tag:peatix.com,2011:1 2023-04-28T23:03:50+09:00 Peatix KagaQ. tag:peatix.com,2023:event-3536466 2023-03-29T22:00:00JST 2023-03-29T22:00:00JST

物理学の楽しく豊かな時間をあなたに。水夜大学院。4thコースは、非線形・非平衡です。 素粒子から宇宙につながる物理法則の存在は現代科学の根幹をなしています。惑星の形成過程、核燃焼、生命現象から大地・海洋・気象に至るまで、宇宙にわたる森羅万象。そのなかに垣間見える壮麗な秩序構造は、物理法則に準じて説明されることが期待されています。 ところが、現象と整合したモデルをあたようとするとき、そこには初期値や不定性によって改変する「生物 (なまもの)」な世界が広がります。これは、物理学の用語では現象を司るシステムを指して、非線形あるい非平衡な現象と呼ばれています。 これまでの3コースで、宇宙を統べる物理法則を学んできました。4thコースでは、そうした物理法則に基づいたモデル空間のもつ多様性について学びます。第5回　非平衡現象身の回りで起こる現象は、概して時空間的に状態が変容する複雑なものが多数を占めます。にもかかわらず、時間的に定常 (安定)な状態を保持する”平衡状態”や”準静的過程”がしばしば実現します。平衡状態や準静的過程”は物理モデル化を簡便にする強力な仮定となり、熱力学の定式化に不可欠でした。同時に、多粒子集団の典型的な性質を捉える重要な要素であることを見出し気体の運動を説明することに成功しました。時代は進み、より多様な現象の物理を理解するべく、従来の枠組みを拡張して非平衡現象の定式化に向けた研究が進められています。第5回「非平衡現象」では、現代物理学における多様な現象を記述するコトバについて学びます。講義内容：・平衡状態とは何か・準静的過程・非平衡定常状態・ゆらぎの定理【プログラム】　21:50 開場 (前説タイム)　22:00 開演 トークライブ　23:00 終演　 （延長することがよくあります。）場所　 :  Zoomミーティングチケットは、端末１台分・アーカイブ配信※3 付き※1 イベントに参加された方には、　次回前売り券用割引コードをお渡しします。※2 U25割引、U18超割チケットは　修了証発行時に、感想文の提出が必要です。　 (修了証が不要な場合は提出不要です。)※3 録画できた時のみ、オンデマンド配信を　 10日間限定公開します。　翌日Peatixメッセージでリンクをお届けします。(この番組へのご支援の一部は、物理学の研究活動への寄付にも使われます。)ナビゲーター : 新居 舜氏　(Ph.D.)1991年、神奈川県生まれ。2020年、名古屋大学・エディンバラ大学国際連携理学専攻で、国内初の理学のジョイント・ディグリー(Ph.D.)を取得。現在は名古屋大学素粒子宇宙起源研究所の博士研究員。専門は宇宙論、重力理論。 学部生の頃から、高校や科学館にてアウトリーチ活動を行う。現在は宇宙について学ぶオンラインイベントを主催。「宇宙と人は文化を通して時空を超えて繋がれている。」その思いを日々発信している。インタビュアー: 山田 浩司　(KagaQ)1970年、兵庫県生まれ。高校卒。 2018年からKagaQに参加。数々の宇宙イベントを主催。 本業は、WEB通販会社代表。読書は趣味で、分野を固定しない。ビジネスも人の行動も環境の産物。その元を調べる内に興味が宇宙にまで広がりました。科学的な基礎知識はなく一般書籍からの知識だけでインタビューします。【全課程】　注）水夜大学院は学校教育法に定める教育機関、研究機関としての大学院ではありません。　単位や学位の取得はできませんが、　フルコンプリート（12/28、2/15を除く）された方には楽しく学んだことを証する『楽位』を進呈します。　シリーズをコンプリートされた方には、次シリーズ全回用前売券割引コードをプレゼントします。① 相対性理論　第1回　相対性理論 まずはここシル！　第2回　特殊と一般？何が違う?　第3回　一般相対論３つのポイント　第4回　とこっとん理解：ブラックホール　第5回　とこっとん理解：宇宙論　第6回　とこっとん理解：重力波　第7回　とこっとん理解：インフラトン　第8回　最新研究探訪② 素粒子論　第1回　物質の根源を見る　第2回　ディラックの卓見　第3回　ファインマンの超絶技巧　第4回　ゲージは物理のパワーワード　第5回　発見ラッシュ！　第6回　素粒子標準模型　第7回　素粒子からみた宇宙|  物質の誕生とビッグバン　第8回　素粒子からみた宇宙II  消えた反物質・暗黒物質・暗黒エネルギー　第9回　素粒子からみた宇宙III 未知の素粒子か？インフレーションと宇宙創x成・世・生　第10回　素粒子からみた宇宙IV 宇宙の存在と人間原理　第11回　最新研究の話題③ 量子論　第1回　ノーベル賞から学ぶ量子論 11/16　　・ノーベル賞2022の解説　　・量子力学にまつわるノーベル賞　　・参考資料の紹介　第2回　量子力学 基本のおさらい 11/23　　・量子力学3要素 (不確定性、量子化、重ね合わせ)　　・量子力学の特徴　　・実験による確かめ　第3回　情報の数理 11/30　　・チューリング、シャノン、フォンノイマン　　・情報の数学的表現　　・情報の熱力学的とりあつかい　　・コンピュータとの深い関わり　　・量子論と情報　第4回　量子もつれと情報 12/7　　・量子もつれとはなにか　　・具体的な構成例：ベル状態　　・局所実在性の破れ　　・物理情報の正しい取り扱い　第5回　量子コンピュータ 12/14　　・コンピュータの仕組み (論理ゲート/誤り訂正)　　・コンピュータを物理的に実装する　　・量子コンピュータの仕組み　　・光量子コンピュータ　　・コラム：産業のコメ「半導体」　　・最近のニュース等、参考文献　第6回　量子暗号 12/21　　・暗号通信の基本　　・古典暗号　　・量子鍵配送プロトコル　　・暗号と物理の関わり　年越し企画 水夜インタビュアー宇宙を語る 12/28　第7回　量子テレポーテーション 1/4　　・情報の転送　　・量子もつれによる転送　　・テレポートは可能か？　第8回　量子論的宇宙 I：ブラックホール 1/11　　・EPRパラドックス　　・ブラックホール情報喪失問題　　・ブラックホールの内部は探れるか　第9回　量子論的宇宙 II : タイムトラベル 1/18　　・アインシュタイン・ローゼン橋　　・アルクビエレ・ドライブ　　・超光速伝播　　・因果律の厳しい掟　第10回　量子論的宇宙 III : マルチバース 1/25　　・因果的に切り離された多数の宇宙　　・ER橋は多宇宙をつなげるか　　・テグマークのレベル分類　　・観測者問題　第11回　量子論的宇宙 IV：時空の量子ゆらぎと構造形成 2/1　　・宇宙の構造の起源　　・量子揺らぎ　　・天文観測との整合性　　・量子ゆらぎの観測可能性　第12回　量子論的宇宙 V : 天文観測に必要な量子論 2/8　　・天文データを記録する難しさ　　・CCDの発明が世界を変えた　　・光電子増倍管　　・FMOS　　・次世代観測デバイス　暗号学のからくり 2/15④ 非線形・非平衡　第0回　プロローグ：非線形・非平衡とは何か？ 2/22　第1回　解けないモデル 3/1　第2回　カオス・複雑性 3/8　第3回　バランスが絶妙 な現象たち 3/15　第4回　相転移と非線形・非平衡 3/22　第5回　非平衡現象 3/29　第6回　量子の世界のカオス・複雑性 4/5　第7回　非線形・非平衡の理論まとめ 4/12　第8回　大地・海洋・気象 4/19　第9回　非線形・非平衡な宇宙 I ブラックホール 4/26　第10回　非線形・非平衡な宇宙 II 天体の軌道 5/3　第11回　非線形・非平衡な宇宙 III 大規模構造 5/10　第12回　非線形・非平衡な宇宙 IV ビッグバン 5/17　第13回　非線形・非平衡な宇宙 V 偶然の一致 5/24⑤ 応用物理　第1回　物理そこかしこ談話 　第2回　ケミカル物理 　第3回　テクい物理 　第4回　錬金術的物理 　第5回　最新研究探訪 ⑥ 自由研究の時間　第1回　テーマ極め 　第2回　未定【配信イベントのご案内】・参加お申し込み後「チケット」からご入室ください。　「オンラインイベントに参加」ボタンが表示されます。・事前に参加ボタンからZoomが起動することを　ご確認ください。・キャンセルは当日開演30分前までに　メッセージでご連絡ください。　それ以降の返金は致しかねますので、　予めご了承ください。　なお、イベントが実施されない場合も　返金されます。　・参加費は接続端末１つあたりの料金です。　複数人でのご視聴ＯＫです。・トークイベントは後日録画公開することが　あります。　マイクやカメラをONにされた場合、　公開動画に含まれることがあります。　予めご了承ください。それでは、お会い出来る事を楽しみにしております。　KagaQ