3/30(木)李晶玉×田中功起「美術は共同体をいかに描くのか」 @RiJongOk @kktnk #ゲンロン230330 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-04-29T21:32:25+09:00 Peatix ゲンロンカフェ 3/30(木)李晶玉×田中功起「美術は共同体をいかに描くのか」 @RiJongOk @kktnk #ゲンロン230330 tag:peatix.com,2023:event-3535748 2023-03-30T19:00:00JST 2023-03-30T19:00:00JST 本イベントは、シラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信も行います(※ 配信のご視聴は、Peatixの入場券とは別料金となります。ご注意ください)。https://genron-cafe.jp/event/20230330/ゲンロン友の会 第13期、新規入会受付中!https://genron.co.jp/shop/products/detail/627 【イベント概要】 アーティストの李晶玉さん、田中功起さんによる対談イベントを開催いたします。おふたりをつなぐキーワードは「共同体」です。李晶玉さんは、在日朝鮮人3世という立場から、「共同体」や「民族」といった主題を複層的な視点で扱い注目を集めている美術家です。広島の原爆をテーマにした個展「SIMULATED WINDOW」(原爆の図 丸木美術館、2022年)で発表された作品『DOME』は、『ゲンロン13』の表紙を飾っています。また、李さんは、朝鮮大学校と武蔵野美術大学に出自を持つメンバーから成るグループ「突然、目の前がひらけて」の一員として、2021年におおきな話題を呼んだ展示「平成美術 うたかたと瓦礫」(京都市京セラ美術館)にも参加されています。「ゲンロンβ」での連載をはじめ、ゲンロンではお馴染みの美術家・田中功起さんもまた、「共同体」や「集団の力学」を重要な主題として扱ってきました。映像作品「可傷的な歴史(ロードムービー)」(2018年)や個展「田中功起 共にいることの可能性、その試み」(水戸芸術館、2016年)といったプロジェクトでも、「美術を通じていかに共同体を描くことができるのか」という問いが模索されています。また、田中さんが『ゲンロンβ60』に寄せたエッセイ「日付のあるノート、もしくは日記のようなもの(6)」(https://www.genron-alpha.com/gb060_02/)に含まれる「平成美術」展への論評は、おおきな反響を呼びました。その中では、「突然目の前がひらけて」が展示のなかで担った役割の大きさ、重さにも触れられています。個人ではなく複数のアーティストによる「集合的活動」に焦点を当て、賛否両論を呼んだ同展。当事者として参加した李さんは、同展について、そして田中さんの展評について、どのように感じ、受け止めたのでしょうか。当日は、お二方それぞれの活動や作品に関しても、ビジュアルも用いてわかりやすくご紹介いただく予定。美術がお好きな方はもちろん、あまり詳しくないという方も、お気軽にご覧ください!   【登壇者の李晶玉さんより】 私の一番大きな関心は、個人がどこまで自由でありうるのかというところだと思います。それは共同体との関わりが特殊な出自だからこそ考えるようになりました。私は普段「在日朝鮮人」美術家を名乗っていますが、自身の属する共同体との摩擦を感じながらも、本当に「個人」など存在するのかと感じることもあります。私の生きてきた「在日朝鮮人社会」は、日本という共同体の中では明確に異質でアンタッチャブルな存在だと思いますが、在日3世である私にとって、それは決して悲劇的なだけでなく、魅力的で面白いモチーフとして描くことができると感じています。「共同体」というものに目を向けはじめた2015年頃、田中さんの個展『共にいることの可能性、その試み』を観て以降、作品やテキストなどで活動を拝見してきました。今回お話しする中で、作品の話や、共同体と個人の関係、協働プロジェクトについてなど、田中さんと新たな視点で対話ができることをとても楽しみにしています。(李晶玉)   【登壇者の田中功起さんより】 あらためて思うのは、ぼくはおそらく「失敗」を描いてきたのかもしれないと思う。共にいることの難しさ、他者理解の不可能性、アートの限界。日本の現代美術は(ぼくにとっては学生の頃から)、不毛な砂漠でしかなった。グローバルなコンテンポラリーアートも枯れた泉でしかなかった。そして日本はとても生きにくい。それでも人間を諦めないことはできるだろうか。それでも人間の作るものを信じることはできるだろうか。それでも「失敗」には何か、意味があるだろうか。李さんとのはじめての対話では「共同体」や作品制作、「人間」をめぐって、その「失敗」も含めて話してみたいと思っています。 【登壇者プロフィール】 李晶玉(り・じょんおく)1991年、東京生まれ。朝鮮大学校教育学部美術科卒業。主な展示に「在日・現在・美術」(2014)、武蔵美×朝鮮大「突然、目の前がひらけて」(2015)、 個展「神話#1」(2018)、「VOCA展2020」(2020)、「平成美術:うたかたと瓦礫デブリ 1989–2019」(2021)、個展「記号の国」(2021)、個展「SIMULATED WINDOW」(2022)など。Twitter田中功起(たなか・こおき)1975年生まれ。アーティスト。主に参加した展覧会にシンガポ ール・ビエンナーレ(2019)、あいちトリエンナーレ(2019)、ミュンスター彫刻プロジェクト(2017)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2017)、リヴァプール・ビエンナーレ(2016)など。2015年ドイツ銀行によるアーティスト・オブ・ザ・イヤー、2013年ヴェネチア・ビエンナーレでは参加した日本館が特別表彰を受ける。主な著作、作品集に『Vulnerable Histories (An Archive)』(JRP | Ringier)、『Precarious Practice』(Hatje Cantz、2015年)、『必然的にばらばらなものが生まれてくる』(武蔵野美術大学出版局)、『共にいることの可能性、その試み、その記録-田中功起による、水戸芸術館での、ケーススタディとして』(グラムブックス)など。写真:題府基之Twitter Website 【新型コロナウイルス感染症の拡大予防対策とお客様へのお願い】 ゲンロンカフェでは、新型コロナウイルス感染症の拡大予防のため、細心の注意を払いながらイベントを開催してまいります。ご来場をいただくお客様には、予防対策にご理解とご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。 発熱や咳の症状があるなど、当日体調がすぐれないお客様は、できるかぎりご参加をお控えください。お知り合いにチケットをお譲りいただくなど、ご対応をご検討ください。 受付時に、非接触型体温計による検温を実施します。37.5℃以上の熱がある方は入場をお断りさせていただきます。 ドリンクのご注文は任意となっております。 こまめな手洗いへのご協力をお願いします。カフェ入口には消毒液を設置しております。 換気を強化しているため、空調効果が一時的に損なわれる場合があります。寒暖に配慮した備えをご用意ください。 座席の間隔を広く確保するため、ご準備できる座席数に限りがございます。 配信や撮影などの都合上、壇上と客席のあいだにアクリル板は設けておりません。ご了承ください。 感染状況等の変化により、予告なく開催内容が変更となる場合があります。開催中止や無観客(配信のみ)となった場合には、速やかに返金等の対応を行います。 【入場・座席について】 開場は開演1時間前の13時となります。 座席はチケットの申し込み順ではなく、当日ご来場いただいた順でのご案内となります。 ゲンロン友の会上級会員(クラス30以上)の方は、クラスに従って座席予約のサービスがございます。ご利用の方は会員番号を明記のうえ、info@genron.co.jp にご連絡ください。 【そのほか】 イベントは延長となることがございます。途中、10分程度の休憩を挟みます。 泥酔の方、また他のお客様のご迷惑になるような行為をされる方や、不快な印象を与えると判断される方は退出をいただきます。 20歳未満の方、車でご来場の方にはアルコールを提供できません。 18歳未満の方は23時以降の参加はできません。保護者が同伴しない18歳未満の方は22時以降の参加はできません。 イベント中の無断録画・録音は固くお断りします。 本イベントはインターネットでの動画配信を予定しております。ご来場のお客様が映り込む可能性がございます。 Updates tag:peatix.com,2023-03-24 08:19:05 2023-03-24 08:19:05 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1344946 Updates tag:peatix.com,2023-03-23 12:34:36 2023-03-23 12:34:36 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1344579 Updates tag:peatix.com,2023-03-23 12:34:18 2023-03-23 12:34:18 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1344578 Updates tag:peatix.com,2023-03-23 12:32:44 2023-03-23 12:32:44 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1344577