渋谷ジェンダー映画祭最終日「沈没家族」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-03-07T16:43:30+09:00 Peatix 渋谷ジェンダー映画祭 渋谷ジェンダー映画祭最終日「沈没家族」 tag:peatix.com,2023:event-3452288 2023-02-05T13:30:00JST 2023-02-05T13:30:00JST 渋谷ジェンダー映画祭 最終日上映映画「沈没家族」(2018年)監督:加納土 90年代半ば。様々な若者がひとつの“家”に寄り合い子育てに奮闘した実践的共同保育「沈没家族」母はどうしてたったひとりでこの“家族”を始めたんだろう? 20年の時を経て、おぼろげだった僕の“家族のカタチ”が見え始めた    時はバブル経済崩壊後の1995年。地下鉄サリン事件や阪神淡路大震災が起き、世相がドンドンと暗くなる中、東京は東中野の街の片隅で、とある試みが始まりました。シングルマザーの加納穂子が始めた共同保育「沈没家族」です。ここに集まった保育人たちが一緒に子どもたちの面倒を見ながら共同生活をしていました。そこで育ったボク(監督:加納土)が「ウチってちょっとヘンじゃないかな?」とようやく気づいたのは9歳の頃。やがて大学生になってあらためて思ったのです。ボクが育った「沈没家族」とは何だったのか、“家族”とは何なのかと。当時の保育人たちや一緒に生活した人たちを辿りつつ、母の想い、そして不在だった父の姿を追いかけて、“家族のカタチ”を見つめなおしてゆきます。■開催日 2023年2月5日(日)■会 場渋谷男女平等・ダイバーシティセンター 〈アイリス〉東京都渋谷区桜丘町23−21 渋谷区文化総合センター大和田8F■入 場無料(限定40名様)※1月5日から先行して渋谷区民を対象にチケットの申し込みを開始します(1月7日締切)※1月7日より一般の方のチケット申し込みを開始いたします■タイムテーブル13:30~ 開場14:00~15:30 「沈没家族」上映15:30~15:40 休憩15:40~16:40 トークセッション 16:40~17:00 クロージング■トークセッションテーマ「家族のカタチ」■この映画を選んだ想いアイリスでは毎月読書会を開催しているのですが、昨年 11月と12月に『母親になって後悔してる』(著:オルナ・ドーナト)という本を取り上げました。そこでこんな話題が提供されました。「私たちは新自由主義の社会を生きているけれど、それは自由に生きていいということではなく、自由に競争していいという社会です。つまり勝ち残らなければいけない。だから、母親は完璧に家事をこなし、仕事もバリバリし、きれいにおしゃれをし、パーフェクトな母親になることが期待される。さらに競争社会に勝ち残る子どもを育てなければいけない。そんなの、辛いですよね。」その場に参加していた誰もが、私には無理だという顔をしていたのが印象的な瞬間でした。 そんな気の抜けない子育てと対極にあるのが、この映画『沈没家族』の共同保育かもしれません。近年、血縁関係に縛られない家族のカタチを模索する人や、拡張家族での子育てを考える人が増えてきていますが、90年代実際に、家族のような、でも縛られないゆ るやかな結びつきで生活を共にしながら子育てをした人たちがいます。その中で育ったのが、この映画の監督、加納土さんです。「地域の子育て」という言葉が使われるようになって久しいですが、実際にはなかなか人の手を借りるのは難しい、どんな風に人に頼ったらいいのかわからないという人も少なくありません。アフタートークでは、加納土監督と恵比寿じもと食堂主宰の末岡真理子さんをお招きし、家族のカタチや共に暮らすことについて考えます。■登壇者 加納土(監督) 1994年生まれ。武蔵大学社会学部メディア社会学科の卒業制作として自らの生い立ちを振り返ったドキュメンタリー映画『沈没家族』を制作する。2019年、再編集した『沈没家族』が全国の劇場で公開される。2020年には筑摩書房より書籍『沈没家族 子育て、無限大。』を刊行。末岡真理子(恵比寿じもと食堂 代表) 恵比寿じもと食堂代表。2児の母。 2016年2月からご近所おやこ食堂「恵比寿じもと食堂」を主宰。現在までにのべ6000人以上の親子や地域の人たちと手作りの食事の時間を共有。 認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえのプロジェクトリーダーとして全国7331箇所に拡がるこども食堂の調査研究にも携わる。 アーヤ・藍(ファシリテーター) 慶應義塾大学卒。在学中に訪れたシリアが帰国直後に内戦状態になったことをきっかけに、社会問題をテーマにした映画の配給宣伝を行うユナイテッドピープル株式会社に入社。同社取締役副社長も務める。2018年より独立し、映画イベントの企画運営や記事執筆、教材づくり等に携わる。2020年より大丸有SDGs映画祭のアンバサダーも務める。■注意事項会場へお越しいただく皆様におかれましては、以下の通り感染拡大防止策へのご理解とご協力を頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。• 発熱症状や咳など体調がすぐれない方のご来場はお控え願います。• 会場入口に検温器を設置いたしますので検温にご協力ください。• 感染防止の為、マスクのご着用・ご準備を必ずお願いいたします。• 手洗い、うがいの励行をお願いいたします。• 会場入場口に消毒用アルコールの設置をいたします。十分な感染対策にご協力ください。• 会場にて万が一体調が悪くなった場合は、速やかにお近くのスタッフにお声がけください。「渋谷ジェンダー映画祭」とは近年、ミニシアターの閉館が相次ぐ中、上質なドキュメンタリー映画や大型の映画館では上映されないような社会性の高い映画などを観る機会が少なくなってきています。しかしそうした映画はジェンダー問題や人権問題、社会課題を知るきっかけ、考えを深める助けとなります。 渋谷区は2022年度、新たに第2次男女平等・多様性社会推進行動計画を策定し、性のありようによって誰も社会的に排除されない、ジェンダー平等な地域社会の実現をさらに推し進めています。それは一体どんな社会なのか、その実現に向かうまでにどんな課題があり、どんな問題を解決しなければいけないのか、映画を楽しみながら、区民の方々と問いを立て、共に考えていけたらと思い企画しました。「対話のある映画祭」とは『対話を通じて”知らない“を自分事に変えていく』  ジェンダーに起因する様々な問題は、日本ではまだまだ語られる機会が少なく、自身が当事者になって初めて問題に気が付くということも少なくありません。”知らない”から一歩踏み出し、誰かの問題を知り、関心を持っていくプロセスの中で、他人事の問題を自分事に落とし込んでいくことができます。渋谷ジェンダー映画祭では、映画を観終わった後、対話の場を設け、参加者同士が対話をし考えを深めることで、  その後のアクションに繋げていく導線を仕掛けていきます。 また対話が深まるよう、最新のテクノロジーやインタラクションツールなどを用い、その場に集う人と人とのつながりを楽しんでもらう仕組みを作っていきます。■個人情報の取り扱いについて1. 個人情報は、当イベントの事業活動に必要な範囲に限定して、適切に取得、利用、提供いたします。当イベントでは、あらかじめご本人の同意を得ることなく利用目的の達成に必要な範囲を超えた個人情報の取り扱いを行わないことを原則とし、そのための措置を講じます。2. 個人情報保護に関する法令、国が定める指針およびその他の規範を順守します。3. 保有する個人情報の漏えい、滅失またはき損を防止するため合理的な対策を講じるとともに、必要な是正措置を講じます。4. 個人情報の取り扱いおよび個人情報保護に関する取り組みに関する苦情および相談窓口を設置し、対応いたします。5. 個人情報保護法に則った取り組みは、継続的に見直し、改善していきます。6. お問い合わせ窓口本イベントに関するお問い合わせは,下記の窓口までお願いいたします。渋谷男女平等・ダイバーシティーセンター〈アイリス〉東京都渋谷区桜丘町23−21 渋谷区文化総合センター大和田8F☎03-3464-3395主催:渋谷区渋谷男女平等・ダイバーシティーセンター〈アイリス〉アイリス ホームページFacebookTwitter