[江戸東京研究センター設立記念国際シンポジウム]       新・江戸東京研究 〜近代を相対化する都市の未来〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-01T16:06:06+09:00 Peatix EToS 法政大学江戸東京研究センター [江戸東京研究センター設立記念国際シンポジウム]       新・江戸東京研究 〜近代を相対化する都市の未来〜 tag:peatix.com,2018:event-353261 2018-02-25T10:00:00JST 2018-02-25T10:00:00JST ■  プログラム概要[午前の部 10:00-12:00]陣内秀信(法政大学江戸東京研究センター長) 新・江戸東京研究の展望 槇文彦(建築家) 基調講演 細粒都市東京とその空間         川田順造(人類学者) 基調講演 「川向こう」をめぐる断想[午後の部 13:00-19:00]Session 1 江戸東京のモデルニテの姿 — 自然・身体・文化 — チエリー・オケ(哲学/パリ・ナンテール大学) ローザ・カーロリ(日本学/ヴェネツィア大学) 安孫子信(哲学/法政大学)モデレーターSession 2 江戸東京の巨視的コンセプト Post-Western/Non-Western パオロ・チェッカレッリ(都市計画/フェラーラ大学) ロレーナ・アレッシオ(建築/トリノ工科大学) ホルヘ・アルマザン(建築/慶應義塾大学) 北山恒(建築/法政大学)モデレーターSession 3 水都の再評価と再生を可能にする哲学と戦略 リチャード・ベンダー(都市計画・建築/カリフォルニア大学バークレー校) アントネッロ・ボアッティ(都市計画/ミラノ工科大学) 高村雅彦(都市建築史/法政大学) 陣内秀信 モデレーター※文部科学省補助金 平成29年度「私立大学研究ブランディング事業」(法政大学)■ 開催概要[日時] 2018年2月25日(日)10:00~19:00 開場9:00[会場] 法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎7階     薩埵(さった)ホール(東京都千代田区富士見2-17-1)[主催] 法政大学江戸東京研究センター[入場無料] 同時通訳付(日本語/英語)[参加申込] 当センターのホームページ、もしくは下記URLの申込専用フォームからお申込みください。[URL] https://www.event-u.jp/fm/m10867[ホームページ] https://edotokyo.hosei.ac.jp[問合せ先] 法政大学江戸東京研究センター事務室[Email] edotokyo-jimu@ml.hosei.ac.jp TEL 03-3264-9682※チラシはこちらから https://edotokyo.hosei.ac.jp/application/files/9215/1739/8053/Etos.pdf※東京マラソンに伴う交通規制により、時間にゆとりをもってご来場ください。■開催趣旨日本が成熟社会を迎えた1980年代、東京ではこの都市の個性や文化的アイデンティティを究める気運とともに「江戸東京」の歴史への関心が高まりました。「江戸東京学」が生まれ、広がりを見せたのもそんな時代でした。海外の人々も、それまで世界の都市モデルとされてきた西洋の都市とは異なる独特の姿や仕組みをもち、ポストモダンの価値観とも合致する東京に、大きな関心を向け始めたのです。しかしその後、日本は人口減少、高齢化社会の状況を迎えます。従来の高度成長型で開発志向の強い都市のありように対し、根本的な価値観の転換が必要となってきました。そしてグローバル化が進むなか、東京はその固有の文化力を発揮するためにも、また、大きな課題である持続可能な社会を実現するためにも、江戸を下敷きにする独自の歴史に裏打ちされた、東京らしい都市の近未来像を描くことが求められています。このような状況認識のもと、江戸東京研究の先端的・学際的拠点として、江戸東京研究センターが法政大学に設立されました。その土台には、日本文化の特質をめぐって国際的共同研究を積み重ねてきた「国際日本学研究所」と、東京の都市的な特徴を歴史とエコロジーの立場から国際的に比較研究してきた「エコ地域デザイン研究センター」による大きな研究蓄積があります。1980年代に生まれたものの、やや停滞気味だった従来の「江戸東京学」を、あらためて現代的視点で乗り越え、東京という都市のユニークな特質を生み出す基層構造をハードとソフトの両面から解き明したいと思います。江戸東京研究センターは西洋型の都市モデルとは異なる、21世紀にふさわしい都市のありかたを研究いくことを目指します。このたび開催する国際シンポジウムは、江戸東京研究センターの設立を記念して国内外から様々な分野の専門家・論客を招く、意欲的な試みです。ともに江戸東京の歴史から学び、海外の経験とも比較しつつ、この江戸東京に蓄積された知恵、資産の価値を新たな視点で掘り起こしたいと思います。このシンポジウムを通して、日本発の近未来都市像を描き出すことを目指します。陣内秀信(法政大学江戸東京研究センター長)