Japan Times Satoyama カフェ #4 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-09-06T09:09:34+09:00 Peatix THE JAPAN TIMES CUBE INC. Japan Times Satoyama カフェ #4 tag:peatix.com,2018:event-354575 2018-03-02T19:00:00JST 2018-03-02T19:00:00JST 第4回Japan Times Satoyama カフェを開催いたします。 【概要】 日時:3月2日(金)19:00-20:30  ・19:00-20:00 Satoyamaカフェ  ・20:00-20:30 ディスカッションを交えながら交流会 会場:一番町第二TGビル(東京都千代田区一番町2−2)  実践者:田中丈裕氏     NPO法人里海づくり研究会議 理事・事務局長      (http://satoumiken.web.fc2.com/) 司会進行:吉田雄人氏      前横須賀市長/早稲田大学環境総合研究センター招待研究員 参加費:1,000円 テーマ:「里海からの発信 –里海里山ブランドの推進に向けて–」 主催:Japan Times Satoyama推進コンソーシアムイベントに関するお問い合わせ先:Japan Times Satoyama推進コンソーシアム事務局 satoyama-cafe@japantimes.co.jp  里海のトップランナーと言われる岡山県日生町。かつては、瀬戸内海沿岸の開発と海水の汚染による漁獲量の減少に直面していた地域だ。漁獲量が減っていく中、「中高級魚が少なくなってきたのは藻場が原因ではないか」と最初に言ったのは日生の漁師さんたちだったという。当時アマモと呼ばれる海藻が生育するアマモ場が激減していた。田中氏は1985年に地元の漁師とアマモのタネを蒔く活動を開始。試行錯誤を繰り返しながら、毎年漁師たちとタネを蒔き続けたことで、当初は5ヘクタールにまで減っていた藻場が2015年には250ヘクタールまで回復、現在も広がり続けている。次の世代へ繋ぐ「豊かな海」のリレー。田中氏は、日仏海洋学会でも日生の里海について発表。瀬戸内海の町からスタートした里海が今や国内だけでなく世界に広がろうとしているようだ。 「海のお世話をしながら魚を育てておこぼれを頂戴するのが本来の姿」と話す田中氏。今回は、現在もアマモ再生と里海作りに尽力する田中氏をお迎えし、第4回Satoyamaカフェを開催いたします。 <田中丈裕氏プロフィール>1953年生まれ。専門分野:水産行政全般、沿岸環境修復、魚類学 1978年高知大学大学院農学研究科栽培漁業学専攻修士課程修了、卒業後は岡山県において水産技師として32年間勤務。1981年から日生町漁協とともにアマモ場の再生に力を注いでいる。退職後2012年に“里海”の提唱者である九州大学名誉教授の柳哲雄氏らとともにNPO里海づくり研究会議を設立、現在に至る。