【リアル/オンライン】慶應義塾・共知塾(第八回) 井原 渉氏(澪標アナリティクス)/ 三浦 亜美氏(ima) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-02-18T19:02:01+09:00 Peatix 栗原(慶應義塾) 【リアル/オンライン】慶應義塾・共知塾(第八回) 井原 渉氏(澪標アナリティクス)/ 三浦 亜美氏(ima) tag:peatix.com,2023:event-3450792 2023-01-19T16:00:00JST 2023-01-19T16:00:00JST 2021年4月に設立されました慶應義塾大学・共生知能創発社会研究センターにて,共知塾という勉強会(セミナー)を立ち上げました.  ※「keio hass」で検索して下さい2023/1/19(木)に第8回共知塾を開催いたします(16時-18時)※最長19時まで皆さまのご参加を心よりお待ちしております。前半:井原 渉氏(澪標アナリティクス株式会社・代表取締役)「人工知能を活用した事業改善とその工夫」人工知能がブームとなり、数年が経過し、「人工知能で何ができるか分からないが、試してみる」という時代から「人工知能を含むシステムを構築し、事業課題を解決する」という時代に変化してきました。その時代の変化の中で、人工知能を使って実際の事業を改善した事例とどんな工夫をしたかをお話しします。特に、実際に事業に反映させるため、事業部門に分かりやすい制度評価についての工夫やプロジェクト管理についてお話しします。後半:三浦 亜美氏(株式会社ima・代表取締役CEO)「あいま力〜AI技術を伝統産業に実装するには」チューリングが人工知能の概念を提唱したのが1950年。それから70年以上の時が流れ、多くの分野においてAIは実装されていますが、失敗に終わるケースも数え切れません。特に伝統産業など既存の方法論が確立されている分野では、過去の成功体験から新技術への懐疑が発生しやすく、技術の実装には困難を伴います。そういったプロジェクトを成功に導くには技術力だけではなく、ステイクホルダー全員の”正義”を包括したより魅力的なストーリーを提示しその新世界に皆を熱狂させる力(あいま力)が必要になります。 本講義では、「日本酒」や「シラウオ漁業」におけるAI実装という事例と共に、「あいま力」の発揮の仕方について概説します。以上の話題提供を企画しております。多くの方々のご参加をお待ちしております.<講演者略歴>【井原 渉氏】大学在学中に外資系経営コンサルティング会社(日本法人)設立。史上最年少(当時)でプライバシーマーク審査員補資格取得。老舗中堅ゲーム会社にて分析部門の立上げにリーダーとして参画し、離脱防止、課金促進、広告効果測定などのデータマイニング、分析体制構築を担当。同時に大学の研究センターにおいてアクセスログに関するデータマイニングを研究。その後、東証1部上場企業にてシニアコンサルタントとして通信事業会社のゲームプラットフォーム等のデータ分析・KPI設定・分析用IT基盤構築のコンサルティング部門を立上げ、主にコンサルティングや教育研修に従事。現在、自動車や広告業、ゲーム、動画などの分析コンサルティング業務に従事。【三浦 亜美氏】 愛知県名古屋市出身。声楽専攻からバックパッカーを経て、複数の会社を経営。その後、ベンチャーキャピタルに籍を置き、新しい価値を生む企業への投資とサポートを行う。伝統産業とビジネス、工学を融合した”文化工学”を提唱し、株式会社ima(あいま)を2013年に立ち上げ、様々な伝統産業の継承をサポートすべく事業を行う。また”起藝家”として、自身の経験から感じた社会への疑問をアートで表現し、起業家としてビジネスを通じ課題解決を行う。詳細は、共知塾ホームページをご参照ください。ーーーー<共知塾概要>  超少子高齢化に伴う労働力の補填や,介護対策,地域活性化,そし て,After/With Covid-19社会への適応という要求も追加されての社会のD X化が求められる現在,巨大化及び複雑化が加速しているサイバー 空間を起因とする混乱は, 人類にとってもはやサイバー空間に留まらず,実生活全般への脅威 となっています.そして,本来有用な道具であるはずのITに人が 翻弄される状況が加速的に進行しており, 人間社会崩壊となりかねない状態にあり,現時点でのAI技術もこ の流れを加速させる要因となってしまっています.  このような状況において,膨大な実空間の情報をサイバー空間に取 り込み,AIによる統合的な処理を行い高い効率性や生産性の実現 による超スマート社会の実現を目指すSociety 5.0は,日本が進むべき正しい方向ではあるものの,社会(So ciety)は一人一人の社会活動から創発される実体のない概念 に過ぎず,社会への過度な注目は肝心の個々人を覆い隠してしまう 懸念も併せ持っています.注目すべきは社会(Society) ではなく,社会を構成する一人一人個性の異なる人間でなければな りません.  この混乱した状況を元に戻すことは不可能であるものの,新たな調 和へアップグレードすることはできると思います.その鍵となるの が,「人」と「人から信頼された次世代AI」との共生社会の実現 です.そして,人と次世代AIとの共生が成熟した,実社会とサイ バー空間が融合した社会の実現を目指すことを目的として, 共生知能創発社会研究センターを設立することとしました.  「共知塾」は,共生知能創発社会研究センターに設置された勉強会 であり,多様な産学官分野に所属する会員で構成され,人とAIが 共生する社会の実現に向けた学際的な議論を行うことが目的です.「お互いを知る場」であり,「偶発的発見の場」であり,「現場を知る場」であり,これらを通した「イノベーションを起こす場」が共知塾です.※都度参加も可能ですが,以下,会員制度もあります.会員種別法人会員 法人および団体(営利機関)法人会員 法人および団体(非営利機関)個人会員 一般個人個人会員 研究者等入塾を希望・検討される組織・個人の方は是非 hass-info-group@keio.jp までご連絡ください.