tag:peatix.com,2011:1 2023-03-24T20:30:13+09:00 Peatix lwnish_2 tag:peatix.com,2023:event-3474854 2023-02-22T19:00:00JST 2023-02-22T19:00:00JST

昨年12月下旬に、５名の女性が切り盛りする「stillwater」を訪ねて交わしたお喋りが、たいへん楽しかった。音源はこちら。Apple Podcast｜Spotify｜Anchorその冒頭で、いま代表をつとめる白石宏子さんが、十数年前に米国・ミネアポリスで体験した一年間が「stillwater」を設立したきっかけになっているという話が、非常に眩しくて輝度が高かった。と同時に、彼女にとってミネアポリス体験の舞台となった「Walker Art Cener」という美術館の話がたいへん興味深かったので、そこに絞ってもっと聞かせてもらう90分のMEETINGをお願いしました。以下、12月下旬の彼女の話から抜粋。白石　ミネアポリスに行ったのは2008年から09年の１年。主人の転勤で。それまでしていた仕事もすべてやめていったので、身軽だったから、全身で吸収したっていうのはあると思う。すごい密度で、１年間マックス楽しませてもらった。大切にしたい食、アート、政治的なこと、民族の多様性とか、あらゆることが暮らしの中に自然に溶け込んでいてボーダーラインがない感じ。 かつ外を見てるかというより、今日をどう豊かにすごすかということを、みんなが自然体でやってる感じがすごく心地が良くて。15分歩くと湖があって、都市と自然もすごく近かった。仕事が終わると夕方５時からのお芝居に家族で行くとか。その感じがすごく良くて。アートが好きだったら美術館のボランティアにアサインスできて。──それは年に一度の募集とかでなく、随時、いつでも募集している？白石　いつでも。で、私みたいな人が入れる。私は「インフォガイド」をやっていたんですけど（一年間、本当にいろんなプログラムに片っ端から参加して）、最後、労働ビザが取れたので、「ヒロコ帰る前になにかやりなよ。お礼もしたいから」って仕事を任せてくれて。ちょうど日本から遊びに来ていた玉置（いまstillwaterを一緒にやっている仲間）とアートメイキングのワークショップをやらしてもらったんです。100人以上来たよね。玉置　すごいたくさん来たよね。白石　フリーサタデーという、第一土曜日は入場料無料の日があって。するとたとえばソマリアの難民の方とか、普段あまりアートに接することがなくても、その日だけは誰でも入れるからっていう日のある美術館だったんです。そういうのも素晴らしいなと思って。なんかこうアートが、すごい身近なところにある取り組みをしていて。で、確かその日にアートメイキングをやって。隣には普通にジェームス・タレルのインスタレーションがあったりして。すごいんですよ。美術館にある作品は現代美術ですごい尖っているけど、家族みんなで楽しんで、公園みたいに使ってる。市民の人たちのすごし方が素晴らしいなって、感動して。ミネアポリスは、東海岸からも西海岸からも離れているけど、みんながセンスよく豊かに暮らしてる印象が強かった。行く前は「ミネソタってどこ？」みたいな感じで、失礼だけど田舎のイメージがあって「ニューヨークの方がいい」とか言ったんです。でも一度家の下見に行ったらすごい素敵な美術館があったから、「これがあるなら住める」と安心して帰ってきて。ちょうど丸の内の仕事で長谷川祐子さん（現金沢21世紀美術館館長）とお会いしたときにその話をしたら、「Walker、めちゃくちゃいい美術館だからよかったじゃない」「あそこは東と西にアート（展覧会など）が移動するとき必ず中継する場所。世界でもすごくいい美術館だよ」と言ってくれて、 じゃあ絶対そこでボランティアしようって。…そして白石さんはボランティアに登録し、働きまくりながら、彼女が１年間フル体験した「Walker Art Cener」という美術館と、その背景にあるミネアポリスという街の話をたっぷり聞かせて欲しいという趣旨です。一緒に堪能しましょう。関心のある人はどうぞ。＊Walker Art Cener　https://walkerart.org＊stillwater　https://stillwaterworks.jp

tag:peatix.com,2023-01-18 12:12:09 2023-01-18 12:12:09 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1314805