tag:peatix.com,2011:1 2023-04-16T21:32:35+09:00 Peatix NPO法人ブリッジフォースマイル tag:peatix.com,2023:event-3523057 2023-03-17T20:00:00JST 2023-03-17T20:00:00JST

児童保護の専門職であるエデュケーターとは？フランスには、児童保護の専門職であるエデュケーターという国家資格があります。1年目に児童保護、2年目に障害、3年目に社会的精神的困難を抱えた成人の自立支援を学び、看護師のように機関や役職に関わらず、エデュケーターとしてのキャリアを積んでいきます。支援が必要であると判断された子どもに対して、月5時間～毎日1時間ほどエデュケーターが一緒に過ごし、子ども支援を行う在宅教育支援というものがあります。“社会で子育てをする”を考える今日本の児童相談所に寄せられる虐待相談件数は、年間20万件を超えています。虐待から保護された子どもたちは、児童養護施設や里親家庭などで生活し、18歳で社会に巣立っていきます。今イベントは、2011年に渡仏し、フランスの在宅教育支援の現場に長年携わり、日本にその仕事内容を伝えている、安發 明子さんをお招きして、フランスの子ども支援の仕組みや退所者支援の内容、目指していることなどをお聞きし、社会で子育てをするということ、社会的養護のもとにいる子どもたちとの関わり方、退所者支援の在り方をみなさんと一緒に考えるイベントです。ぜひご参加ください。後半では、安發さんとNPO法人ブリッジフォースマイル代表の林で、フランスと日本の子ども支援に関する考え方、社会的養護の取り組みへの意見交換をいたします。登壇者 安發 明子さんからのメッセージ自分の幼少期、思春期を思い返しても、家の中で起きていること、親との関係、学校のこと、将来への不安、家族のことをよく知っていて話を聞いてくれる大人がいたら、親子喧嘩になるようなことを間に入ってくれたら、こじらせずに済んだことがどれだけあっただろう。どれだけ安心して成長し大人になることを前向きに描けただろう。熱くて優しいエデュケーターたちとメキメキたくましく育ち羽ばたいていく子どもたちに夢をもらっています。この素晴らしい仕事を多くの人に知ってほしいと思い、日々活動をしています。＜開催概要＞開催日　2023/3/17（金）20:00〜21:30　オンライン開催（19:55 開場）　当日は、オンライン会議システムのZoomを利用します。　参加用のZoom URLは、別途、お申込者へご案内いたします。参加費　無料主催認定NPO法人ブリッジフォースマイル私たちは、親を頼れないすべての子どもが笑顔で暮らせる社会を目指して、児童養護施設や里親家庭などで生活する子どもたちや退所者が、巣立ちの際に直面するさまざまな課題を乗り越えるための支援をしています。登壇者安發　明子（あわ　あきこ）1981年鹿児島生まれ2005年一橋大学社会学部卒、2018年フランス国立社会科学高等研究院健康社会政策学修士、2019年フランス国立社会科学高等研究院社会学修士2007年「親なき子 – 北海道家庭学校ルポ」（ペンネーム 島津あき　金曜日社）2022年「フランスにおける子ども家庭福祉と文化政策」『「健康で文化的な生活」をすべての人に』河合克義、浜岡政好、唐鎌直義監修（自治体研究社）2011年に渡仏、フランスの施設で暮らす子どもたちのもとに通い、彼らが施設に来るまでの暮らし、家族、学校、地域、福祉について話を聞いていたときに子どもたちに教えてもらったのが「在宅教育支援」エデュケーターが家に来て、親と話したり一緒にご飯を食べたり、週末に一緒に出かけたり親も一緒に旅行に連れて行ってくれたり、この仕事をとてもおもしろいと感じ、在宅教育支援の現場で度々研修生をし、日本にその仕事内容を伝えています。現在、在宅教育支援とエデュケーターについて描いた物語の日本語出版に向けて、クラウドファンディングを実施中『ターラの夢見た家族生活』元支援者が描く「家族生活」をより良いものにするための支援林　恵子（はやし　けいこ）NPO法人ブリッジフォースマイル　理事長津田塾大学卒業株式会社パソナ入社　役員秘書、人材派遣営業、人事労務などに従事二児の母として、仕事と育児の両立に悩む中で参加したビジネス研修を通して、児童養護施設と出会う企業の社会貢献プログラムを企画提案するという課題のもと、調査を開始、施設で暮らす子どもたちの存在を知り、居てもたってもいられなくなり、2004年NPOを設立NPO法人ブリッジフォースマイルサイトNPO法人ブリッジフォースマイル18周年記念サイト書籍できるかも。働く母の社会企業ストーリー（英治出版）