CO-CURATING | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-10-17T19:03:52+09:00 Peatix GAKU CO-CURATING tag:peatix.com,2023:event-3522885 2023-04-23T16:00:00JST 2023-04-23T16:00:00JST はじめに キュレーションという古くて新しい方法。美術館は、作品を生み出すアーティスト以外にも様々な立場の人の働きによって成り立っています。例えば、キュレーター。展示などを企画し実現する役割を果たしています。国内外の実践や研究の歴史を踏まえながらも、新たな意味や価値を見出していくその働きは、キュレーティングとも呼ばれ、近年注目が集まっています。なぜなら、混迷する現代において、過去から引き継がれてきた知識や知恵を参考にしながらも、他者を招き、未来を拓いていくことはより重要性を増しているからです。ですから、誰もがキュレーターであるとも言えます。そのような想いから、GAKUではキュレーターの髙木遊さんと岩田智哉さんをお招きし、キュレーションをテーマとしたクラス「CO-CURATING」を開講します。このクラスでは、キュレーターや学芸員やアーティストなど、展示に携わる方々とも交流をしながら、10代のみなさんと一緒に約半年の期間に渡って企画展を制作することを目指しています。アートや美術館が好き、企画や運営に携わってみたい、よくわからないけどなんだか気になる等、どんな入り口でも構いません。色々な興味関心を持った人に幅広くご参加いただきたいと考えています。ぜひお気軽にお申し込みください。 開催概要 日程:2023年4月23日(日)〜2023年9月17日(日)の隔週日曜日 16:00〜19:00(全11回)*企画展の実施は授業後の11月を予定しています対象:10代(中学生以上)定員:最大10名*アートやキュレーションに関心がある方ならどなたでも(経験は問いません)会場:GAKU(渋谷PARCO 9階)及び有楽町会場*有楽町の会場はお申し込み後に別途ご案内します。料金:50,000円(税抜) *参加費が無料となる特別招待枠も設けています。詳しくはページ下部をご覧ください主宰:The 5th Floor、GAKU特別協賛:三菱地所株式会社プレ授業のレポートはこちら 主宰 The 5th FloorThe 5th Floor(ザ・フィフス・フロア)は2020年2月、根津・池之端に誕生したオルタナティブ・スペース : キュレイトリアル・スペース。元社員寮の均一的なようでそれぞれ異なる5階3部屋、あるいはバルコニーや屋上など特有の空間を活かす、意欲的なキュレーション主導のプログラムを発表する。また、展覧会に加え、地域大学によるワークショップや、国内外キュレーターを招請し展覧会を制作する「Curator in Residence」など、次世代のアーティスト・キュレーターの台頭、活躍を支援する取り組みを行う。 講師 岩田智哉 Tomoya Iwata1995年愛知県生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了。 キュレーション史やキュレーターについて研究する一方、広く人間を超えた他者との理解可能性/不可能性について展覧会実践を通して模索。2022年4月より、キュレートリアル・スペースであるThe 5th Floorの代表理事/ディレクター。主な企画展覧会として「Alternarratives -ありえたかもしれない物語-」(オンライン, 2020)、「attunement」(東京, 2020)、「between / of」(東京, 2022)。(Photo by Jukan Tateisi) 髙木遊 Yuu Takagi1994年京都生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了、ラリュス賞受賞。 キュレイトリアル・スペースであるThe 5th Floor キュレーターおよび金沢21世紀美術館 アシスタント・キュレーター。ホワイトキューブにとらわれない場での実践を通して、共感の場としての展覧会のあり方を模索している。主な企画展覧会として「生きられた庭 / Le Jardin Convivial」(京都, 2019)、「二羽のウサギ / Between two stools」(東京, 2020)、「Standing Ovation / 四肢の向かう先」(静岡, 2021)、「アペルト17 SCAN THE WORLD 」(金沢, 2022)(Photo by Jukan Tateisi) メッセージ 「キュレーションとは、junction making(交差点を生み出すこと)である。」異なるもの同士を組み合わせて、新しい価値を生み出していくこと。これはあるキュレーターの言葉であり、キュレーションとは何かを端的に言い表しています。キュレーターは、展覧会という「場」を作る仕事です。そのために、それぞれ独自の視点を持つアーティストの声に耳を傾けること。ときにはアートに限らずさまざまなジャンルの専門家と協働すること。このようにアーティストや色々な人たちと一緒に、これまでになかった新たな交差点=未来を創り出していくことが今の時代に求められています。私もアーティストと一緒に未来を切り拓いていきたい!、と思ったみなさん。ぜひご参加をお待ちしております。岩田智哉控えめに言ってアートは最高です。「キュレーション」は、その最高なアートを生み出すアーティストと最高な時間を過ごせる役割だと思っています。本授業は「キュレーション」にて、現行、不可欠な「空間」をアーティストと僕たちと共に考えていきましょう。何が出来上がってくるかはわからないけど、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。ご参加お待ちしてます。髙木遊 プログラム 本クラスは、テーマの探求を経て、参加する生徒の皆さんが講師の方々とともにオリジナルの企画展を実現するプロジェクト型の授業となります。具体的には、お招きしたいアーティストのリサーチやプランニング、アーティストに参画を交渉するための「レター」の作成、展示作品を解説する「キャプション」の作成などを行います。なお、一方的な講義ではなく、授業毎の課題をもとにした対話の時間を大切にしたいと考えています。初回授業のガイダンスでは、生徒の皆さんそれぞれに関心のある展覧会へ足を運んでいただくことが事前課題となります。そこでの気づきや感想を発表しながら、これから一緒に活動を進めていくメンバーと交流していきます。1:ガイダンスキュレーターってどんな仕事?展覧会をつくるってどういうこと?具体的にどんな役割が必要なの?初回授業では、実際にキュレーターとして活動する講師の方々の職業観に触れていきながら、キュレーションについての学びを深めていきます。2:ケーススタディみんなで企画展に足を運び、作品を鑑賞したり、実際に展示企画を担当するキュレーターや学芸員の方々から直接お話を伺ったりすることで、実際に仕事の現場を体感していきます。3:キュレーション概論実際にキュレーターとして企画展を作り上げていく上で検討すべきポイントを確認しながら、展示コンセプトの探求や参加アーティストのリサーチしていくための方法を学び、実践していきます。4〜6:プランニングAお招きしたいアーティストのリサーチやプランニングを経て、アーティストに参画を交渉するための「レター」の作成を進めていきます。また、講師の方々とともに実際に企画展を開催する会場へ足を運ぶことで、作品展示の方法や展示実施の具体的なイメージも掴んでいきます。7〜10:プランニングBアーティストとの打ち合わせを経て、展示の意味や意義を深めていきながら、展示作品を解説する「キャプション」の作成を進めていきます。さらに、展示会の空間的なレイアウト等のプランについても、講師の方々とのディスカッションを重ねながら検討していきます。11:プラン発表これまで作成を進めてきた「キャプション」とともに、アーティストや作品の概要をプロジェクトの成果としてまとめた「キュレーションノート」を発表します。(企画展の実現は授業後の11月を予定しています。展示期間中には企画者である生徒の皆さんによる例えばガイドツアーといった取り組みも検討したいと考えています。詳細は、授業内で検討していきます) 授業外のサポートについて GAKUでは授業の時間以外でも生徒の皆さんの学習や創作のサポートをしたいと考え、次のような運用をしています。・自習室としてのGAKUの開放毎週1回、GAKUを無料の自習室として10代に開放しています。課題の制作や生徒同士の交流のためにも自由にご利用いただけます。詳しいスケジュール等はこちらやGAKUのSNSにてご確認ください。・オンライン配信や録画動画の提供現地での対面授業を大切にしていますが、感染症拡大等によりやむを得ない欠席等へのフォローアップも必要であると考えています。具体的には、該当生徒の方を限定としたオンライン配信環境及び授業の録画動画の視聴環境を整備しています。(授業によっては配信や録画が叶わないものもありますのでご了承ください。)・オープンチャットの運用主に課題に関する授業主宰者からの連絡や質疑応答等のために、GAKU事務局を管理人として生徒及び講師限定のLINEオープンチャットを運用しています。生徒ご本人の参加を想定していますが、保護者の方が代理として参加いただくことも可能です。(LINEオープンチャットは個人のIDや連絡先を公開せずに参加できる「チャット」機能です。なお、LINEオープンチャット安全・安心ガイドラインに沿って運用します。) 授業へのお申し込みに関して GAKUの授業へのご参加を検討下さいまして、誠にありがとうございます。お申し込みにあたりましては、参加される生徒様の保護者の方による、参加へのご同意及び下記注意事項へのご承諾が必要となります。 下記ご注意事項をご承諾いただいた上で、お申し込みフォームへお進みください。授業お申し込みに関するご注意事項  お申し込み(先着順) 1)お申し込み/ご入金Peatixよりお申し込み、ご入金ください。2)ご受講確定ご入金が確認できましたら、主宰者より、メールにてご受講確定通知をお送りいたします。こちらのご連絡をもってご受講確定となります。*ご入金後3日以内にメールが届かない場合は、大変お手数ではございますが、下記の問い合わせ先までご連絡をいただけますようお願い致します。(迷惑メールフォルダのご確認もお願い致します) 特別招待枠について この授業は、授業料が免除される特別招待枠を設けています。ご希望の方は、フォームよりお申し込みください。対象:現在、中学生以上の10代の方(経験の有無にかかわらず、アートやキュレーションに関心のある方に幅広く参加いただきたいと考えています)条件:フォームより、参加への意気込みやこれまでの活動がわかるもの(授業の内容に沿っているものでなくて構いません)をお送りいただきます/30分程度のオンライン個人面談に参加をいただきます。申し込み方法:こちらのフォームよりお申し込みください申し込み期限:3月31日(金) 授業日程 2023年4月23日(日)16:00〜19:00  第1回 ガイダンス2023年5月7日(日)13:00〜17:00  第2回 ケーススタディ2023年5月21日(日)16:00〜19:00  第3回 リサーチ2023年6月4日(日)16:00〜19:00  第4回 プランニングA2023年6月18日(日)16:00〜19:00  第5回 プランニングA2023年7月2日(日)16:00〜19:00  第6回 プランニングA2023年7月30日(日)16:00〜19:00  第7回 プランニングB2023年8月13日(日)16:00〜19:00  第8回 プランニングB2023年8月27日(日)16:00〜19:00  第9回 プランニングB2023年9月10日(日)16:00〜19:00  第10回 プランニングB2023年9月17日(日)16:00〜19:00  第11回 プラン発表 特別協賛 三菱地所株式会社三菱地所株式会社は「まちづくりを通じた社会への貢献」を基本使命に掲げ、東京駅周辺を主とした丸の内・大手町・有楽町エリアをはじめ、不動産に関する幅広い事業を展開する総合ディベロッパーです。2020年以降は「丸の内NEXTステージ」として有楽町・常盤橋を重点エリアと位置づけ、“人・企業が集まり交わることで新たな「価値」を生み出す舞台”を作ることを目指しています。中でも、有楽町エリアは“街の輝きは人がつくる”というコンセプトのもと、「有楽町 Micro STARs Dev.」というプロジェクトを始動し、クリエイティブな人材が集まり、活躍する場・仕組みづくりを模索・実行しています。関連HP https://yurakucho-msd.com/ 授業内容に関するお問い合わせ GAKU事務局info@gakuschool(担当:佐藤海)