2/24 ロマンティック数学ゼミ フェルマーの最終定理の風景~360年間、未解決問題がもたらした多くのドラマを辿る~ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:32:45+09:00 Peatix ロマンティック数学ナイト 2/24 ロマンティック数学ゼミ フェルマーの最終定理の風景~360年間、未解決問題がもたらした多くのドラマを辿る~ tag:peatix.com,2018:event-344436 2018-02-24T18:30:00JST 2018-02-24T18:30:00JST ロマンティック数学ゼミの詳細については下記ページをご覧ください。ロマンティック数学ゼミとは>>講師:加藤 文元(かとう ふみはる)1968年仙台市生まれ。1997年、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。九州大学大学院数理学研究科助手、京都大学大学院理学研究科准教授、熊本大学大学院自然科学研究科教授を経て、現在、東京工業大学理学院数学系教授。その間、マックス・プランク研究所(独)研究員、レンヌ大学(仏)やパリ第6大学(仏)客員教授なども歴任。著書に『数学する精神』『物語 数学の歴史』『ガロア』(以上、中公新書)『数学の想像力』(筑摩書房)など、訳書に『ファン・デル・ヴェルデン 古代文明の数学』(共訳、日本評論社)がある。∞開催日程概要2018年2月24日(土) 第0回(ガイダンス回)開催2018年4月講座開講※2月24日の第0回は4月開講の連続講座のガイダンス回となります。本講座の料金、回数、日程に関してはページ下部の開催日時・費用をご参照ください。∞「余白にかけない」から始まった苦節360年∞「私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。」17世紀、フェルマーの書いた一言によって多くのドラマが生み出されました。フェルマーが証明できた問題なのだから・・・と言って歴史上多くの数学者たちによってアタックされ、様々なドラマを生み出してきましたが、一向に証明されませんでした。19世紀には、この問題を巡って、フランス数学会で大きなスキャンダルまで起こりましたが、その騒ぎの傍らで「代数的整数論」という新しい数学の分野が創始されるきっかけとなりました。その終止符を打ったのには実に1994年、アンドリュー・ワイルズによってでした。それは楕円曲線や保型形式といった、問題の外観からは予想もできない高度な数学を必要とするものです。アンドリュー・ワイルズ  ”出典”∞フェルマーの最終定理から見える風景∞「中学生でも理解できる、でも解けない。」まるでそこには永遠のロマンが詰まっているようにも思えます。テレビなどで「フェルマーの最終定理」にまつわるエピソードが話題になり、多くの人を魅了しました。しかし、番組の特集では数学の深いところまで学ぶわけではありません。かといって大人の我々では専門書は読む時間はなかなか取れるわけではありません。だからこそ、最短でその先の風景を味わえる、「死ぬまでに一度は理解したかった。」そんなゼミです。フェルマーの最終定理にまつわる数学には技術的に非常に精密で難しい概念が数多くあります。そして、美しい定理や有名な問題の解決などを理解するには、そのような「精密で難しい」概念を、一つ一つ理解しておかなければならないのは事実です。しかし、なにも知らないままに、これらの難しい概念にアタックするのは無謀なことでしょう。数学の理解の仕方は、いろいろあります。そして、いろんな理解の手段を持っておくほうが、数学を理解する上では有利です。ゼミではどこまでも詳しくお話しすることはできません。ですが、大まかな概要を理解しつつ、ある程度の精密な内容を体得することはできるでしょう。最終回では、フェルマーの最終定理の証明を通して、その周辺の整数論の最近の発展につながる話も触れたいと思います。<フェルマーの最終定理>∞ゼミ概要∞まずは、「フェルマーの最終定理」を巡る基本的な数学の概念を、それらが登場するに至った歴史を背景として学んでいきます。例えば、フェルマーの最終定理は、どうして難しいのか?それを部分的に解こうとすると、どのようなことが必要になるのか?そして、そのワイルスによる証明を理解するには、どのような数学が必要となるのか?といった基本的な問いから、一歩一歩ゆっくりと進んで行きたいと思います。フェルマーの最終定理を巡る風景を、歴史や数学の両面から、できるだけ手を動かして「ゼロから」入門するというスタイルの方式をとることで、概観のみならず、ある程度の技術的部分についても確かな理解を得ること。これがこのゼミの目指すことです。講義だけでなく、皆で手を動かして考える時間も取っていきます。(毎回宿題も出しますのでぜひ挑戦したい方は挑戦をしてみてください。)∞開催日時第0回 2月24日(土)18時30分~20時00分(ガイダンス回・無料)第1回 4月21日(土)18時30分~21時30分 「フェルマーの最終定理を巡る物語を体感する」第2回 5月19日(土)18時30分~21時30分 「フェルマーの最終定理をいくつか解いてみよう第3回 6月16日(土)18時30分~21時30分 「楕円曲線にゼロから入門する」第4回 7月21日(土)18時30分~21時30分 「楕円曲線の有理点を計算した先に見えるもの」第5回 10月20日(土)18時30分~21時30分 「保型形式にゼロから入門する」第6回 11月17日(土)18時30分~21時30分 「フェルマー、ワイルズ、そして未来へ」※予備回 12月15日(土)18時30分~21時30分※タイトルはあくまで予定のものであり、受講生の理解度やご要望によって変更の可能性がありますのでご注意ください。※継続講座となりますが、1回1回が完結型となっておりますので、 途中だけの参加、欠席の回があっても問題ありません。※第0回に参加しなくても第1回目以降は申し込むことは可能です。※急遽担当講師が出張など予定が入る場合があり、予備回を設定しています。もし欠席回になる場合は出来るだけ早め(1か月前)にはご連絡いたします。∞費用第0回 無料全回(1~6回)参加 78,000円※お申し込みの方に振込先の口座をご連絡いたします。※最小履行人数は6名となります。最小履行人数に満たない場合、非開催となります。1週間前に確定となります。∞推奨参加条件高校数学(数学ⅠA程度)の知識を持っていることを推奨とする。∞こんな人におすすめ・大学数学科、大学院生で「フェルマーの最終定理」に興味を持った方・高校生以下で数学の新しい可能性について知りたい方・フェルマーの最終定理の番組のテレビ番組を見て興味を持ったけど専門書が理解できない方・文元先生の熱い講義を聴きたい方・数学の難問を巡るドラマを体感したい方・数学を趣味で行っている方・新しい世界を見たいという知的好奇心旺盛の方・IUT(宇宙際タイヒミュラー)理論をいつか理解したいと思っている方∞開催場所WakaLabo新宿アクセス>>https://wakara.co.jp/access#shinjuku∞U22奨学制度のお知らせ∞応募いただいた方の中から選考させていただき講座全回に無料で参加できるチケットをプレゼントします。応募締め切り:第一回開始日の2週間前まで応募方法:年齢22歳未満の方を対象として、「本ゼミに参加したい理由」を400字以上で下記アドレス宛にテキストファイルを添付してお送りください。mail:romanticmathnight@wakara.co.jp∞よくあるご質問∞下記のロマンティック数学ゼミHPのページ下部のQAをご確認ください。ロマンティック数学ゼミHP>>∞企画運営∞和から株式会社渋谷(本社)・新橋・大阪にて社会人向けの数学個別指導教室「大人のための数学教室 和(なごみ)」や「大人のための統計教室和」を運営。数学が苦手な大人から 数学の業務・研究応用を 目的としているマーケター、経営者、大学教授まで月間400名(2016年3月現在)を超える社会人に対して必要な数学や統計学の授業を日々提供している。企業におけるデータセンス研修やデータ分析研修も実施。和から株式会社HPはこちら>>