本の場 第30回 『闘う図書館』豊田恭子さんと一緒に、日本各地の「闘う図書館」の話をする会 【後編】 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-02-27T21:02:29+09:00 Peatix 今井太郎(本棚演算) 本の場 第30回 『闘う図書館』豊田恭子さんと一緒に、日本各地の「闘う図書館」の話をする会 【後編】 tag:peatix.com,2023:event-3473550 2023-01-28T19:30:00JST 2023-01-28T19:30:00JST ★本の場月額サブスクリプションにメンバー登録★すると780円で原則毎月4回(今月は2回)ウェビナーに参加可能「本の場」2023年1月『闘う図書館』豊田恭子さんと一緒に、日本各地の「闘う図書館」の話をする会 【後編】熊本県荒尾市、宮崎県都城市「本の場」ウェビナーの新年の始まりは、2022年10月に刊行され図書館界で大きな話題となっている『闘う図書館』の著者・豊田恭子さんをお招きし、二夜にわたってお話を伺います。1月14日に開催した【前編】では、最初に豊田さんから「闘う図書館の実現に向けて」と題して導入のお話をいただきました。ご自身と日本の公共図書館との20年以上にわたる関わりを振り返ると、2000年代は菅谷明子さんの雑誌連載「進化するニューヨーク公共図書館」に啓発されて始まる「図書館に可能性を見る人々と「変わらなければ」と思っていた図書館人たちとの出会い」として、2010年代は画期的な光交付金に始まる「優れた事例が産まれながらも、「点」が「線」に繋がっていかないもどかしさ、そして2020の挫折」として総括できるそうです。そして、その挫折を打開するためにアメリカの図書館事情を勉強し始め、日本との違いとして、「点を線としてつなげ、面を作っていく動きの違い」や「サービスの実現だけでなく、政策の実現をめざす動き」を強く感じられたそうです。『闘う図書館』を上梓された今、豊田さんは、「精神論はもう止めたい」「成功事例を資金調達方法を含めて共有したい」「図書館員たちがスキルを活かせるマーケットを自分たちで作っていくという考え方が必要」(by 清田陽司氏)「解決策が分からないからといって、望むことを止めたくない」といったことを強く思いながら、これからの日本の図書館のことを多くの人と議論していきたいとのことでした。導入のお話のあとは、ゲストの宮崎県椎葉村図書館・小宮山剛さんや愛知県田原市図書館・辻一生さん、元田原市図書館長の豊田高広さんといった方々と一緒に、これからの具体的なアクションに繋がりそうな事例や課題や情勢分析について、やりとりを重ねていきました。【後編】では、熊本県荒尾市と宮崎県都城市からゲストをお迎えしながら、さらに議論を広げ深めていく予定です。【前編】で出たいくつかの話題、公共図書館における指定管理者制度のあり方、図書館側からの自治体や社会に対するアピール、行政や政治の図書館像を変えること、司書という専門職のあり方、新しいことへの挑戦と予算獲得、図書館と出版界や著者との関係性、そんな話をみなさんと豊田さんと一緒に掘り下げていきたいと考えています。■メインスピーカー 『闘う図書館』著者・豊田恭子さん※見逃し配信がございます。