Transition Session #1 〜「わたし」を活かす生き方の探究〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2018-03-14T13:53:49+09:00 Peatix Transition Project Transition Session #1 〜「わたし」を活かす生き方の探究〜 tag:peatix.com,2018:event-353752 2018-03-08T19:00:00JST 2018-03-08T19:00:00JST “Transition”            不透明な流れの中に立ち現れる「わたし」。ときに身を委ね、ときに堰き止め、ときに激流に身を打たれ、あるいは意識的に泳ぐ。         無常なる濁流のなかに、「わたし」は日々なにを捉え、なにを手放しているのだろう。              ”諸法無我”        と仏教は語る。        ―すべての存在や現象に、唯一不変たる「我」というものはない。いっときも止まることなく繋がりの中で変化していく―という思想だ。    とても捉えづらい概念である。    「苦」を克服することが仏教思想の根幹だが、この考えを拠り所にして「幸せになる」のは少々難易度が高いと思う。  私たちは宗教について、あたかも苦しみを解決してくれる特効薬のように思いがちだが、それは危険な解釈ともいえるのではないだろうか。    ある小説に、「神は沈黙している」という表現があった。    おそらく、宗教によって与えられるものは「答え」ではない。神は、仏は、いつでもその姿をもって「問い続けている」のではないだろうか。       わたしたちはどこから来て、どこに行くのだろう?   この漠然と切実な問いに対して、  ある人は仕事で。ある人は恋愛で。ある人は研究で。ある人はファッションで。ある人は暮らすことそのもので。  それぞれの「営み」の中に、それぞれの「仮の答え」を、日々見出しているのではないか。       その流れの先に待ち受けるのは「死」だ。死んでしまったら、資産や友人、どんなものであっても、持っていくことができない。    どんな人であれ、全てを手放す必要がある。   私たちは “Transition” という言葉を掲げ、生き方を探究する思想と技術を探っていきたい。    ----------------------------------"Transition Session"では、フラットな関わりの中で【思想】と【技術】を用い、生き方について「探究」する時間を持ちたいと考えています。  【思想】面では、仏教思想をはじめとした、ある宗派に偏らない思想を参考にしながら、【技術】面では、William Bridgesによる『トランジション 人生の転機を活かすために』で用いられる理論を東洋的な文脈へと読み替えつつ、Transitionを独自のプログラムとして発展させていきます。----------------------------------      「わたし」の可能性がいかに拓かれうるのだろう。ご参加をお待ちしております。      ▼プログラム概要        ◯日時2018年3月8日19:00〜22:00       ◯会場神谷町・光明寺〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目25−1  ◯タイムテーブル18:40 Open19:00 Start / introduction19:15 Session with Life Line Chart19:35 Session with ???20:05 Transition Session21:00 Session with ???21:40 Desert time22:00 Close  ※タイムテーブルの内容は事前通告なく変更することがございます。  ○参加費3,000円(税込)         ◯応募について締め切り:3月6日(火)23:59応募形式:先着順。   ◯定員先着 25名  ◯主催 TRANSITION・PROJECT「ありうる未来を探究する」ことを目的としながら、研究活動、思想編纂、表現、経済活動などを行うプロジェクトです。◯企画・運営三浦祥敬1991年佐賀の禅宗のお寺生まれ。京都大学進学後、独自に学びとは何かを探究、ワークショップデザインやイベントのコーディネートを開始。学びは人の変化のプロセスであると考え始め、それを加速させるものとして表現活動に着目し始めた。アートの領域との関わりの実験から芸大生との作品制作やイベント開催を体験。卒業後はアート系ハッカソンの制作業務や多数のイベント制作業務を経験。2017年4月末の退職後、家を手放し、日本を中心に放浪生活を送った。ドイツのベルリンにて覚醒し、2017年10月、TRANSITION・PROJECTを開始、現在に至る。「クリエイティブアウォード関西」2016年度、2017年度 二次審査員。松本紹圭東京神谷町・光明寺僧侶。未来の住職塾塾長。東京大学文学部卒。世界経済フォーラムYoung Global Leader。海外でMBA取得後、2012年、お寺運営を学ぶ「未来の住職塾」を開講。著書に『お坊さんが教える心が整う掃除の本』(ディスカバートゥエンティワン)他。本イベントは「ありうる未来を探究する」ことを目的とする、TRANSITION PROJECTの一企画です。