フードイノベーションの未来像「食のパーソナライゼーション」総括編(共催:『WIRED』日本版/シグマクシス) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-04-23T21:03:02+09:00 Peatix 株式会社シグマクシス フードイノベーションの未来像「食のパーソナライゼーション」総括編(共催:『WIRED』日本版/シグマクシス) tag:peatix.com,2023:event-3489137 2023-03-24T19:00:00JST 2023-03-24T19:00:00JST 「人類の食とウェルビーイング」のつながりを多角的に深堀りする、好評ウェビナーシリーズ「フードイノベーションの未来像」。2022年からは「食とパーソナライゼーション編」と銘打ち全6回のセッションをお届けしている。3月24日(金)開催の第6弾では、ゲストにカーマインワークス代表の深田昌則氏を招き、これまでのセッションを振り返り、「食のパーソナライゼーション」の本質と社会実装の要諦について議論する。【ウェビナーの趣旨】デジタル技術の発展と共に、わたしたちの生活における「パーソナライゼーション」は当たり前に浸透しつつある。食の分野でも、センシング技術やアルゴリズムにより、個人の心身の状態や嗜好などのデータを容易に可視化できるようになり、飲食品メーカーや新興フードテックプレーヤーは「パーソナライゼーション」を新たな価値創出の源泉とみて事業開発を進めている。しかしながら、人間の選択は、個人の事情のみで決まるわけではない。真に人間を豊かにする"パーソナライゼーション"はどうあるべきか?また、技術によって"パーソナライゼーション"の可能性はどのように拡張されるのだろうか?これらの問いをたずさえて、これまで以下の5名の研究者と議論を交わしてきた。 ●宮田裕章(データサイエンス/慶應義塾大学医学部教授):Web3は食のパーソナライゼーションを加速するか●小川さやか(文化人類学/立命館大学先端総合学術研究科教授):分散化する“わたし”は何を食べるのか?~文化人類学から見た食のパーソナライゼーション ●稲谷龍彦(法学/京都大学大学院法学研究科教授):自由意志を疑う~食べたいものを決めているのは誰(何)?●ドミニク・チェン(情報学・ウェルビーイング研究/早稲田大学文学学術院教授):We-Modeと食〜“わたしたち”は何を味わっているのか?●稲見昌彦 (身体情報学/東京大学 総長特任補佐・先端科学技術研究センター教授) : Quantified Selfと食〜デジタルツインが拡張する食のパーソナライゼーション ※後日レポート記事を掲載予定各研究者との議論は、想像をはるかに超える新たな視点の投げかけの連続であり、「食のパーソナライゼーション」の本質が浮かび上がってきた。第6弾となる今回のウェビナーでは、これまでの学びを振り返り、またこの学びをどう社会実装に繋げていくか、ビジネスの観点も交えながら、「食のパーソナライゼーション」を再定義する。これまで参加されていた方は咀嚼の場として、過去の回を見逃した方はキャッチアップの場としてこの第6弾総括編をご活用いただきたい。【イベント概要】■日時2023年3月24日(金) 19:00〜21:00 ※ ビデオ会議アプリケーション「Zoom」(ウェビナー形式)で開催。※ みなさまからのご質問をチャットで受け付け、回答いたします。■登壇者深田 昌則|MASA FUKATAカーマインワークス合同会社 代表。パナソニック(松下電器産業)入社後、米国およびカナダ赴任、Technics等のAV機器の国際営業・宣伝を担当、LUMIX等の全世界市場導入責任者、全社オリンピック実務責任者、パナソニックカナダ家電部門ディレクター、家電分社海外部門の新規事業開発室長を経て、2016年に新規事業創出アクセラレーター「ゲームチェンジャー・カタパルト」を創設。2018年、米国の日系VCと合弁事業支援会社「株式会社BeeEdge」を設立、取締役を兼務、傘下に事業会社3社設立。現在はパナソニックを退社、カーマインワークス合同会社を設立し、事業開発・スタートアップ支援や地方創生、フードテック、スポーツイノベーションなど複数のプロジェクトに携わるとともに、新産業共創スタジオSUNDRED株式会社エグゼクティブバイスプレジデント、CVO兼CMOを務める。現在はリジェネラティブな食のバリューチェーン研究に従事。スポーツ庁技術審査員、2023年より Future Food InstituteのJapan Local Executiveに就任。神戸大学大学院経営学研究科卒(MBA)。田中宏隆|HIROTAKA TANAKA株式会社シグマクシス 常務執行役員/SKS JAPAN主催者。一般社団法人 SPACE FOODSPHERE 理事。パナソニック株式会社を経て、マッキンゼーにてハイテク・通信業界における、戦略策定、新規事業開発・実行、ベンチャー協業等、事業変革における実行支援の実績を持つ。2017年よりシグマクシスに参画。自らの人生のミッションである「日本が誇る技術・人財を最大の価値で世界に繋げる」という想いと重なり、2017年に自らSKS JAPANを開催。18年『フードテックの未来』(日経BP総研)監修。著書に20年『フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義 』(日経BP)岡田亜希子|AKIKO OKADA株式会社シグマクシス Research/Insight Specialist。アクセンチュアを経て、マッキンゼーにて10年間、ハイテク・通信分野のリサーチスペシャリストとして従事。17年シグマクシスに参画。「SKS JAPAN」の創設およびその後の企画・運営に参画するほか、フードテック関連のコミュニティ構築、インサイトの深化、情報発信などの活動に従事。18年『フードテックの未来』(日経BP総研)監修。著書に20年『フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義 』(日経BP)松島倫明|MICHIAKI MATSUSHIMA『WIRED』日本版 編集長。未来をプロトタイプするメディア『WIRED』の日本版編集長としてWebメディア/WIREDの実験区"SZメンバーシップ"/雑誌(最新号VOL.47特集「THE WORLD IN 2023」/WIREDカンファレンス/Sci-Fiプロトタイピング研究所/WIRED特区などを手がける。NHK出版学芸図書編集部編集長を経て2018年より現職。訳書に『ノヴァセン』(ジェームズ・ラヴロック)がある。東京都出身、鎌倉在住。■参加費1. オンライン参加:4,000円(税込)2. 『WIRED』日本版SZ会員: 無料︎※ WIREDのSZメンバーシップ会員はPeatixページからのお申し込みは不要です。当日、ご登録のメールアドレスに視聴URLをお送りします。■ ご注意事項※ 視聴URLの他者への転用は禁止しております。※ 本ウェビナーのダイジェストは、『WIRED』 日本版で掲載予定です。■こんな方におすすめ・リベラルアーツの観点から新たな「食の価値」を発見したい方・最新のテクノロジートレンドが食産業に与えるインパクトを知りたい方・食を通じてウェルビーイングを向上させるためのヒントを大局的に得たい方・食領域のビッグイノベーションの“種”を探り当てようとしている産業界の方・地球規模の食の未来と持続可能な環境について考え、活動している方────────【フードイノベーションの未来像:食とパーソナライゼーション編とは】技術の普及により、体質や好み、心身の状態や運動量のデータ、DNAや腸内細菌にいたるまで、容易に可視化されるようになってきた。スマートウォッチやスマートフォンに搭載されたセンサーが収集するデータの数にも驚かされる。こうしたデータや飲食の履歴などを見ながら、個人の状態・好みに合わせた食品や飲料を提供するサービスは増えており、これまで大量生産・大量消費でスケール化を図ってきたグローバル飲食品メーカー、新興フードテックプレーヤーも、「パーソナライゼーション」を新たな価値創出の源泉とみて事業開発を進めている。一方で、「パーソナライゼーションが進んだ食の未来は、本当に人にも社会にも地球にもウェルビーイングなものか?」「ウェルビーイングなものにするには、どのような観点で産業を創造していくべきか?」「今後どのような技術がこの領域に影響を与えうるか?」など、産業全体としてこうした問いを立て、議論していくことが重要ではないだろうか。人の心身の健康、地球環境を左右する「食」において、どのようなパーソナライゼーションの未来像を描けるだろうか。自然科学、社会科学、人文科学の知見を織り交ぜながらビジョンを打ち立てていく。【フードイノベーションの未来像とは】『WIRED』日本版が食領域のイノベーションを手がけるシグマクシスと共にスタートしたウェビナーシリーズ『フードイノベーションの未来像』。多様な切り口から、食と人間の関係の本質を探る同シリーズは、食を超えた専門領域から国内外の多彩なゲストを招き、「人類の食とウェルビーイング」のつながりをより深く多角的な視点から問う。『WIRED』日本版のサブスクリプションサービスであるSZメンバーシップで好評連載中。【フードイノベーションの未来像:食とパーソナライゼーション編 『WIRED』日本版記事 】●宮田裕章(慶應義塾大学医学部教授):Web3は食のパーソナライゼーションを加速するか●小川さやか(立命館大学先端総合学術研究科教授):分散化する“わたし”は何を食べるのか?~文化人類学から見た食のパーソナライゼーション ●稲谷龍彦(法学者 京都大学大学院法学研究科教授):自由意志を疑う~食べたいものを決めているのは誰(何)?●ドミニク・チェン(情報学研究者):We-Modeと食〜“わたしたち”は何を味わっているのか?●稲見昌彦(身体情報学分野教授) : Quantified Selfと食〜デジタルツインが拡張する食のパーソナライゼーション ※後日レポート記事を掲載予定【SKS JAPAN note】●”フードイノベーションの未来像”から見えてきた食のパーソナライゼーションの新たな視点[前編]●”フードイノベーションの未来像”から見えてきた食のパーソナライゼーションの新たな視点[後編]【フードイノベーションの未来像(2020~2021)『WIRED』日本版記事 】●藤原辰史(京都大学人文科学研究所准教授):食を巡る人類史に「分解」 という視座を●チャールズ・スペンス(オックスフォード大学の実験心理学者・知覚研究者):失われた食のつながりは、ガストロフィジクスで取り戻せる●重松象平(建築家):建築に食の視点を組み込めば、 都市は多様に生まれ変わる●藤原謙(ウミトロン Co-founder/CEO)/島泰三(理学博士):人類に繁栄をもたらした魚食と海を、養殖で持続可能にする●デイビッド・モントゴメリー(ワシントン大学地球宇宙科学科・地形学研究グループ教授):土壌と人体の“見えない” 並行世界が食を通じて地球を再生させる●渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)/クラフト(手技)が豊かにする食と人間の関係:“触知性”とカームテクノロジーから考える●山崎 亮(コミュニティデザイナー):エディブル・ ランドスケープが生み出すネイバーフッド●サラ・ロベルシ(Future Food Institute創設者): 「食の主権」はリジェネラティヴなアプローチで再興する──────────■ お問い合わせ「フードイノベーションの未来像」事務局f00dtecheyes@sigmaxyz.com■カバー画像ILLUSTRATION BY JENTWO(JANEJIRA TAECHAKAMPU), LOGO BY AMARENDRA ADHIKARI(WIRED JP)