『トーチライト Issue 2022』書籍発売イベント「スピらすにスピる、つくってゆかいに暮らす」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-05-26T20:33:37+09:00 Peatix 株式会社トーチ 『トーチライト Issue 2022』書籍発売イベント「スピらすにスピる、つくってゆかいに暮らす」 tag:peatix.com,2023:event-3543895 2023-04-26T19:00:00JST 2023-04-26T19:00:00JST それでもつくって生きていく人のためのインタビュー/トークマガジン『トーチライト Issue 2022』発刊を記念したトークイベントを開催! 「どこに住んでいても、つくってゆかいに暮らす」を掲げて活動している株式会社トーチから、2023年1月に『トーチライト Issue 2022』を発刊しました。この度、発刊を記念したトークイベントを開催します!このイベントは、書籍『トーチライト Issue 2022』クラウドファンディングの返礼品の一部である「イベント参加権(オンライン/オフライン)」の対象としてのイベントです。クラウドファンディングにご支援いただいた方は無料で、それ以外の方も有料でご覧いただけます。またオンライン視聴チケットでは、1ヶ月間アーカイブが視聴可能な形で準備を進めています。 本誌にもインタビューを掲載している神輝哉さんの書店『Seesaw books』が会場です。ゲストには、鳥取の書店『汽水空港』のモリテツヤさんを、札幌までお招きします。汽水空港のHPはこちら:https://www.kisuikuko.com/ モリさんは鳥取県湯梨浜町にて『汽水空港』という書店を運営しています。『田畑をしつつ、時々建築したり、文章書いたりしながらどうにか生きている人間』とTwitterのプロフィールに記載しています。2年前に汽水空港にお伺いしたときの写真 モリさんは最近「スピらずにスピる」という発信をしています。その内容については、このPeatix最下部に引用する「『スピらずにスピる』序文」に書かれた文章を読んでいただくと、伝わるかもしれないし、伝わらないかもしれません。 この「スピらずにスピる」という言葉と、そこにある考え、思索。これはトーチとして掲げている「どこに住んでいても、つくってゆかいに暮らす」という言葉・スタンスと重なる部分があると感じています。同じものに対して、別の角度からアプローチしているような。 それぞれ鳥取や札幌というある種の「辺境の地」で、何を目指して、どういう取り組みをしているのか。自分やなにかの世界観、「スピ」に振り切らずに、ちゃんと地に足をつけながら、それでも辺境からオルタナティブにやっていくには、一体どういう「スピらずにスピる」方法があるのか。その先に「つくってゆかいに暮らす」未来はあるのか。 クラウドファンディングにて「トーチライト Issue 2022」の支援をしてくださった方々と一緒に、そんなお話を聴き、スピらずにスピる、つくってゆかいに暮らす世界について考え、話す時間にできればと考えています。 イベント概要 タイトル『スピらすにスピる、つくってゆかいに暮らす』開催日:2023年4月26日 (水) 時間:19:00〜20:30(受付開始18:30)場所:Seesaw books(UNTAPPED HOSTEL裏)/オンライン(Youtube Live)https://seesawbooks.com/ 登壇者 モリテツヤ汽水空港乗務員。田畑をしつつ、時々建築したり、文章書いたりしながらどうにか生きている人間。AB型カニ座。神輝哉札幌 UNTAPPED HOSTEL / Seesaw Books 店主。ゲストハウスと書店と生活困窮者向けのシェルターを運営。新規事業準備中。進行:さのかずや(株式会社トーチ) 『トーチライト Issue 2022』とは? 株式会社トーチが、ウェブメディア『トーチライト』にて2020年より公開してきたインタビューとトークを、本の形で多くの人に伝えようと企画・発刊したものです。トーチライトのnoteはこちら:https://note.com/torchlight2020/終了したクラウドファンディングはこちら:https://camp-fire.jp/projects/view/652707 注意事項 このイベントは、書籍『トーチライト Issue 2022』クラウドファンディングの返礼品の一部である「イベント参加権(オンライン/オフライン)」の対象としてのイベントです。クラウドファンディングにご支援いただいた方は無料で、それ以外の方も有料でご覧いただけます。 現地参加につきましては、スペースの都合上「先着25名まで」とさせていただきます。 クラウドファンディングにてご支援いただいた方は、CAMPFIREにてご支援いただいたものと同じ名前・メールアドレスでご登録いただけると非常に助かりますが、可能な範囲で結構です。 「『スピらずにスピる』序文」冒頭と末文より 引用元:https://insec2.com/havingfaithwithoutfaith-1/ 「信仰」という言葉をこの数年よく使うようになったのは、店を訪れる人が「儲からないのに何故本屋をやっているのか?」と尋ねてくることへの答えとして、それがちょうど良かったからだ。この質問は店を始める以前からもよく聞かれた。「何故儲かりもしないことに君は人生を捧げようとしているのか?」と。その都度、僕は自分自身に何故と問いかけた。儲かる/儲からないは問題ではない。僕は本屋という場所が持つ性質に強く惹かれている。本屋には無数の人々が考えてきた事物への記録があり、そこに人は集まる。彼らは何かを求めている。人生を変える何か。生活を力強いものにする何か。自分自身を変容させる何かを。金があるかどうかは問題じゃない。職業も肩書も関係ない。生まれも育ちも問わず、人々が集い交差していく場所。それが本屋という場所が持つ性質だ。そこで言葉が交わされ、人々が出会う。その出会いの先に、新しい希望を感じられる風のようなものが個人個人の心の中で吹くだろうと信じている。このロマンチック過ぎる、僕が抱く「本屋」の像を何と呼べばいいだろう。商売と呼ぶには夢を見すぎている。やはり「信仰」がそれに最も近い。 そして冒頭の、店を訪れる人への質問に僕はこう答える。「信仰の為にやっています。」と。お客さんは笑い、僕も笑う。「信仰」というものが狂気じみていることをお互いに自覚しているからだ。だが、果たして今生きている日本人は「信仰」という言葉をどのように捉えているのだろうか。僕は出会う人、一人ひとりにそのことを確認したい。人は本当に各々の仕事が「儲かる」から、それのみを理由にやっているのだろうか。現金という目に見える数値だけを理由に、身も心も捧げているのだろうか。時に疲弊し身体を壊してまで、共に暮らす大事な人々と過ごす人生の限られた時間を失ってまで求めるその価値を手にしようとしているのであれば、それもまた十分に「信仰」といえる。あるいは「お金教」と呼ぶことのできる新たな宗教であるかもしれない。だが人は渇望しているはずだ。数値で確かめられるもの以外の何かを。その何かが何なのかを知るべく、人はググる。そして知った世界観に自らを傾倒させる。それを俗に「スピる」と呼ぶ。だがググって簡単に知れる世界観に身を捧げるには、歴史的な時間の蓄積も、信じるに至る文化的背景も乏しい。そこには信じるに足る体験も伴わない場合も多い。よって僕はまだ、そこに倒れ込むことはできない。便利で楽しい(だが破壊を伴う)「お金教」にも入信できないし、「ググって知れる世界の真実」にも倒れ込めない。だが、明言することのできない何かを僕は感じるし、求めている。それは何らかの「宗教」なのだろうか。分からない。--------------この連載の狙いは宗教をつくることではないし、集団をつくることでもない。「信仰」という言葉の概念の幅を、少しだけ広げることにある。もしくは、「信仰」に代わる何か新しい言葉との出会いだ。今はそのことを現す言葉として「スピらずにスピる」が一番しっくりきている。連載が終わる頃には、何か新しい言葉を獲得できているだろうか。長過ぎるまえがきをこうして書きながら、危うい道に踏み入ってしまっているのかもしれないと、今震えている。だが、危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。  Updates tag:peatix.com,2023-04-26 07:54:38 2023-04-26 07:54:38 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1358276 Updates tag:peatix.com,2023-04-24 08:19:22 2023-04-24 08:19:22 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1357331 Updates tag:peatix.com,2023-04-21 12:31:45 2023-04-21 12:31:45 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1356510 Updates tag:peatix.com,2023-04-21 01:50:52 2023-04-21 01:50:52 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1356183