【オンライン(Zoom)】『人新世の経済思想史』(青土社)刊行記念 桑田学×藤原辰史トークイベント 「経済と生態を同時に考える」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-05-25T20:33:44+09:00 Peatix 【オンライン(Zoom)】『人新世の経済思想史』(青土社)刊行記念 桑田学×藤原辰史トークイベント 「経済と生態を同時に考える」 tag:peatix.com,2023:event-3529166 2023-04-25T19:00:00JST 2023-04-25T19:00:00JST この度、桑田学さんによる『人新世の経済思想史――生・自然・環境をめぐるポリティカル・エコノミー』(青土社)を刊行いたしました。本書は、「経済」という考え方それ自体を問い直すユニークな思想史を、著者ならではの視点で紡ぎ出す一冊です。「経済学」は貧富の差を拡大させ、人びとの暮らしを脅かしたり、あるいは人間のみならず地球や人間以外の生きものたちを傷つけ、環境を破壊したりすることにも確かに寄与してきました。本書はそうした「経済学」に問いを立て、「経済」の別様のあり方を提示します。本書の大きなポイントは、経済について考えることと、環境(問題)について考えることは同根にあるということです。経済は本来的に人間中心主義ではありえません。動物や植物を食べ、化石燃料を燃やしてエネルギーを得なければ生きることがままならない私たちにとって、経済学は人間以外のものとともにあるものなのです。 本書の刊行を記念して、トークイベントを開催いたします。ゲストは、歴史学者の藤原辰史さんです。『分解の哲学』や『植物考』の著作とともに、「生産」や「消費」だけで捉えられない経済のあり方、植物と絡まり合う人間の経済のあり方について、思考を深めていきます。【プロフィール】桑田 学(くわた・まなぶ)1982年生まれ。専門は経済思想史。著書は本書の他に、『経済的思考の転回――世紀転換期の統治と科学をめぐる知の系譜』(以文社;経済学史学会研究奨励賞)、共著に、橋本努編『現代の経済思想』(勁草書房)、吉永明弘+福永真弓編『未来の環境倫理学』(勁草書房)他がある。 藤原辰史(ふじはら・たつし)1976年生まれ。現在、京都大学人文科学研究所准教授。専門は農業史、食の思想史。著書に、『ナチス・ドイツの有機農業』(柏書房;日本ドイツ学会奨励賞)、『カブラの冬』(人文書院)、『ナチスのキッチン』(水声社/決定版:共和国;河合隼雄学芸賞)、『稲の大東亜共栄圏』(吉川弘文館)、『食べること考えること』(共和国)、『トラクターの世界史』(中公新書)、『給食の歴史』(岩波新書;辻静雄食文化賞)、『分解の哲学』(青土社;サントリー学芸賞)、『食べるとはどういうことか』(農山漁村文化協会)、『縁食論』(ミシマ社)、『農の原理の史的研究』(創元社)、『歴史の屑拾い』(講談社)、『植物考』(生きのびるブックス)、『これからの日本で生きる経験』(編集グループSURE)他。共著に『農学と戦争』、『言葉をもみほぐす』(共に岩波書店)、『中学生から知りたいウクライナのこと』(ミシマ社)他がある。【参加条件】以下のいずれかのチケットのご購入で参加できます。①【オンライン】イベント参加券1,500円(税込)②【オンライン】書籍『人新世の経済思想史』付きイベント参加券4,880円(税込)書籍代3,080円(税込)+イベント参加券1,300円(税込)+送料500円(税込)【会場】オンライン【アーカイブ配信について】イベント終了後、2週間のアーカイブ配信を予定しております。配信準備のため、イベント終了後すぐに配信はしておりません。準備が出来次第、お申し込みいただいた皆様へご連絡させていただきます。【オンライン配信参加につきまして】代官山 蔦屋書店主催のオンライン配信イベントは、Zoomのウェビナーにてライブ配信をいたします。ご覧いただくには、インターネット環境が必要です。※ イベントはPC、スマホ、タブレットからご視聴可能です。※ 「Q&A」機能を使って皆さまからの質問やコメントをお寄せいただくことが可能です。※ 本イベントはライブ配信イベントです。録音録画はご遠慮願います。※ 今回ご利用いただいたメールアドレス、お名前を他に使用することはございませんので、ご安心ください。※ 配信のURLとご案内は、ご予約いただいたチケットサイトを通して順次メールでお送りいたします。(URLの共有は禁止いたします。)※ URLの共有、第三者への譲渡はご遠慮ください。※ ご視聴の通信環境の悪化などにより、配信が途切れた場合の返金はいたしかねます。