解する機会を増やしたいと考え、不定期ですが勉強会を開催しています。 2023年第二回目の開催となる勉強会のテーマは「高校生の就活事情」です。今回は、 通信制高校に通う高校生を中心に、社会的自立をサポートする活動として「キャリア教育・個別就労支援・居場所支援」を行っている、NPO法人キャリアbaseの代表 草場勇介さんをゲストにお招きし、高校を卒業後の進路として就職を選ぶ生徒たちを取り巻く現状と、そこにある課題についてお話いただきます。みなさんは「一人一社制」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。全国では、年間約100万人の高校生が卒業していきますが、このうち15.4%(約16万人)は、高卒での就職を希望しているそうです。そんな高校生の就職活動には、「一人一社制」や「学校斡旋」と呼ばれる、大学生の就職活動とは異なる独自の文化やルールがあります。このような制度は本来、「複数応募をすることで就職活動に追われ、学校生活に支障がでることを防ぐ」といった目的のために定められたものですが、一方で「(原則)内定辞退が行えない」「希望する就職先の選考を受けることができない」「選考スケジュールがタイトで、じっくり企業探しを行えない」などの弊害をうみ、高校生の就職活動の選択肢を狭めてしまっていることは否めません。その結果、就職時におけるミスマッチが生まれる可能性も高まって、「9人に1人が、最初の会社を半年以内に離職する」という、高卒者の“超早期離職”を生み出している構造があるそうです。 そんな高校生の就活の課題に目を向け、「学校と社会の架け橋に」をスローガンに掲げ、生徒一人ひとりが主体的に将来の進路を考え、“自ら選択していく力”を高めていけるよう支援活動をしているのが草場さんたち。まずはあまり広く知られていない「高校生の就活事情」をお聞かせいただいた後に、そこにある課題とその解決策についてみんなで意見交換ができればと思います。=================日時:2023年4月20日(木)19:30〜21:00(開場19:20) 場所:Zoomを使ってのオンラインミーティング 内容:「高校生の就活事情」   19:20〜 ミーティングルームに入室いただけます。   19:30-19:35…主催者からの挨拶   19:35-20:25…「高校生の就活事情」(草場勇介さん) 20:25-20:45…ゲストとのディスカッション(草場さん、ゲストの先生方、林さん、宮本さん) 20:45-20:55…質疑応答 20:55-21:00…主催者によるまとめと挨拶 ※参加者人数等により、多少の変更をする場合があります。 形式:講師による講義と質疑応答 講師:草場勇介さん 参加対象:子どもの権利に関心ある人はどなたでも 定員:30名 *同じ場所から複数人で参加される場合(例:お子様と一緒に参加されるなど)は、代表者の方お一人のみの申込で問題ありません。 申込方法:Peatixからお申込みください。参加費:無料 ※参加費は無料ですが任意で草場さんが代表を務めるNPO法人キャリアbaseへのご寄付をお願いしています。クラウドファンディング「困難を抱える高校生へ | 社会的孤立をキャリア支援を通じて防ぎたい」実施中です。https://readyfor.jp/projects/career-base2023================= <講師プロフィール> ◆草場勇介(くさばゆうすけ) NPO法人キャリアbase 代表理事、for next株式会社 代表取締役、zunŌw(ズノー)STEAM教育研究所代表。慶應義塾大学 経済学部卒。代表取締役を務めていた株式会社ジンジブにおいて、日本で初となる高卒の支援事業を本格的に開始。高卒就職サイト「ジョブドラフト」や全国での高校生とのマッチングイベントなどを開催するなど就職を考える高校生に関わり続けてきた。東京・大阪・福岡・名古屋に展開、累計4,500社の企業に利用され、2016年には「革新ビジネスアワード2016」よい仕事おこし賞、2017年には「第106回かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」かわさき起業家優秀賞を受賞するなどの実績を持つ。2021・2022年度 大阪府教育庁推進 キャリア教育モデル事業の推進責任者を務めるなど、学校内でのキャリア教育と個別の就労支援・居場所支援を通して、さまざまな困難を抱える子どもたちが、孤立せず、社会との繋がりを持って大人へと成長して行けるよう、支援の輪を広げる活動をしている。◆大地大介先生 鹿島山北高等学校 教頭 16年以上、通信制高校の教職員として勤務し、鹿島学園高等学校にて、就職という出口支援を整えるため2019年より設立されたキャリアサポートセンターのセンター長として進路指導を行う。プロのドラマーでもあり、様々なアルバイトの経験を活かした進路指導も魅力。今年度より鹿島山北高校へ着任。◆室町佳子先生 鹿島学園キャリアサポートセンター センター室長 大学卒業後、企業の採用支援などの仕事を経て人材派遣会社に入社。人と企業を結びつける人材コーディネーターとして従事。その経験を活かし鹿島学園の生徒の就職支援を行なっている。